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代表質問終了

2日間にわたる各会派の代表質問が終わりました。
昨日は、公明党の池田議員と共産党の小野寺議員が登壇しました。それぞれとも冒頭は、市長の政治姿勢や経済・雇用対策について取り上げていました。
公明党は、話題の「定額給付金」について支給時期、支給効果、プレミアムの取組みなどについて市の考えを質しました。
また、共産党は年間15億円の港への繰入金、中央インターを見直し福祉の充実を図るべきとの迫りました。
2日間にわたる代表質問…私も勉強になりました。
一般質問か代表質問なのか、随分区別のつかないものもありましたが、今回、特に代表質問らしかったのは、会派「せいしん」の市営バス委譲に対する質問でありました。
一年先延ばしとなった市バス委譲問題であります。「せいしん」は昨年まで、労使合意を得るとこを大前提にしておりましたが、これ以上の先延ばしはならないとして、委譲推進の姿勢を明らかにして、理事者の考えを質したのです。
一年遅かったという意見もあると思いますが、民間委譲に向けての推進力が強まったのではないかと思います。

来週の火曜日からは7日間にわたり、予算委員会が開催されます。この週末は、しっかり準備作業に汗したいと思っています。

二兎追うもの

岩倉市長の来年度に向けた施政方針に対する各派の代表質問が始まりました。
昨日は、「緑風」「せいしん」「民主党市民連合」の3会派が登壇しました。
その内容は、政治姿勢、行財政改革、景気雇用対策、福祉、教育など多岐にわたります。
特に来年度予算の中で、経済対策や雇用対策について更なる施策や工夫が足りたいとの強い指摘が出されていました。
これまでも書き込んでいるように経済対策と財政再建の両睨みで編成している来年度予算であります。相対する問題の解決を両立させようとするとする難しさがそこにはあり、「二兎を追うものは一兎も得ず」という結果になりはしないかと懸念している一人でもあります。
議会側は質問する立場でありますが、この「両睨み予算」に対するそれぞれの立ち位置をもう少しハッキリさせるべきではないかと感じます。
経済対策優先ならば財政再建をこの一年は先延ばしにするという前提にするか、苦しいけれども身の丈に合った台所にある為に財政再建を最優先にするかということです。
新たな経済対策を求め、財政再建の安全宣言を求める…求められる側の難しさというのを感じる代表質問でありました。

ある思い出

昨夜、市内で開催された「鈴木宗男新春の集い」に参加しました。民主党苫小牧支部に頂戴したご案内により、何名かの議員と役員が参加したものです。
次期の衆議員選挙に向けて、特に道北・道東の選挙区で民主党と新党大地との連携が注目されており、そのこともあって初めて参加をいたしました。

鈴木宗男さんには2つの思い出があります。一つ目は民主党が出来たばかりの平成9年に鳩山さんの国会事務所勤務をしていたころの話です。当時、自民党代議士であり北海道開発庁長官であった鈴木さんは、「飛ぶ鳥落とす」勢いであり、公共事業の見直しを唱える鳩山に対し、厳しいバッシングを展開していました。
当時、これに対抗する気持ちもあったのか、米海軍と自衛隊との合同訓練の際に矢臼別の自衛隊基地で、鈴木さん主催の歓迎レセプションが開催されたことを知りました。「一政治家主催のセレプションが何故自衛隊基地で開催できるのか?」…疑問を持った私は、何度も防衛庁に見解を求めました。
数日後、SPを引き連れた鈴木さんが、私が留守をしていた時に事務所に「松井って奴はどいつだ、別に悪いことはしてないのだから、コソコソ調べるのは止めれ」といって抗議に来られたのです。
余りしつこく問合せたものですから、防衛庁側から鈴木さんに連絡が入ったのでしょう。
その後も、今の旭川市長が参議院選挙に出馬した際に遊説隊長として、汚職事件で逮捕され、ガンの手術をした直後の鈴木さんも新党を立ち上げ戦っている姿を反対側から見ていました。
様々な鈴木さんに対する感情を持っていましたので、その場に出席している自分が、ちょっと不思議でもありました。
しかし、ある民主党関係者がこう言いました「政治家として、我々も見習うところがある」…その通りでもあります。

