昨日、道路建設㈱さんの「特別講演会」に参加いたしました。毎年、同社の社会貢献活動の一環として著名人による市民公開の講演会を開催されており、今回は外交評論家の岡本行夫氏による「米国と北朝鮮の関係と今後の展望」をテーマに90分にわたるお話を拝聴いたしました。
今後の世界情勢を予想する上でのポイントとして、ロシアのプーチン、中国の習近平、北朝鮮の金正恩の3人の独裁者が、それぞれの長期政権の中で何を目論んでいるかを分析する必要があると話されていました。世界地図を俯瞰させるような、お話を大変興味深く聞かせていただくきながら、今後の日本の立ち位置、そして外交と安全保障について考えさせられる有意義な講演会でした。
夜は、市民会館で開催された「苫小牧国際リゾート構想」についての市民セミナーに参加しました。場所と時間帯を変えて全3回のセミナーを開催を予定していましたが、昨夜の最終回に漸く日程が合って参加することが出来ました。
29年度予算において4,500万円の投じて一年間にわたり取り組んできたIR投資意向調査やコンサルを通じた調査結果などが報告がされました。本予算を通す際に際に予算委員会で「市民を説得ではなく、市民の共感を得るという姿勢のもとの予算執行を求める」という趣旨の付帯意見を付しました。
昨夜のセミナーでは、肝心な部分が国会で議論されておらず中間報告として行われましたので、付帯意見が充分に沿っていたとは言い難いものの、予定の時間を過ぎていったん閉会しても参加者の意見や質問をに応えていくという担当の姿勢はとても良かったと思いました。
IR基本法が国会で成立した後に、今後もより具体的な市民セミナーが開催されて市民理解を深めることと思われますが、改善点も含めた感想を後日担当にお伝えしたいと考えています。
昨日、苫小牧海上保安署の川崎署長さんが正副議長室に離任挨拶にご来訪くださりました。2年間の苫小牧でのご勤務でしたが、港湾関係者が長年にわたる要望をしていた消防型巡視艇「りゅうせい」が配属されるなどの嬉しいニュースがありました。一方、浜町沖に貨物船が座礁した際に、油漏れを防ぐなどの海難事故にもあたられ被害防止に貢献をされました。
これらの話題にも触れさせていただき、感謝をお伝えさせていただきました。今後は、小樽海上保安本部に転勤をされ、北海道全体をみる総務関係のお仕事に就かれるそうです。
既にバス停には4月1日からの新しい時刻表と路線図が貼ってあります。昨年の予算委員会で、ダイヤ改正における便数減に対する協議の在り方に問題があると指摘させていただきました。新年度のダイヤ改正がどの様に協議され、結果としてどの様に変化しているのか担当課からヒアリングを受けてたいと思っています。
昨日、中小企業家同友会事務所において第2回18年度3役予定者会議が開催され、新年度の組織体制、活動方針、年間事業計画案などが協議されました。各委員会や部会の活動方針案もほぼ出そろい、同友会活動においても忙しい1年間になりそうな予感がしています

夜は、今月いっぱいで定年退職されるお二人の部長さんをお招きして会派の懇親会を開催されました。例年であれば3月議会の最終日に市の理事者も参加して開催されている議員総会懇親会後に退職部長さんに声がけしていましたが、私の母の葬儀や越川代表の喪中などと重なり延期されていました。
昨夜は、お二人の市役所人生の苦労話やエピソード、議会や今後のまちづくに対するお考えなど、ざっくばらんなお話をお聞かせいただきとても有意義な時間を過ごさせていただきました。
長い間の奉職。お疲れ様でした。そして有難うございました。
昨日、日高町の相続登記に関する書類の確認のために日高町役場本庁(門別)と法務局ひだか支局(新ひだか)に行ってまいりました。日高町役場では、懐かしい隣村の同級生が資産税の課長であったり、10数年前に地籍調査の際に母と一緒に現地確認した担当の方がいらして、丁寧に対応していただきました。法務局では、相続登記に揃えなければならない各種書類について説明を受けて、申請書などをいただいてきました。
