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第6回定例議会閉会

昨日、第6回定例議会が閉会しました。
議会改革検討委員会が開催され一年間にわたり議論してきた次期の市議会議員定数について、議長提案として2減案が示されました。これまでの各会派の提示数は10減から現状維持まで幅広いものであり、我が会派としては6減を主張しておりました。
この6月議会を山場とするとしておりましたので、議長提案というかたちもありかとは思いますが、会派としては消極的な提案数だという印象です。
9月議会に条例の変更案が整うよう、今後も調整が進んでいくことになります。

今朝は、私が所属する委員会質疑について報告いたします。

厚生常任委員会では、過去4回の陳情審査で継続となっておりました重度障がい者所有の自家用車運転にヘルパーサービスが算定できることを求める陳情を全会一致で趣旨採択といたしました。
他に所管事項の審査では「市立病院医療安全アクションプラン」や「ごみゼロ大作戦~ステージ3~」について報告されました。
私は、来年7月に予定されている家庭ごみ有料化前の駆け込み排出で、街にごみがあふれ出ないように家族で話し合いごみの排出スケジュールなどを決める「(仮)我が家の有料化前ごみゼロ大作戦」を提案しました。珍しいことに、前向きに検討したい旨の答弁がありました。

総合開発特別委員会では、米軍機訓練移転、航空機部品落下事故関連、苫東の経営状況などが所管事項として報告されました。
私は、現在国が進めている空港民営化について、来年度にも民営化の具体的な検討が予定されており、千歳空港の関係自治体としての戦略の必要性について議論いたしました。

議会報告Ⅲ

今朝は一般質問の3番目に取り上げた「指定管理者制度」の導入成果と今後の在り方について報告いたします。
平成18年に指定管理者制度が導入されて今年で8年間が経過をし、24年度では68ヶ所の公共施設において本制度が導入されています。この間、積極的に本制度の導入を求めてきた立場でありますが、初期の導入目的である利用者サービスの向上と経費縮減がどの様に図られてきているのか。また、今後に向けての制度の改善について議論いたしました。

(○は質問要旨、●は答弁要旨)

3.指定管理者制度
○市が直営時代、もしくは振興公社が管理していた時代と比較して市民サービス向上のバロメーターとも言える利用者人数の比較と経費の縮減はどの様になっているのか。
●指定管理導入からこの間において、若干の制度変更があり単純な比較とはならないが、全施設合わせて年間1億1千万円程度の経費縮減になった。また、利用者人数については新規施設の公園などの屋外施設を除き直営時代と比べ年間9万人の増加をしている。特にコミュニティーセンターや日新温水プールの増が顕著である。
○22年度から導入をしているモニタリング制度だが、評価基準について配慮不足があり殆どの施設で低評価であった。大幅な市民サービスの向上が図られ、経費の縮減も多額に上っているのにおかしくはないか。
●23年度において評価基準を見直しており、評価結果は7月に公表するが昨年よりも高評価となっている施設が増加してきている。
○この間、関係者の努力によって大幅な指定管理料の縮減が図られてきたがもう限界にきている。今後の更新時においては、市が示す基準管理費用をそのまま指定管理費とし、運営のノウハウや市民サービスの質についてのみ競争すべきではないか。
●更新時の度に基準管理費用を圧縮した場合、その後の管理運営に支障をきたす懸念はある。価格偏重とならないように選択基準や配点に今後充分注意を払ってまいりたい。
○市役所は市況に沿って毎月燃料の価格を変動させているが、指定管理者は契約時の単価で向こう4年間分が決められている。昨今の原油価格の高騰により、値上がり分を施設側がかぶっており不条理である。概算払いの清算払いにするべき。
●指定管理者の努力なしに補てんが行われるケースや指定管理者の努力で経費縮減を図った分についても清算の対象にするかなど、整理しなければならない課題もある。一つの手法として検討の余地はあるが導入には慎重な判断が必要と考えている。

議会報告Ⅱ

今朝は、一般質問の2番目に取り上げた「生活保護」についての質疑を報告いたします。
当市の生活保護費は年々増加し約88億円にも上っております。本制度は国の制度となっており、地方において制度の在り方についての議論もおのずと限界があるわけですが、これを言い訳とせずやれることをやっていくべきとの立場で、今回は2つの手当の支給運用について議論しました。