質問通告

20日に開会した第9回定例議会ですが、明日までの3日間は休会となっています。
この間に先週金曜日の開会日に行なわれた21年度の市長の施政方針と教育長の教育方針に対する各会派の代表質問の通告と担当課の聞き取りが行なわれます。
更には、来週火曜日から始まる予算委員会に備えた各議員の活動も相まって、議会フロアーは連日賑やかになっています。

以前、知り合いの方から「どんな質問をするか知らせずに質問した方が良いのではないか?」というご意見をいただいたことがあります。確かに、議会や委員会で答弁者側の緊張感は半端でなく高まると思います。しかし、議会が求めるところは突然の質問をして答弁者を困らせるのでは無く、事前に質問の求めるところを吟味していただき、内部調整した上で物事を前に進めてもらうことであります。
その昔、道議会の答弁調整によって議会が空転したことが批判の的となりました。その際は、答弁の一字一句まですり合わせて、議会側が納得しなければ、議会が空転するというものでした。これを指して元鳥取県知事の片山さんは、学芸会だと揶揄しておりましたが、私たちが行っている質問通告は決してこの類のようなものでありません。
「議会の議論を深めるために事前通告は必要な作業だと思っています」…と申し上げました。

映画

今朝、朝帰りで(家族公認…遊びではありません)6時半頃にバイパスを通った際に道路に設置している気温計がマイナス16℃でした。ビックリしながら、車を進めると我家に近いところにある気温計ではマイナス7℃…最初の気温計は壊れていたのでしょうね。
ちょっぴり、焦りましたがそれにしても寒い朝です。

昨日は、役所で予算委員会に向けての準備をしていました。質問項目、質問内容がいまいち上手く纏まりません。産みの苦しみです

久々に日本人にとって明るいニュースです。日本の「おくりびと」がアカデミー賞をとりました。
映画のことはよく分りませんが、日本映画史上初というのですから快挙ですねぇ。
ちょくちょく、最近の邦画は観たいとは思うのが多いのですが、映画館まで足を運ぶまでいきませんでした。今回は、行ってみようと思っています。

アカデミーまでは行きませんが、旧穂別町の高齢者の皆さんが製作した映画がマスコミで話題になっています。プロテュース、監督、カメラ、メイク、衣装など映画制作にかかわる全てのことを地元の高齢者だけでやった映画です。秘書で穂別を担当している際に知りあった方が何人も映画づくりに係わっているようで、その様子を懐かしく拝見していました。
超高齢社会…大切なヒントが沢山詰まった映画です。

先週末

それにしてもよく降りました
除雪で、体が痛んでいる方も多いのではないでしょうか?
週末は予算委員会の向けての資料の読み込み、除雪などをして過ごしました。
日曜日には、毎月おじゃましている行事があったのですが、雪の為に中止になりました。この降雪のせいで予定がくるった方もいらっしゃると思います。

日曜の昼過ぎに市の道路維持課から携帯電話に連絡が入りました。
・土曜日の午前0時から日曜日の午前3時まで30時間にわたり除雪車が出動した。
・今日の午前(日曜日)も降っているが、これ以上の連続作業は危険である為、月曜日の朝から再開する。
・市職員のパトロールも2日連続の徹夜なので休ませた。
・従って、矢代の道路事務所は閉鎖しているが、市民からの問合せは本庁で対応している。
・市民からの問合せがあったら、理解を求めてほしい。
…との内容でした。

改めて、除雪作業にあたられている全ての皆さんに感謝とお礼を申し上げます。

この連絡を受けた後に、知り合いから除雪に対する苦情が1件は入りました。上記の説明を申し上げたところ、理解を示してくださいました。
今回の降雪によって、多くの市民にお仕事や生活にご迷惑をお掛けしたことと思います。私の立場からもご容赦下さいますようお願い申し上げます。

第9回定例議会開会

全道的な荒れ模様の天気で積もった雪の除雪を終わらせ、いまブログを書き込んでいます。昨日、除雪費の補正予算が通ったばかりでまたの降雪…トホホです。
以前にも書き込んでいますが、苫小牧の場合1回除雪に出動すると約3,000万円の経費がかかります。今回の降雪は昨日から、足掛け3日間降るという予報ですので、除雪出動のタイミングも難しいのではないでしょうか。多分、市の担当部局には相当数の市民からの苦情が入つているものと想像しますが、一方ではこのような事情もあるということを是非ご理解いただきたいと存じます。
我家の除雪。今回の雪かきあと何回やればおさまるのでしょうかねぇ