山の中の僅かばかりの農地や原野で資産価値も殆どないのですが、それでも父や母、祖父母が汗水流して守ってきた土地に思いを馳せながら、そして勉強の為にも、士業には依頼せず自分たちで手続きを進めたいと思っています。
道中、車のラジオで「森友」証人喚問を聞いていました。証人である佐川元理財局長は、刑事訴追の恐れがあるとして証言拒否を連発し、一番の肝である「どんな理由で、いつ、誰の指示で公文書が改ざんされたか」という核心は明らかにされませんでした。
この問題は、財務省の問題だけにとどまらず、地方を含めた公務員全体の信頼にも関わる問題だと思っており、前代未聞の公文書改ざん事件のメカニズムを明らかにしていく必要があると感じています。
昨日、4月1日付けの一般職を含む人事異動が発表されました。
議員になり立ての頃は、顔と名前が一致する職員さんも少なく人事異動に余り興味を持てませんでしたが、最近では目を皿のようにして新聞発表を見るようになりました。
いつもこの時期に感じることがあります。それはこんなに大勢の職員さんを適材適所と異動サイクルを考慮しながら一辺に異動させられるものだということ。異動して間もなくても、それを言い訳にせず、いままで何年もその業務をやっているかのように対応する職員が多いことです。
ダーウィンの進化論では「力の強いものや頭の良いものが強いのではなく変化に適応できるものが一番強い」と言ったそうですが、この春の人事異動もそれに繋がるものがあるのではないかと感じます。
私もそんな姿に刺激を受けながら新年度を新たな気持ちで迎えたいと思っています。
昨夜、中小企業家同友会の政策委員会担当の3月例会に出席しました。例会テーマは「知っておきたい税制課題と公的支援の有効活用」と題し、会員でもある①税理士 小林史郎氏による税制制度に関する講話 ②岩佐経営活性化研究所 岩佐秀明氏による公的支援の有効活用 ③支部幹事長の高橋憲司氏による千葉県の中小企業支援先進事例 などが紹介されました。
市役所の経済部商業振興課の課長と主査のお二人もご参加いただき、中小企業の活性化について一緒に学びました。

昨日の苫小牧は、最高気温13.2度を記録し道内最高気温となったそうです。本日も12度を予想されており、一気に春が進みそうです

土曜日、顧問を務めている「はまなすパークゴルフ同好会」の平成30年定期大会が柏木町内会館で開催され参加いたしました。30年度のスローガンを「安全で楽しく運営し 利用者に喜ばれる コースを目指しましょう !!」と掲げました。
今月末まで準備作業を行い、4月1日のオープンを目指すそうです。今年も多くの市民が訪れて、パークゴルフを通じた健康づくりが促進されるようご期待申し上げます。
日曜日、地方に出掛けてきました。山道のアスファルトの凸凹に閉口しながら運転。今年は異常なくらい春の道路が痛んでいるようです。
先般、某市議が市内で運転中、道路の凸凹によりタイヤがパンクしたと話していました。直ぐに担当課に連絡し修繕がされたものと思いますが、皆さまも是非お気を付けください。
昨日、室蘭市の胆振総合振興局に行き、29年度分の政治団体収支報告書を提出してまいりました。提出期限が4月2日までとなっており、この期限を過ぎたら「政治団体の政治活動の寄付を受けることや支出ができなくなります」という文面にヒビリながら、毎年ギリギリの提出になっております。
昨年度の私の政治団体の収入総額は約44万円。支出としては組織活動費(諸会費、懇親会費、香典など)で約33万円、宣伝事業費(ホームページ関係費など)で約6万円、その他は備品・消耗品費となっています。
本当は、年2回発行している会派の活動報告紙の1/4分の個人ページ負担金も計上しなければならないのですが、何時も領収書をいただくことを忘れてしまい、ここには計上していません、、、、このことが問題なることは無いのですが、収支報告書は胆振総合振興局に行くと誰でも閲覧することが出来ますので、より正確さを期したいと思います。
夜は、議会事務局の荒物屋事務局長の送別会に呼んでいただき木村議長と共に参加しました。荒物屋事務局長は、市役所人生の半分以上を議会事務局に勤務されたという異色の経歴であり、議会事務局の生き字引とも言える方です。