(○は質問要旨、●は答弁要旨)
2.生活保護
(1)住宅扶助について
○昨年の7月に市が生活保護者の家賃を大家さんに直接払いできる「住宅家賃代理納付取扱実施要綱」をつくっているが、本制度の周知がされていないのはどうしてか。
●家主、管理会社から相談されたら説明をしている。今年の2月宅建協会の要望に回答する際に当制度を説明した。今後、生活保護開始時の際に提出してもらう書類に本制度について記載していきたい。
○住宅扶助費の支給件数、大家さんの件数は把握しているのか。
●23年度においては月3.448件となっている。民間アパートに入っている世帯が約2.000世帯あるが、大家さんの実数は把握していない。
○代理納付実施件数は。民間と市営住宅の比較ではどの様になっているのか。
●民間は2.000世帯中6世帯で大家さんは4件。市営住宅は1.279世帯中代理納付は959世帯で実施率は75%。
○昨年、ある大家さんから1年半にわたり家賃51万6千円の滞納ケースの相談を受けた。その大家さんは数度にわたり保護課に相談をしていたが、市担当者は大家さんに連絡もせずに引っ越しを認めた。市として瑕疵があるのではないか。
●住宅扶助は保護世帯に本来の支払いに充てるよう指導している。住宅契約については保護世帯と家主との賃貸借契約となるため市が直接かかわるのは難しいが、債務の返済については指導していくこととなるものと考えている。
○市は責任が無いような答弁だが、常識的に市長はこのケースをどう感ずるか。
●(答えず)

(2)医療扶助費について
○医療扶助費は保護費全体の約半分を占める41億円が支給されている。抑制策についてどう考えているのか。
●給付適正化として、レセプト点検による請求の適正化、保護者の頻回受信や重複受診の抑制策は必要と考えている。しかし、現制度では難しく国による制度改正や運用方法の変更に頼らざるを得ない。
○ゼネリック医薬品の活用についてアプローチがなされていない。まずは、利用率や切り替えた場合の効果額など現況の把握をするべき。
●毎年、全保護世帯にゼネリックを使うよう協力のお願い文書を出している。現在のシステムでは利用率や効果額は把握できず、今年度に国がレセプト管理システムを改修するための予算を盛り込んでいると聞いており、これを活用するよう検討したい。
○国保では今年度においてゼネリックの利用率を30%にするよう協力を呼び掛けている。一方では、手つかず状態であり、この不均衡を市民にどう説明するのか。市長の見解は。
●(答えず)

一般質問報告Ⅰ

昨日、一般質問に登壇いたしました。
大きくは3つの議論を取り上げて質疑いたしましたので、3回にわたり順次質疑内容を報告いたします。

1.準防火地域指定の見直し
当市では、市街地の木造住宅密集や人が集まる商店街などでの火災の延焼を防止することを目的に昭和33年に準防火地域としております。直近では平成3年に見直しがされて1.284haが指定面積とされています。
この間、年防災上において一定の効果があったものの、現在においては殆ど準防地区であっても一般の指定外地域と変わらない環境ができつつある一方、一般住宅を建設する場合は土地活用の制限があったり、住宅コストが割高になっています。土地の活性化やコンパクトシティーの推進の為に時代に即した準防地区の縮小見直しを求める立場で議論しました。
(○は質問、●は答弁です)
○市街地の木造住宅の密集度の解消状況と近年の建造物の防火性能の向上に対する市の認識は。時代に合った見直しをすべき。
●市街地の整備状況や住宅の防火性能は向上しているが、現行の指定方針に基づき確認すると指定地区を縮小する要因は少ない。
○準防地域の網がかかると土地活用の制限があったり、住宅の建設費が割高になるとの市の認識は。
●窓を網入りガラスやアルミサッシなどの防火建材にする必要があり、ハウスメーカーに問い合わせすると平均で70万円程のコスト高になると聞いている。
○当市の準防地域指定面積は、他市と比べて2倍から3倍ある。何故、当市だけ突出しているのか。(苫小牧1.286haに対して、旭川454ha、函館710ha、釧路644ha、帯広531ha)
●各都市の市街地規模が違うことから面積では比較できないところがある。指定においては明確な基準はなく、各市における過去の大火や歴史的な背景によって指定されている。※苫小牧の大火「大正10年鯉のぼり大火」
○準防地域縮小の見直しは、総合計画で目指しているコンパクトティーの概念や市民の利益にも資するものである。先進事例としては、H16北見市は55%減、H20旭川市は70%減じている。現在の指定方針見直しに向けて全庁的な検討に入るべき。また、指定区域における民間の土地造成(1.000以上)についてはこの網を外すべき。
●提案の件も含め他市の見直しの先進事例や新たな指定基準の設定など今後の研究課題としていきたい。

