新潟県三条市より
今朝は新潟県三条市駅前からの書き込みです。
昨日、文教経済常任委員会(宇多春美委員長)の視察調査で三条市教育委員会で「三条市小中一貫教育及びコミュニティ・スクールについて」を勉強させていただきました。
三条市では平成20年に小中一貫教育のモデル校の指定と小中一貫モデルカリキュラム策定を開始、小中学校の相互乗り入れ授業やモデルカリキュラムの策定などの5年間の準備期間を経て平成25年に市内の全中学校(9校)、全小学校(20校)で小中一貫教育が実施されています。
昨年、ご当地で全国レベルの先進事例を学ぶとした「小中一貫教育全国サミット」も開催されています。
小中一貫教育により得られる効果は「学校のいこごちのょさ」「不登校の状況」「学力向上」「人間力向上」などがあるといわれておりますが、児童生徒・保護者・先生などに対するアンケート調査などでは、飛躍的ではないもののそれぞれの分野で着実な成果が得られている状況をお聞きすることができました。
これらの目的を達成するために、義務教育期間の9年間を前期4年間、中期3年間、後期2年間に区分してカリキュラムを組んでいるほか、小中学校教員2~3名がペアをつくって指導案を作成、小中乗り入れ授業、中学生が小学生に勉強を教えるリトルティーチャー、中学生が小学校の運動会に参加するなどの取り組みがされています。
特に先生方が9年間の学びの接続を意識した授業改善が図られて指導観が変わってきたとおっしゃっていたのが印象的でした。
質疑応答では、校舎一体型と校舎が離れている併設校があり地域間格差が出るのではないかという質問をさせていただきましたが、導入時に市費単独による先生の加配を27名(現在は10名)、児童生徒の移動用バスを27台導入するなど、大幅に教育費の予算を確保し格差の解消をしているという説明でした。
ここでも首長、教育長のやる気と決断によるところが大きいのだと感じました。
小中一貫については、苫小牧市議会でも多くの議員が導入検討を前提とした議論がされておりますが、これらの議論に活かせる視察調査ができたものと感じさせていただきました。

昨日、文教経済常任委員会(宇多春美委員長)の視察調査で三条市教育委員会で「三条市小中一貫教育及びコミュニティ・スクールについて」を勉強させていただきました。
三条市では平成20年に小中一貫教育のモデル校の指定と小中一貫モデルカリキュラム策定を開始、小中学校の相互乗り入れ授業やモデルカリキュラムの策定などの5年間の準備期間を経て平成25年に市内の全中学校(9校)、全小学校(20校)で小中一貫教育が実施されています。
昨年、ご当地で全国レベルの先進事例を学ぶとした「小中一貫教育全国サミット」も開催されています。
小中一貫教育により得られる効果は「学校のいこごちのょさ」「不登校の状況」「学力向上」「人間力向上」などがあるといわれておりますが、児童生徒・保護者・先生などに対するアンケート調査などでは、飛躍的ではないもののそれぞれの分野で着実な成果が得られている状況をお聞きすることができました。
これらの目的を達成するために、義務教育期間の9年間を前期4年間、中期3年間、後期2年間に区分してカリキュラムを組んでいるほか、小中学校教員2~3名がペアをつくって指導案を作成、小中乗り入れ授業、中学生が小学生に勉強を教えるリトルティーチャー、中学生が小学校の運動会に参加するなどの取り組みがされています。
特に先生方が9年間の学びの接続を意識した授業改善が図られて指導観が変わってきたとおっしゃっていたのが印象的でした。
質疑応答では、校舎一体型と校舎が離れている併設校があり地域間格差が出るのではないかという質問をさせていただきましたが、導入時に市費単独による先生の加配を27名(現在は10名)、児童生徒の移動用バスを27台導入するなど、大幅に教育費の予算を確保し格差の解消をしているという説明でした。
ここでも首長、教育長のやる気と決断によるところが大きいのだと感じました。
小中一貫については、苫小牧市議会でも多くの議員が導入検討を前提とした議論がされておりますが、これらの議論に活かせる視察調査ができたものと感じさせていただきました。