ご自身が退職するにあたって、この先の議会や事務局に対する不安もよぎることだと思いますが、残るものが協力し合いご心配をお掛けしないよう努めてまいる所存です。
長い間、本当にお疲れ様でした。
昨日、当面の正副議長の日程打ちがあったり、私が参加していなかった常任委員会や特別委員会の資料に目を通しながら、不明点などを担当課からヒアリングさせていただきました。
先般、市民の方からお問い合わせをいただいた建物の固定資産税についても勉強させていただきました。その問い合わせとは「例えば市内の商業ビルを2千万円で買うのに、固定資産税や取得税の根拠となる評価額が5千万となっており、この差が大きすぎるのではないか?」という内容です。
いろいろ資料に基づき教えていただきましたが、極端に言えば銀座の一等地に立てたビルでも過疎地に立てたビルでも、同じビルなら評価はほぼ同額であるということでした。これは、総務省で作成している基準であり3年に1回の見直しはあるものの、一自治体の裁量では動かしようもないものだとの説明でした。
ビルなどの課税評価額と実勢価格のかい離が、地方都市の中心部衰退に繋がっている側面もあるように感じ、良い方策が無いものかと考えを巡らした1日でもありました。
1週間ぶりの書き込みになります。
3月15日午前9時37分に母 叶江(享年88歳)が逝去いたしました。生前に賜りましたご厚情に心から御礼申し上げます。
また、お陰さまで大勢様のお参りをいただき遷霊祭、葬場祭などの葬儀万端を滞りなく納めさせていただきました。重ねて感謝申し上げます。
葬儀終了後は、諸手続きで日高町役場に行ったり、お世話になった皆さまへの報告などをさせていたただいておりました。
ブログ「日暮らしつづり」を始めてから11年に突入いたしましたが、選挙期間中の書き込み更新を公職選挙法で禁止されていた当時を除いては、初めての長期の不更新でした。この間もブログにアクセスしていただいた皆さまにお詫び申し上げます。
まだ手続きなどは残っており、母が長くお世話になった日高町にも何度か足を運ばなくてはなりませんが、今日からブログの書き込みを機会として諸活動をリスタートさせたいと思っています。
今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。
昨日、4常任委員会(総務、建設、文教経済、厚生)が開催されました。
私が所属する文教経済委員会では、所管事項として(1)地域未来投資促進法に基づく市の基本計画 (2)苫小牧市中小企業振興計画 (3)苫小牧市第五次生涯学習推進基本計画 が報告され質疑が交わされました。
苫小牧市中小企業振興計画については、既に12月の委員会において(案)が示されており、委員会質疑や市民説明会での意見も踏まえた上で策定されたものと、この間に求めさせていただいた関係部署を跨ぐ中小企業振興の既存の事業と新規事業を取りまとめた別冊「中小企業に係る事業一覧」についての説明がありました。
新規事業として、振興計画の3本柱~実行計画~に基づき、販路拡大セミナーについて45万円の予算化をした旨の報告がありましたが、振興計画初年度の取り組みとしては物足りないと率直な感想を伝えた上で、来年度以降の新規事業の頭出しの考え方について質し、審議委員会以外にも地元中小企業の声やニーズを探り新規事業を組みたてていきたいとの答弁がありました。
また、前回の委員会で求めた「市発注工事の下請けの地元発注率を把握し振興計画に反映すべき」と「小規模修繕工事契約希望者登録の導入」については、それぞれ担当部長が先頭に立って「現況把握に努める」、「担当部署と協議をする」との答弁がありました。今後の取り組みに期待したいと思っています。
昨日、本会議が再開され、一般会計予算特別委員会(金澤俊委員長)と企業会計予算特別委員会(西野茂樹委員長)から予算審査と関連議案の審査報告があり可決いたしました。この中で、後期高齢者医療特別会計予算に共産党会派の反対がありましたが賛成多数で可決。他については全会派一致で可決いたしました。