本日登壇

昨日も一般質問が続行され、竹田秀泰議員、神山哲太郎議員、矢農誠議員、板谷良久議員、冨岡隆議員の5名が登壇しました。
我が会派の矢農議員は、苫小牧のまちづくの大本となる苫小牧市総合計画(2008-2017)の中間見直しの年にあたる本年の取り組みとして、市民に分かりやすくするため施策評価指標の拡大を求め、整備指標や市民アンケートによる満足度調査などにより拡大したい旨の答弁を引き出しました。
また、将来の公共施設再配置、学校公務補・事務補の休日出勤手当の見直し、学校事務補のパート化、フェイスブックを活用した行政情報の発信などを議論しました。

一般質問も残すところあと5名。しんがりを務めます私は、順調いけば本日午後休憩後の3時半頃からの登壇になると思われます。
市役所HPの議会のページから生中継でご覧いただけますので、時間があったらぜひ覗いてみてください。
今回の質問は、何時もよりいづれも時間をかけて裏付けとなる論拠も示しながら、議論に臨む準備を進めてきました。それぞれの議論の中でどれだけ前向きな答弁を引き出せるか楽しみでもあります。
http://www.city.tomakomai.hokkaido.jp/gikai-soumu/liveindex-iinkai.htm

先週末

この週末は、一般質問に使うパネルの制作や一般質問終了後に開かれる常任委員会、特別委員会の勉強をしていました。
パネルは準防火地域の見直しの議論をする際に求めるところを、分かりやすくするするために道内他市との比較や先進的に見直した市の具体例などを示すものを4枚作成しました。

日曜日、午後から中小企業家同友会の青年部「友知会」の『地域053クリーンアップ大作戦!2012』に参加しました。
今年は33名の参加者がグループに分かれて市役所駐車場発着で歩道や海岸などのゴミ拾いをしました。私はふるさと海岸をメインにした南コースに参加させていただきました。今回も自転車、テレビ、ベットマット、塗料の一斗缶などいろんなものが捨てられていました。海岸には相変わらず花火やバーベキューの残骸がありましたが、過去2回のゴミ拾いに比較してごみ量は少なくなったような印象です。
徐々にではありますが、ゼロごみの精神が浸透しつつあるのかも知れません…大変良いことです
終了後の懇親会では、美味しいジンギスカンとビールをいただきました。19時には帰宅して、もう一仕事と思っていましたが、茶の間のソファで熟睡…結局は風呂に入って寝てしまいました
相変わらず踏ん張りの効かない終末の私なのでしたぁ。。。。。
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定例議会2日目

昨日も一般質問が続行され、宇多晴美議員、小山征三議員、池田謙次議員、金澤俊議員、藤田広美議員の5名が登壇しました。
私のノートには、「災害時の避難手段として今春に移譲した市営バスの相手先と早急に協定締結へ」「公共施設においても防火対策の不備がある」「ときわ屋内スケート場建て替えを次期の実施計画へ」「市立病院、脳脊髄液減少症の紹介病院へ」「公共施設の再配置全体計画策定へ」「健康増進計画(H25~H29)を策定へ」などのメモが残されています。

私の一般質問は、来週火曜日の午後からになりそうです。この週末はその準備と合わせて、昨夜配布された厚生委員会と総合開発特別委員会の資料を読み込みながら勉強を進めたいと思っています。
日曜日に書道の色紙展の準備作業、中小企業家同友会青年部のゴミ拾いなどの行事もあるのですが、それらには出席できるかどうか微妙なところです。

定例議会開会

昨日、第6回定例議会が開会しました。
一般質問にはいる前の報告事項において、23年度補正予算の白鳥アリーナ、沼ノ端スケートセンターなどを指定管理している体育協会に対し補正した430万円の燃料費高騰等支援助成金に関して質疑いたしました。
同様の室内リンクであるときわスポーツセンターや他にも体育施設としては日新温水プール、沼ノ端スポーツセンター、総合体育館などが指定管理されている中で、何故これらの施設に対する補正がされていないのか、事業者に過重な負担をかけていないのかという観点で質問しました。
また、殆どの施設の指定管理期間が4年間であり、灯油代については契約時点の単価で4年間の管理料が定められていることから、ここ数年間の原油高騰に柔軟に対応するために、各施設の実態把握をして実費清算をするように求めました。これに対して、各施設に電話調査したところ経営に著しく影響が出ていたのは補正を組んだ施設だけだっととの答弁がありました。しかし、体協の施設だけが灯油の値上がりがしている訳はなく、どこかにしわ寄せがされているものと考えられます。
また、市と指定管理者との間で4年間の暖房料が定められていることから、指定管理者に灯油納入業者が値上げを申し入れても取り合ってもらえず窮しているという実態があることも指摘し、市としての対応を求め、そのようなことがあれば市としても話を聞くという旨の答弁を引き出しました。
他にも市有自動車事故報告や出資法人の経営状況の報告での質疑を経て、一般質問に入り我が会派の越川慶一議員と共産党の渡辺満議員の2人が登壇しました。