昨日、定例議会が開催され21年度の施設方針が示されると共に20年度補正予算が審議されました。
まず、施政方針でありますが財政再建と経済対策という、ある意味相反する旗を掲げながらの予算編成でありましたので、相当な苦労でつくりあげた施政方針であることが伺えます。
しかし、この論評で終わってしまっては議員としての仕事放棄みたいなものなので、あえて辛口な感想を述べさせていただきます。
・雇用対策については、目新しいものは無く以前あった新卒者に対する雇用者への補助金を復活させたのみ。
・経済対策は地元、早期、分離などの発注を書き込んでいるが、これまでと同様。更にどの様に踏み込んでいくのかが伝わらない。
・融資制度についても新たな対策が示されていない、国のセーフティー保証制度が、実際に融資に結びつけられるよう市としての調査や対策が必要。
・市民チャレンジテーマ第3弾である「ecoライフ大作戦」は総花的。取り組みとしての到達点を儲けるべきであった。例えばリサイクル率全道一位を市民一丸なって目指しそれに向かって施策を貼り付けるなど。
・中央インターチェンジの取組みについては、全市民が利便性などについて認めるところではあるが、インターによってどんな苫小牧になるのか…メッセージが伝わってこない。
・市バスの民間委譲、指定管理者制度についても、先送りしたことには触れられず通り一遍な表現。更に重要な指定管理問題には一切触れていない。

次に補正予算でありますが、昨日書き込んだ「生活保護費」について質問に立ちました。本人負担ゼロの医療扶助に対するチャック体制や今後の生活保護費の見込み、また当市の財政に与える影響と対策について質問しました。
医療扶助の市と道のレセプト点検、担当医の聞き取りなどのダブルチェックをしている。今後も保護費の増大は予想され、全道市長会を通じて負担割合の見直しなどを国に求めていくという答弁でありました。
再質問で、まずは国の年金制度の不備から生活保護に流れ込んでいる部分について指摘し、国に改善させることを岩倉市長が打ち出し、全道市長会をリードするべきだということをもとめさせていただきました。

扶助費と年金

第9回定例議会が開会します。
今日は新年度に向けた施政方針と教育方針が示された後に、4億4千万円の減額補正が審議されます。この補正予算の中で特に扶助費が気にかかりましたので、昨日担当課から説明を受けました。
今回の減額補正の中で、突出しているのが扶助費(生活保護費)です。その補正額は4億8千万円。補正後の総額は75億4千万円に上ります。当市における生活保護率は10年以上にわたり増加しており、過去最高を更新し続けています。
他都市との比較でいうと保護率は道内10都市中7番目で、全道市町村ではちょうど平均の24.8パミール(千世帯あたりの被保護世帯率)です。この数字だけを採ると決して高い方とは言えませんが、市財政に対する財政負担が重くのしかかっています。
来年度の扶助費の当初予算は78億円。約80億円で計算すると国が四分の三の60億円、市は四分の一の20億円が負担割合となります。
この受給の約半分は無年金の高齢者です。…ということは本来、国が責任を持たねばならい年金制度から漏れた高齢者が生活保護に流れ込み、それによって約10億円の市費がそちらに持っていかれている状態であるといえます。
国の年金制度の抜本的な改革を進めて無年金者を解消しなければ、このペースでいくと生活保護費で地方財政の破綻が起きるといっても過言ではありません。
民主党政権が誕生したら、直ちに取り組まなければならないテーマです。

一般会計に配属

昨日、議会運営委員会が開催されました。
今定例議会は、2月20日~3月16日まで開催され、新年度に向けた市長の施政方針、それに対する各会派の代表質問、20年度補正予算審議、21年度予算審議などが行なわれます。
会派の代表質問は交渉会派(2人以上)からなので私には出番がありません。5名の代表質問が行なわれますが、地域の未来に有意義な大所高所からのレベルの高い議論をしたいものです。

予算審査は希望通り、一般会計に所属することになりました。定例議会の一般質問は20分という時間制限がありますが、有難いことに委員会での質問時間の制限はありません。
従って、一人会派のハンディはまったく無く質問ができますので、しっかり取り組みたいと思っています。