今議会も残すところ、本日の常任委員会、明日の特別委員会の所管事項審査、そして明後日の議会改革検討会と本会議の残余議案審査の3日間となりました。
昨日、企業会計予算特別委員会(西野茂樹委員長)が続行され最後となる公設地方卸売市場事業会計に対し、谷川芳一委員、宇多春美委員、池田謙次委員、工藤良一委員、竹田秀泰委員の5名が質問に立ちました。
公設市場は、青果、水産、花卉の3部門ありますが、市場を通さないスーパーなどの台頭により、青果においては昭和56年の100億円をピークに30億円まで取扱高が減っています。また、花卉においても葬儀などの取り扱いが大幅に減ったり、ライフスタイルの変化により厳しい状況です。唯一、地場で取れている水産が堅調に推移していましたが近年、鮭やスケソウなどの主力水産物のが漁獲減という不安要素もあります。
これらの状況を踏まえ、平成30年度内に市場会計の方向性を打ち出す「経営展望」が策定されることになっており、この中で基本戦略と行動計画が示されることになりました。また、水産資源の強みを伸ばすために今年度に引き続き活魚水槽の2槽目が整備される予定について質疑が交わされました。
この後に、一括討論と委員会評決がされて共産党が後期高齢者医療特別会計に対して、所得割の保険料軽減廃止を理由に反対した他は、全会一致で可決いたしました。
5日間の審査で延べ47人の委員が質疑し、106項目にわたり603回の質問、うち59件の提案と要望が出されたことが、西野委員長退任挨拶の中で伝えられました。
関係者の皆さま、大変お疲れ様でした。
日曜日、東日本大震災から7年目を迎え、テレビなどでも特番が組まれていました。
このブログでも何度か書き込みましたが、7年前のあの日、あの時間は市役所の9階で予算審査特別委員会が開催されていおり、突然の大揺れに「もしかしたら庁舎が倒壊するのではないか…」と思うぐらいの恐怖を感じました。
直後に会議は中断され、選挙準備のために借りていた事務所に戻りテレビをつけたら、東北地方を襲った大津波の映像が伝えられ、我が目を疑ったのが、昨日のように思い出されます。
この震災をきっかけに、苫小牧市議会に「安全・安心特別委員会」が設置されて地震、津波、噴火などの自然災害に対する防災や減災について議論されてきています。
昨日近所のスーパーで、岩手県人会の皆さまが募金活動をされていました。
「震災は必ずやってくる」ということを、心に刻む一日でありました。
昨日も予算審査特別委員会が続行され、企業会計の審査(西野茂樹委員長)では、下水道事業会計において越川慶一委員、竹田秀泰委員、池田謙次委員、岩田薫委員の4名。市立病院会計においては板谷良久委員、藤田広美委員、冨岡隆委員、宇多春美委員、竹田秀泰委員、池田謙次委員、谷川芳一委員の7名が質問に立ちました。
下水道事業会計では、新年度における沼ノ端中継ポンプ場生ぴ工事、浸水シュミレーション調査の内容や今後の汚泥処理方法についての質疑が交わされました。また、前日からの降雨と雪解け水によって沼ノ端方面で発生しているトイレが流れづらくなっている状況と対策についても取り上げられ、上下水道職員が仮設ポンプやバキュームによる排水と戸別訪問して使い捨てトイレを配布しているなどの対応の説明がされました。
市立病院会計では、市立病院新改革プラン(2016年~2020年)による経営改善状況、新年度における診療報酬改定による影響、医師・看護師の確保見通しなどが取り上げられましたが、累積赤字がある厳しい経営状態の中で取り組む管理棟の増築に対して厳しい意見が出されていました。
昨日も予算審査特別委員会が続行され、企業会計の水道事業会計において岩田薫議員、池田謙次議員、藤田広美議員、工藤良一議員、竹田秀泰議員、越川慶一議員、大西厚子議員、宇多春美議員の8名が質疑に立ちました。
本委員会に平成30年度を初年度とする10年間にわたる「新水道ビジョン」が示されことから、本事業会計の人口減少に伴う将来推計と対応、施設管路の耐震化をはじめとする災害対策、緊急貯水槽整備などの質疑が交わされました。