公人のけじめ

昨日、市議会の矢嶋副議長が任期途中で辞任しました。先日、自らがプロデューサーを務めるご当地アイドルグループの元メンバーから損害賠償を求める訴訟を起こされたことが引き金となったようです。この訴訟が明るみに出てからは、本人が議会側に対して事実無根であるということ説明されていることと訴訟の中味が「言った、言わない」の当事者同士しか事実関係は分からないものであり、道義的な責任については自らが考え判断すべきものと思っていました。数名の市民の方からもこの件でお問い合わせいただきましたが、そのように答えさせていただき、ブログにもあえてこの件の書き込みはいたしませんでした。
今回の件を通じて、私自身も公人としての重い責任というものを改めて学ばせていただきました。

今日、6月定例議会が開会します。しっかり、進んでいきたいと思っています。

会派の伝統…

昨日、書き込むのを忘れてしまいましたが、月曜日に開催された議会運営委員会で一般質問順位が決定しました。今回の一般質問には17人が通告し、抽選などの結果で私は最後の17番目に登壇いすることになりました。おそらく、一般質問の4日目となる26日の午後ぐらいから質疑に立つことなると思われます。
会派の伝統となりつつある『くじ運の悪さ』は、また今回も証明されたことになりました
しかし、これも考え方によって更に準備の時間が与えられたと思えば良いのであります。…そう受け取ることにいたします。。。。

今議会に提出された議案などの資料などの読み込みと不明な点を担当課に問い合わせする作業が昨日で一通り終了しました。明日から議会が開会しますが、最初に行われる報告事項の中で気になる点がありましたので質疑しようと思っています。

新造船「すずらん」

昨日、東港周文埠頭に入船した苫小牧と福井県敦賀を結ぶ新日本海フェリーの新造船「すずらん」の就航披露に港議会議員としてお招きいただきました。
私自身のフェリーの旅はこれまで1度だけしか経験がありません。それは、中学校3年生の時に弟たちを連れて東京の叔父さんのところまで行った片道2日間の思い出です。親父や叔父さん方が子どもたちだけで旅の経験をさせようとして夏休みに手配してくれたのだと思いますが、当然、大部屋で窮屈な上に弟が船酔いをして困った記憶だけが残っています。
見学させていただいた「すずらん」の客室は、1泊5万円もする高級な個室から、仮眠するのが目的とされているドライバーズルームまで、それぞれのニーズに対応したものがあったり、露天風呂やドックラン、試写室まで設けられていました。また、燃料の高騰に対応した省エネエンジンを採用して大幅なCO2削減をした次世代フェリーということでした。
北海道と福井を結ぶ海の航路として益々の発展をご祈念申し上げますと共に、いつかこのフェリーで2度目の海の旅をしてみたいと思うのでありました。
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先週末

この週末は、21日(木)から始まる定例議会一般質問の原稿を作成していました。今回の3つの質問テーマは、いずれも初めて取り組むテーマであり、この間時間をかけて勉強と調査してきた事を活かし思い切り議論したいと考えています。
いつも30分の質問の持ち時間ですが、今回の1回目の質問は10分少々の原稿に絞り込み、再質問と再々質問に重点を置いて議論を深めたいと考えています。
今後の準備は、1回目の質問の答弁を想定しながら再質問と再々質問を考えていくことになります。
今週もしっかり進んでまいります。

質問通告

昨日、定例議会の一般質問の通告書を提出しました。

1.準防火地域指定の見直し
2.生活保護
(1)住宅扶助
(2)医療扶助
3.指定管理者制度
(1)導入成果と今後のあり方

以上についての議論を交わしたいと考えています。他にも2項目ほど取り上げたいテーマがありましたが、あれもこれもと欲張って議論が深められなかった過去の反省も踏まえて絞り込ませていただきました。
頭の中でほぼ論点は纏まってはいますが、この土日をかけて読み上げ原稿を完成させたいと考えています。