今回の予算委員会から、市役所の1階ロビーと2階の情報公開コーナーのテレビで一般会計と企業・特別会計が同時に放映されることになりました。勿論、HPでも観ることはできますので、時間があるときにでも是非ご覧になってください。

夜間パトロール

昨夜、今年度の最後の町内会行事になる夜間パトロールに参加しました。町内全域を3班に別れて、軽トラに装着したスピーカーから空き巣狙いや路上駐車などに対する注意を呼びかけるのです。
幸いにして最近は、町内においての事件など起こってないようですが、互いが気をつけて住みよい地域にしていきたいものですね。

昨日は予算委員会に向けての勉強を進めました。予算委員会は議員が二手に分かれ、一般会計と企業・特別会計が同時に審議されるのですが、どちらに所属するかは今日開かれる議会運営委員会を経て決定します。
私は追っかけているテーマが集中していることから一般会計に集中し、下調べも開始していますがどうなることやらです。多分、一人会派の先輩が譲ってくれるのではないかと期待しています。

中川財務大臣が一転、昨夜辞任しました。即時辞任は当然だと感じますが、私はこういう時に、本人の気持ちになって考えてみることがあります。
今回の場合、マスコミや野党の追及、しかも与党からも責めを受け、日本中から非難を受ける身になったときに自分なら耐えられるかということです。
今回の場合、お父さんの中川一郎さんのことが思い起こされます。自ら命を絶ったお父さんの時よりもある意味、辛い状況に置かれてしまったかもしれません。
いまは、ただ体を治すことに専念されるべきだと思います。
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百薬の長

昨朝は、定例の朝街宣を実施しました。先週末に気温が上がり雪もすっかり無くなってしまいましたが、また気温が下がり真冬に逆戻り。顔面がピリピリするような寒さの中での街宣でした。
多くの皆さんが車からクラクションや手を振っての応援してくれます。有難うございます。

終日、議会に詰めていました。今週の金曜日から始まる定例議会の提出案件について、下調べの作業をしました。下調べといっても、提出される各議案について目を通し、それぞれの担当課から提出経緯や背景などをお聞きするのです。
予算関連を除く、提出議案は国の法律の改廃に伴う条例改正などの議案が多く、それ自体は特別な問題は無いのでですが、書類を見ただけでは理解しがたいものが多くあります。
当然、理解をしていない議案に議決を与えるわけにはいかないので、このような地味な勉強も議員の仕事として大切だと思って取組んでいます。
今日からは、来年度予算についての勉強に入ろうと思っています。

中川財務大臣のG7におけるゲロゲロ会見が繰り返し、TVに映し出されています。お酒の飲みすぎが原因だとかと風邪薬が原因だとか言われています。いづれにしても、この時期にこの様なことは国益にとって好まざる事態であることは間違いないようです。
私もお酒を飲むほうですが、あんな風になったことはあまり記憶にありません。勿論、あの状態になったら記憶も飛んでしまっているでしょうが…
「酒は百薬の長」と言いますが、お酒も薬も飲みすぎには注意です。

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先週末

土曜日、厚真町と苫小牧で開催された鳩山代議士の国政報告会に参加しました。
厚真町で開催した安平、厚真、むかわ町の3町の合同国政報告会には、東胆振ブロック幹事長として顔出ししてきました。秘書時代を通じて大変お世話になった人ばかりで、懐かしさが込み上げる会合でした。
両国政報告会とも大勢の支援者が駆けつけてくださり、鳩山代議士から改めて政権奪取への決意を聞きました。
特に、総選挙前と選挙中を通じて東胆振の郡部に入ることは今後できないと思われます。これまで、東胆振は大票田の苫小牧含め、残念ながら自民候補には一度も上回ったことの無い地域です。
参加者の皆さんと共に完勝を誓いました。

夜には、お世話になっている工務店さん協力会の新年会に出席。私にとってこれで予定している今年の締めくくりの新年会となりました。
建築業に携わる皆さんにとっては、厳しい今年の幕開けではありますが、それもしっかり受け止めて、前向きにやってくという話を多く聞くことができました。