昨夜、「緩和ケア」についての講演会に参加しました。講師は山梨県甲府市で在宅ホスピス医として活躍されている内藤いづみさんという医師でした。病院のベットで延命のためにたくさんの管につながれ激しい痛みに耐えながら亡くなる患者さんの姿に疑問を感じ、ホスピス医療を全国に広げるために奮闘されているお医者さんです。
残念ながら別な用務と重なっており講演会を中座しましたが、帰りの車のなかで一昨日のニュースになっていた日本の6歳未満では初めて脳死によって臓器を提供した男の子のご両親の心境を想像していました。人それぞれに「死」に対する考えは違うとは思いますが、何時の日か確実にくるその時をどう迎えるか…考えさせられる講演会でもありました。

明倫中生徒指導連絡協議会総会

昨日、豊川町福祉部の会議があり担当副会長として出席しました。
今年度から市の敬老会祝賀会に対する3千円の補助金が廃止され、三分の一の使途の定められない補助金として千円に減額を去れています。先般の会議では敬老会祝賀会の趣旨を残しながら、簡素化させた(仮)長寿を祝う会として企画しようとなって、その内容を議論したのです。
5年前から年間5千万円を超える敬老祝賀会補助金を見直す立場で議論してきた私に対して、これまでの経緯を知っている福祉部の皆さんは冗談を交えながら「こんなに頭を悩ませるのはあんたのせいだ」…とお叱りを受ける度に平謝りです
ちなみに昨年までの祝賀会の予算額110万円から今年度は31万円となります。特に名は体を表すと言いますので、昨年とは違う行事だと参加者に理解していただくためにも何か良いネーミングはないかと悩んで結論は出ませんでした。「長寿を祝う食事会」「お達者食事会」「シルバーランチ」など候補は上がるもののどれも決定打にかけています。何か良い名称はないものか…募集中です。

夜は、明倫中学校区生徒指導連絡協議会が開催されました。この校区連は1つの中学校、3つの小学校、それぞれの父母会、民生委員及び青少年委員と10の町内会で構成されています。地域の諸団体と学校が一体となって児童・生徒の健全育成を図ることを目的として組織されています。
今年度は私が会長をお引き受けすることになりました。校区連のふれあいコンサートや子どもを守る「SOSの家」拡大などの事業を通じ、会設立の目的に近づけていけたらと思っています。
1年間、宜しくお願い申し上げます。

創苫会第3回例会

昨日、今月21日から29日までの間に開催する第6回定例議会に提出される議案の説明会がありました。
今議会では、出資法人の経営状況などの報告が15件、被災がれき受け入れに関する陳情などが3件、一般会計の1億1.436万5千円の補正予算や市税に関する条例の変更などの議案が15件、人権擁護委員候補者の推薦の諮問が1件の合計34件の案件が提出されることになっています。
早速、今日からその中味の精査やチェック作業にかかりたいと思っています。

昨夜、事務局を務めているまちづくり勉強会グループ「創苫会」の第3回例会を第一洋食店で開催しました。今回のテーマ「苫小牧の環境行政」ということで、環境衛生部ゼロごみ推進室の西田室長と減量対策課の名越主査に講師を務めていただき、いま話題となっています災害廃棄物の受け入れ安全基準に対する考え方、来年7月に開始を予定している家庭ごみ有料化、更なる減量化を目指している事業系一般廃棄物の3項目に絞りお話をいただきました。
17名の参加者からは「がれき受け入れ安全基準と人体への影響について」「美化運動への市民参加と行政の対応」「事業系ごみ減量に取り組みに向けた事業所のインセンティブ」などについて活発な質疑が交わされました。講演後の懇親会の席では特に家庭ごみ有料化の目的や市民への負担増について市の広報や報道だけでは理解できなかったことが、今回の分かりやすい説明でクリアになったという参加者の感想の声がありました。…うれしいことです
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商工連盟定期総会

定例議会の一般質問に向けた準備を断続的に行っています。大きくは3項目にテーマを絞って質疑をしようと思っていますが、そのうちの1つは都市計画に関するもので、半年前から各方面への調査に着手し準備をしてきました。
一般質問の議論としては難しいテーマではありますが、何とか工夫をして提案を交えた分かりやすい議論を展開したいと思っています。

昨夜、同僚議員と共に相談役を仰せつかっている苫小牧商工連盟の定期総会、講演会、懇親会に出席しました。
この中で、労働基準監督署労災課長の熊谷さんの労働災害についての講話がありました。労災保険の加入要件、労働災害の摘要要件、事業主の特別加入などについて、具体例を上げながらのお話がありました。
特に中小零細企業にとっては大変厳しい経済情勢ではありますが、この様な新たな勉強の取り組みなどを通した会員間の相互扶助と労商提携によって更なるご発展をされますよう祈念いたします。

町内防災訓練

昨夜、豊川町内会防災部主催の防災訓練が開催されました。
年間3回の開催を予定している防災訓練ですが、昨夜は図上訓練として非常持ち出し品、非常備蓄品、避難経路の確認などが行われました。
避難経路の確認では、苫小牧沖で震度6の地震が発生し、大津波警報(3m以上)が発令、通行止めの個所も想定しながら、各自が避難所への経路を確認し合っていました。
昨夜の参加者は28名。町内会報で周知をしているのではありますが残念ながら少ない参加人数です。
今後、北海道が最大規模の津波発生を想定した浸水予測図ができ、それを基に苫小牧市内のハザードマップがつくられた上で、住民参加のもとにより具体的な避難経路づくりがされる予定です。
まさに、自分の身は自分が守るといった防災訓練の参加になるよう、周知と呼び掛けの工夫が大切だと感じます。
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先週末

先週末は、糸井山神社まつりの設営準備、一般質問の準備作業、7月に行うセミナー「マインドマップ」の構成作業、日新温水プールのジムで体力づくり、書道の稽古などで過ごしました。
今朝おきると少々筋肉痛&喉がいがらっぽいのが少々気になります…急な運動はもう控えねばなりません

今週は、町内会の防災訓練や福祉部会議、商工連盟の定期総会などの他に、事務局を務める創苫会の第3回例会、会長を務める明倫中校区連定期総会があります。
定例議会の方は、13日の議案説明会を皮切りに15日が一般質問通告の締めきりとなっています。
今週もしっかり進んでまいります。

質問準備

6月定例議会が21日から29日まで開催されます。
先週から、この定例議会の一般質問に向けて、テーマについての資料を集めたり担当課や業界からのヒアリングを断続的に進めてきました。
来週の金曜日が質問通告の締め切りとなっており、現在まで勉強してきているテーマが6つほどありますが、まれまでに3~4項目に絞りたいと考えています。
今回の質問順位は会派内の調整で一番最後となっている上、会派の伝統ともなりつつあるくじ運の悪さから、登壇するのは最後の方だと覚悟をしています。
一般質問でその時々のタイムリーなテーマを取り上げる場合、質問順位の早い方で議論がし尽くされてしまうケースがよくあります。当然、同じような質問を繰り返すような勿体ない時間の使い方はできませんので、誰も取り上げないだろうと思う題材をピックアップして臨む必要があります。
特に今回は、都市計画に関する提案を準備しており、しっかり議論できるよう更に論拠となる勉強を深めたいと思います。

ファミリー・サポート・センター視察

今年度から運営主体が社会福祉協議会からNPO法人に変更になったファミリーサポートセンターがある教育・福祉センターを視察してまいりました。
利用者の利便性と民間活力の活用の立場から、これまで社会福祉協議会とNPO法人が行っていた子育て事業をNPO法人に一本化し、新たな子育て支援策として病児・病後児あずかり事業にも取り組みべとの立場から議会議論をすすめてまいり、今年度から実現したものです。
新年度も2カ月が過ぎ、どんな滑り出しをしているか気になっていましたが、漸く先般状況をお聞きする機会を得ました。
対象は、0歳から小学校6年生までのお子さんで、子育ての援助を受けたい人と子育ての援助を行い人が料金を払いお子さんを預かる会員組織をつくり、会員同士で相互援助活動をおこなうものです。この会員間のコーディネイトを行うのがファミサポの役割となります。
ますまず、順調な滑り出しのようですが、本制度の周知不足による潜在ニーズはまだあるように思われます。子育て世帯の頼れるツールとして益々の充実発展ができるよう注目してまいりたいと思っています。
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省エネと街路灯

今年の夏の電力不足が心配されています。
省エネの一つの手段としてLEDの普及があるといわれていますが、消費電力が半分以下なったり寿命が3倍になるメリットがある一方、値段が3倍高いというネックがあります。
以前にも書き込みましたが街路灯などの生活道路だけで年間4.700万円の電気料がかかっています。これを全てLEDに交換すると電気料は2.700万円も減るとの試算もあります。しかし、良いものだとは分かっていても街路灯の球の交換は1回7.000円、寿命の3年に1回交換すると10年で21.000円かかります。LEDに交換すると寿命は10年と言われていますが経費的には約50.000円かかるとされています。
生活道路は基本的に町内会に設置してもらい、電気利用は市が負担することになってます。このLED街路灯を普及させる為に設置する際の市の補助金の見直しを現在しているところです。