日曜日、久しぶりに日中の用務が無く、まったりとした休日を過ごさせていただきました。小説を読んだり、転寝をしてしまったりして、ちょっぴり後悔の一日です。
予算関係の資料に目を通すつもりで全て持ち帰っていたのですが…
さて、今週から気合を入れなおして定例議会に向けての準備を始動させたいと思います。

定額給付金

 最近、表舞台での発言を控えていた小泉元首相が定額給付金について「三分の二条項を使ってまでも通す政策なのか?」という発言が繰り返し報道されています。口の悪い評論家は、「郵政民営化には反対だった」という麻生総理の発言でプッツン切れたなどと解説しています。今後の自民党内の成り行きについては別として、今朝は定額給付金について書き込みたいと思います。

 来週にも関連法案が山場を迎えると言われている定額給付金です。総額2兆円とされていますが、苫小牧市民への給付は26億円に上ります。これに係る事務経費は約1億円。
先般、財政部長に内訳についてお聞きしましたら郵送料や口座振替料の他に一般職員の残業料と管理職の関わった経費を国が見るのだそうです。自治体への押し付けだという批判を免れる最小限の経費は国が面倒見るようです。来週から市は「定額給付金室」を設置し準備作業に入ります。札幌市では5月末支給の方針を示しましたが、会派説明会でお聞きした際には目処を示めされませんでした。

 思い出すのは、天下の愚策と酷評された平成11年の地域振興券。共通点は数多くありますが、特筆すべきは世論調査。当時の朝日新聞の調査でも「景気対策として期待できない80%」「地域振興券に反対62%」という数字が残っています。苫小牧市は地域振興券9億3千万円、それに伴う事務費が9千3百万円(いづれも予算ベース)でありました。その効果についても事前の世論調査と同じようなものであったと記憶しています。
「同じことの繰り返し」…にならないかと懸念される方も多いのではないでしょうか。

会派説明会

昨日、会派説明会が開かれ今月20日から開会する第9回定例会の提出案件について理事者から説明がありました。
今回の定例会では今年度の補正予算と新年度予算が上程され審議されます。
新年度予算は、一般会計が前年度比4.8%減の712億円、全会計では前年度比4.3%減の1,34億円となり、景気の悪化による市税収入減を反映した予算となっています。一方では、生活保護費の増加や高齢者増による福祉に関する予算が増加。これを職員費削減などによる行革でカバーしながら、給食センターの建替え、錦岡児童センター建設、沼ノ端健康増進センター建設などの新規事業を行なうことになります。
一方、気になる景気と雇用対策ですが、 今年度の補正予算に過日成立した国の2次補正にともなう景気対策事業が10数件盛り込まれたり、来年度に行なう工事を早期に発注する債務負担行為やゼロ市債なども盛り込まれています。
近々、これらの詳しい資料が手元に届きます。しっかり、審議できるよう準備をしていきたいと思っています。

自治体法務

2日ぶりの書き込みになります。(出張先ホテルに貸し出しPC無く書き込みできませんでした。ご容赦ください。)
月曜日、朝街宣を済ませてから名古屋に向い、(社)日本経営協会が主催する「地方議員のための政策法務」というテーマの研修会に参加してきました。
講師は東京都庁で法律の専門家として奉職していた自治体法務研究所 代表 江原勲氏という方でした。
法律や条令のことは、からっきし駄目なほうで、何とか苦手分野をカバーしたいと思い参加しました。
関西方面を中心に全国から32名の市議会議員が参加していましたが、北海道からは私だけでした。

冒頭、講師から「自治体の政策法務とは、自治体の政策を望ましい制度として設計していく作業を政策法務という」~はやくも混乱… という感じでしたが、そこは元手がかかっていますので、何とか食らいついて受講してきました。
私には、少々難しい話でしたが、ホームレスの不法占拠、金銭債権(市税)の時効、法律の枠内における地方税の設定、法定外の税金の創設、訴訟への対応、など具体的な事例を上げて説明がありました。今後の質問で取り上げるべきネタや気付きがあり収穫がありました。

今後、地方自治体も議会も政策法務能力を高め、地域にマッチした独自の政策を打ち出す必要性を強く感じた講義でありました。写真は講師の江原氏です。
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「新春の集い」御礼