LEDを少ない予算で沢山設置することができないかと考えていたところ、昨日、業界の方からLED街路灯に関するお話を詳しく聞く機会がありました。
詳しいことはまだ書き込む段階ではありませんが、当市でも検討するに価値のあるお話しだと感じました。更に先進事例などの勉強を進め提言に繋げていければと思っています。

消費税増税について

6月3日の北海道新聞に日本総合研究所の藻谷浩介氏の「消費税増税は是か非か」という投稿が掲載されていました。消費税増税を考えるのに分かりやすく纏まった内容だと記憶に残っていましたが、昨日おじゃましたお宅のテーブルにこの新聞記事の切り抜きが置いてあり、改めてその記事を見返しました。

・わが政府は年間40兆円弱の税収に対して90兆円以上を支出し、足りない50兆円は国債発行=借金増加で補っている。
・消費税増税で期待される10数兆円程度では焼け石に水でしかない。
・そもそも政府の税収は、過去最高のバブル景気の頃でも年間60兆円。再現できても30兆円以上たらない計算になる。
・今や合計で10兆円程度しかない国家公務員と公共投資をさらに削っても大した効果はない。
・結局、合わせて50兆を超える年金・医療関係支出と地方交付税に大なたを振るい、かつ納税者背番号制導入で税の抜け道をふさぐしかない。
・これらの調整には時間がかかる。しかし、欧州経済危機で時間がなくなってしまっている。
・そこで懸念されるのは、日本国債の格下げ。仮にイタリア並みの格付けに下がり金利が上昇すれば現在年10兆円の国債利払いが30兆円に跳ね上がる。
・税収増効果の怪しい消費税増税だが「日本は南欧諸国とは違い借金を自分でコントロールできるから、格下げは無用だ」という外国の格付け会社向けのポーズが目的である。
(この後に藻谷氏の提言に繋がっています)

いままで、頭の中でモヤモヤとしていたものが少し晴れたような気がしています。つまりは「政治生命をかけて消費税増税に取り組む」という総理の決意は抜本策を講じるまでの時間稼ぎでしかないこと。一方「消費税を上げる前にやることがある」という政治家の主張も問題を先送りする方便でしかないことが見えてくるのではないでしょうか。
書き込みをしながら少々暗い気持ちになってきましたが、この現実を受け止めねばなりません。

観光のリソース

昨日、同僚の越川議員が科学センター内にある宇宙ステーション『ミール』(http://www.city.tomakomai.hokkaido.jp/kagaku/mir-top.htm)を見学してきたと話していました。
私も10年以上前に1度だけ見学したことがありますが、そこで2つの事が頭に浮かびました。

一つ目は、先の観光協会の懇親会の席で隣になった元副市長さんと苫小牧の観光資源についてお話しした際に「いつも本州の出張に行く際は『ミール』の写真付きの名刺を持って行った」と話されていました。それは、初対面の相手の食い付きが良くて、苫小牧に興味を持ってくれるからだそうです。
地元の者として、観光のリソースとしての価値を再認識しなければと感じました。

二つ目は、先日の従兄の結婚式出席のために前泊したホテル横のサンシャイン60展望台に登った際の事です。そこでは何故か映画『宇宙兄弟』の展示イベントが開催されていていました。展望台で空が近いということで宇宙だという繋がりなのかなぁと感じましたが、大変楽しく見学させていただきました。
このことを思い出し、あのイベントなら苫小牧のミール館に相応しいイベントだなぁ…あの展示物をそっくり借りてきて、ミールの展示館でイベントをやれば市内外に発信ができたのになぁ。。。。ということです。実現できたかは別に、何故あの時にそういう発想ができなかったのか、自身の感性の鈍さに少しの間自省の念にかられました。

ちなみに苫小牧市は、現在フィルムコミッションに取り組んでいます。また、08年には子ども宇宙サミットが開催され洞爺湖サミット参加国に提言書が届けられています。
この映画は、道内各地で上映中です…苫小牧はまだ公開はされていませんが。。。。

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セミナー講師

土曜日、1年ぶりに「豊川そば会」を町内会館で開催しました。
そばを打ってくれるいるKさんが、体調を崩され中断されていましたが復活。12名の出席者が打ち立てそばの風味を充分に味わいました。
次回は、8月の新そばの時期に開催する予定です

日曜日、7月に依頼を受けたセミナーの準備をしていました。先日、中小企業家同友会の7月例会に「マインドマップ~私の活用法」のセミナーをやるようにお声をかけていただいたのです。
「マインドマップ」とは、『キーワード』と『キーイメージ』で描く思考技術と言われ、学習、読書、プレゼン、イベント企画などに幅広く活用されているものです。イギリスの教育者トニー・ブザンが発明し、世界各国に広められています。
私と「マインドマッピィング」との出会いは、日本JC時代に指導力開発の一環としてコーチングを学び、その中で活用させてもらったプログラムです。
当時の資料を探しましたが先日、古いパソコンをリサイクルに出しデータ類はほとんど残っていませんでした。こんなことなら、取っておくべきでしたぁ…トホホです
でも、折角の機会をいただいたので勉強し直し活用技術を深めたいと思っています。
久しぶりのセミナー講師が楽しみです。

中小企業振興基本条例検討懇話会

これまで、何度か議会の質問にも取り上げさせていいただいている「中小企業振興基本条例」の第4回検討懇話会が開催され傍聴させていただきました。
過去に開催された検討懇話会も傍聴をはしたかったのですが、終了後に掲載される新聞記事を見て開催されていたのを知り残念に思っていました。今回は、前回の新聞の記事に次回開催予定を書いていたので傍聴することができました。
担当課のホームページには多分「お知らせ」として掲載されているとは思うのですが、中々そこまで目が届きません。
市民参加という観点から、各種審議会の開催予定などを一目で見れるページなどがあれば良いと感じています。

今回の検討会議では、中小企業家同友会と商工会議所が検討して昨年の暮れに市に提出した条例案をたたき台として「市の責務」「市民の理解と協力」「施策の基本方針」「審議会の設置」に関する条文に対する議論がなされていました。
「市の責務」については、中小企業振興のために『肝』になる部分であり、市発注工事や指定管理の業務に関する域内循環について意見が交換されていました。

ここの理念を現実的なものにするには大変難しい問題ではありますが、私は以下のように感じました。
役人の心理は実績がある安心な業者に仕事をやってもらいたいのだと思います。それには大きく理由が二つあり、一つは何かあった場合の責任が自分たちに、もしくは自分に及ばないよう。二つ目の理由は市民の税金が無駄にならないようにという、至極当然な心理が働くものと思います。
この点を押さえた上で、ここの条文に『地元中小企業の育成の責務』という観点をどう入れ込むかということが、ポイントになるのではないかと思っています。
いままで地元発注という観点から、浄水場のろ過砂の調達や霊葬場の残骨灰の処理などを議論してきた経過から感じていることです。
今後の懇話会の議論にも注目してまいる所存です。

おいしい水道水

一昨日の水道水に関するお問い合わせをいただいた件で早速、錦多峰浄水場に行って説明を受けてきました。
水質基準や常時行っている水質検査のデータなどをもとに『同じ水を2~3度沸騰させるとヤカンの内側が白くなる』ということに関しては、カルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分が結晶として残ったもので、むしろ人体にはよいものである。また、残留塩素については各家庭に届けられる段階では、高丘より錦多峰の方が低いというデータになっていました。
一方、市水道部のHPに掲載されていた『高丘浄水場と錦多峰浄水場の水質検査数値が違いすぎる』というご指摘については、水質基準範囲はかなり許容範囲が広くなっており、昭和60年に厚生省の外郭団体である「おいしい水研究会」が全国の10万以上の都市の水道水を調査し、双方の浄水場の水質を調査した結果、道内では帯広市とともに水道水のおいしい都市ベスト30に選ばれるという評価を受けたそうです。…確かに私の記憶にもあります。
このベスト30の水質データの比較を見せていただきましたが、おいしい水に必要だとされている蒸発残留物などの数値も各都市ごとに大きな開きがあり、おいしい水と感じる水の条件についても、かなり許容範囲が広いということも理解できました。
折角の機会だということで、浄水場の施設を見学させていただきました。写真は、市内6カ所に設置し24時間「残留塩素」「濁度」「色度」を監視して水質監視システムだそうです。
今度の日曜日に「水道週間」となっており、市民を対象に水道設見学ができるそうです。私も参加する予定でしたが、一足早く見学させていただきました。ぜひこの機会にいかがですか?
http://www.city.tomakomai.hokkaido.jp/hisho/koho/kouhou/2012/may/p22.pdf
さて、この件でお問い合わせいただいた町内の方に説明をしなければなりません。

夜は、鵡川町での通夜に参列しました。帰る頃には闇夜の田んぼでカエルの大合唱…幼い頃の田舎を懐かしく思い出しておりました。
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