土曜日、松井雅宏と共に歩む会「新春の集い」が、大勢の皆さまが参加してくださり盛会に開催しました。
おかげ様で、会を重ねる度に参加者も多くなり、今回は167名がご出席くださいました。
来賓として田村龍治道議、児玉室蘭市議、そして同じ町内ということで樋口副市長にもご臨席いただき会に花を添えていただきました。
毎年恒例となったアトラクションのテーブル対抗「買い物ゲーム」。山口事務局長の軽妙な進行で、大いに盛り上がりました。
毎年、この会で暖かい皆さんからエネルギーをもらい、また一年、頑張っていこうという気持ちにさせていただいてます。
幹事の皆さま、準備から運営までご尽力いただき有難うございました。

日曜日、お世話になっている団体の新年会が白老町の温泉で開催され参加しました。前日の飲み過ぎも温泉に浸かってすっかり回復。これをもって今年の新年会も残すところあと1つとなりました。
嬉しいような…寂しいような…です 
2月は少し、胃腸を労わるよう心がけてみたいと思っています。

今日、これから朝街宣を終わられた後、出張で名古屋に向かいます。(社)日本経営協会が主催する「地方議員のための政策法務」という研修会に参加してきます。
・自治体法務・政策法務とは何か
・地方分権の時代への対応
・自治体の政策法務の位置づけ
・ローカルルールの創造と自治立権
・政策法務と条例立案
という難しそうなプログラムですが、しっかり勉強してきたいと思っています。帰りは、明日の最終便。23時頃の帰宅予定です。

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市政顧問

昨日、市役所において市政顧問である阪田雅裕氏と苫小牧消費者協会との懇談会にオブザーバーとして参加させていただきました。
市政顧問とは市政の運営に対し、法的専門知識・経験に基づく助言、指導を仰ぐことを目的として昨年の4月から設置したものです。
阪田氏は旧大蔵省に入り、若い頃に苫小牧税務署長として勤務されて、この地との縁があります。内閣法制局長を歴任し、その後、国の消費者行政推進会議のメンバーとして「消費者庁」の設置に尽力をされています。
その様な経緯から、スケートまつりの視察に伴い懇談会の開催に至り、市議会議員も案内をいただいたのです。
実際、阪田氏とお会いするのは初めてでありまして、消費者行政を勉強すると同時に阪田氏がどの様な方であるのか、どんな話をするのか興味があり参加した次第です。
話の筋や豊富な情報量で流石、元中央官庁のキャリアという印象でしたが、気さくな人柄のように見受けられました。苫小牧市のふるさと納税者第1号、そして、市政顧問としての報酬も固く断られているそうです。
苫小牧市にとって有難い、そして頼りになる味方です。
岩倉市長が国会議員当時に培った人脈のなかなぁと勝手に想像しておりました。また、この間にどの様なことを相談し、アドバイスをいただいているのか興味も持ちました。
いまは、国会のゴタゴタですっかり陰に隠れてしまっている感のある「消費者庁」の設置でありますが、大変興味深いお話を分りやすくお聞きすることができました。
その内容については、次の機会に書き込むことといたします。

市の出資金

昨日はみぞれが降ったかと思うと、今朝は雪が積もっています。
札幌では雪まつりが開幕しましたが、苫小牧も明日からからスケートまつりが開かれます。
JCに在籍した10年間は毎年、子どもたちの為…いや、上手い酒を飲む為にブースづくりをした思い出のあるお祭りです。
今年は、「しばれ焼き」を食べに行きたいと思っています。

先般、「市の出資金を見直し、財政再建の原資に充てるべき」とのご意見をいただきました。早速。現状を調べてところ、現在の市の出資金先は23社、総額5億4千万円にのぼります。この中に市の100%出資している市振興公社や25%出資している苫小牧オートリゾートが含まれています。大所としては、港開発1億3千万円、苫小牧埠頭9千7百万円、ほくでん7千2百万円などがあります。
出資金の見直しについて前市長当の公約とされていましたが、突然の辞職により頓挫しているのが現状です。
高配当をいただき財政上のメリットもあるところがあります。同時にご指摘いただいたようにどんなことも時代に合わせた見直しが必要です。
更に勉強してみたいと思います。

市政に対するご意見

先日、日頃より世話になっている方からfaxで市政に対するご意見をいただきました。
その一部を書き込みます。

(意見)
町内会館の建替え時期に合わせて、統廃合させることにより土地売却、運営費の節減ができないか。

(返答)
現在、市内には48ヶ所の総合福祉会館と5ヶ所の福祉会館があります。一番古いのは沼ノ端総合福祉会館(S41)、一番新しいのは拓勇中央福祉会館(H20)です。
20年以上経過しているのは37ヶ所、15年~20年未満が12ヶ所、1年~15年未満が2ヶ所という内訳です。
これまでに、徐々に町内会が細分化され、それに伴う会館建設の経緯からして、近くの会館の建替え時期、タイミングが上手く合うかという問題があります。しかし、大量な建替え時期が迫ってきますでので、今後の推移を注目していきたいと思います。

以上のように、faxで返答いたしました。この他にも市の出資の見直し、市の業務へのシルバー世代の活用についてご意見を頂戴しました。これは別の機会に書き込みたいと思います。
最近、この様なご意見を徐々にいただくようになりました。有難いことです。
調査をして必ず、お返事をすること。大切なことだと心がけて行きたいと思います。

新春の集い迫る

葬儀顧問を仰せつかり、お世話になった方の通夜と告別式に女房と参列させていただきました。葬儀委員長さんのご挨拶の中で、15年前からC型肝炎を発症して入退院を繰り返し、闘病生活を送られていたとのお話がありました。
闘病をされていたのは聞いておりましたが、C型肝炎を患っていたとは知りませんでした。
折りしも、肝がん検診団の代表の方から、肝炎患者支援法の制定に向けたお話をお聞きした当日の出来事です。
何かの巡り合わせと思わせていただいています。

昨夜、今週末の7日に開催する松井雅宏と共に歩む会「09新春の集い」の打合せ会議を拙宅で開催していただきました。
今のところ、昨年よりも多い158名にご参加いただける予定です。
アトラクションは、恒例となった山口事務局長が進行する買い物ゲーム。数点の日用品の総額を予想しテーブル対抗で競うというものです。これが結構盛り上がるんです。
HP上での出席締切は本日とさせていただきます。ご都合がつく方がいらっしゃいましたら、メールでお申込みください。
お待ちしておりま~す。

肝炎対策基本法

昨朝、定例の朝街宣を実施しました。気温が下がった上に風もついて、今シーズン一番の体感温度でした。
着込んでいるのは、一昨年に購入したダウンです。普段着るには少々大げさなので後悔していましたが、冬の朝街宣では重宝してます。

友人の道議会議員の紹介で、札幌からお医者さんが訪ねてこられました。肝がん検診団という組織を立ち上げられて、週末などに道内を巡回検診しているドクターです。
同時に肝炎患者支援のための肝炎対策基本法の制定を求めており、その内容についてお聞きかせいただく機会を得ました。
現在、B型、C型ウィルス肝炎の患者と感染者は350万人以上と推定されています。この感染者の殆んどは、薬害、輸血、予防接種などの医療行為によって感染しています。
昨年、薬害訴訟で政府の謝罪や和解をみたことは記憶に新しいところですが、それはほんの入り口でしかないようです。
機会があるごとに、これらの実態を説明し、地方議員にも理解と協力を求められているのだそうです。
更に、実態などを勉強してみたいと思っています。関連する情報などがあれば、どうかご教授ください。

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二月逃げ去る

2月に突入しました。商売をやっている人の口から、よく2月は厳しい月だということを聞きます。
他の月より稼げる日数が少ないのに、経費は変わらずにかかるので厳しいということのようです。
そういえば『二月は逃げて去る』という諺があります。辞書を引くと「正月が終わり、ほっと一息入れているといつの間にか2月も末になっている。」2月は日数が少なく早く過ぎるように感じられるという意味だそうです。
そんなことも心得て、今月を過ごしたいものです。

週末は、町内会の「リンクまつり」と準備と運営のお手伝いをしたました。
開催日の日曜は、最低気温が-8度まで下がり寒い中での開催でしたが、子供たちとも一緒になって競技にも参加し、楽しい一日でした。
写真は雪の中での「碁石運び」の競技です。健闘むなしく大人の部最下位でした
少し前までは、町内会ごとにリンクがあったのですが、最近ではめっきり少なくなっています。毎日のリンク清掃や水まきが大変なのです。そういった、陰の力にも感謝しながら楽しませてもらいました。
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