この中で、高丘浄水場の管理棟の建替えについて総事業費16億円、平成32年に工事着手、3年間の工事期間を経て平成35年供用開始されることが示されました。
他にも水道の委託業者が個人情報を含むリストを紛失したことについても触れられ、再発防止を含む市の見解が質されました。また、前日に発生した札幌市清田区の断水事案にも触れられ、当市における断水リスクへの取り組みが求められました。
昨日も予算委員会が続行され、企業会計予算審査特別委員会(西野茂樹委員長)においては介護保険事業会計に対し、冨岡隆委員、宇多春美議員、藤田広美議員、岩田薫議員、越川慶一議員、池田謙次議員の7名が質問に立ちました。
この中で第7期介護保険計画(平成30年度~32年度)が新年度にスタートすることから、介護保険料改定、高齢者施設整備、介護人材確保、低所得者の保険料低減、1市4町の広域連携など多岐にわたる質疑が交わされました。
介護保険料については、2000年のスタート時には月額3,200円程度だった記憶しておりますが、3年後に改定される介護保険制度の見直しにより、新計画では現計画より486円の値上がりで5,858円となっています。何故、こんなにも値上がりするかというと介護保険制度は基本的に国や自治体の公費で半分、40歳以上の皆さんが被保険者となり納める保険料で半分を負担し、高齢者の介護を社会全体で支えていく制度となっているからです。
乱暴に言えば、介護提供者が増えたり介護サービスが充実するに従って介護保険料も自動的に値上がりするということになります。保険料については自治体ごとに定められており、全国平均では6,000円を超すと言われ、最も高いところでは大阪市の7,927円と報じられてます。
2025年には団塊の世代の皆さまが、後期高齢の75歳を迎えることになります。この時には介護保険制度も第9期計画に入っていきますが、現制度のままで行くと月額10,000円の介護保険料ということになるのも大げさな話ではありません。
国、都道府県、市町村ともに本制度を維持していくための智恵を絞りださなくてはなりません。残された時間はそう多くないと思っています。
昨日、一般会計と企業会計の予算審査特別委員会がスタートしました。
予算委員会は全議員が二手に分かれて、新年度予算についての審議を6日間にわたり行われます。同時開催のために議長は一般会計に副議長は企業会計に入り、理事者側に着席し質疑を見守ることが苫小牧市議会の慣例となっています。
昨日の企業会計では国民健康保険会計で板谷良久議員、藤田広美議員、冨岡隆議員、岩田薫議員、越川慶一議員、宇多春美議員、大西厚子議員、池田謙次議員、谷川芳一議員の9名。
霊園事業会では大西厚子議員、工藤良一議員、竹田秀泰議員の3名が質問に立ちました。
国保はこれまで市町村が主体となっていたものを、新年度から都道府県単位化にして効率化、標準化、広域化を推進するという大転換が行われます。この事による市民への影響や市役所の業務の影響、今後の保険料改定などに向けた考え方が質されました。また、新年度を初年度とする第2期データヘルス計画についても数名の委員会が取り上げ、市民の健康寿命を延ばすための方策や重症化予防などの取り組みについて議論が深められていました。
霊園事業は、既に受け付けが開始され、新年度から供用が開始される市民待望の「共同墓」の運用に関する件やお墓に対する考え方やニーズの変化を踏まえて会計閉鎖に向けた検討を進め30年度内に結論を出す旨の答弁がされました。
昨日の午前に陽春 金澤俊議員が代表質問の最後の7番目に登壇し3日間にわたる全ての代表質問が終了しました。
この質問の中で、これまでも議会議論のあった公共施設の建設・運営に向けた民間活力の導入手法としてのPFI導入の検討について、3月中に庁内の関係組織を跨ぐ検討組織を立ち上げて、導入を検討する公共施設の基準などを定めるとの答弁がありました。
市民ホールや市営住宅の建替えを想定して検討がなされていくものと思われます。
また、苫小牧市では多額の費用や人的負担を要するためにこれまで手付かずだった地籍調査について、平成31年に事業計画を策定する旨の答弁がありました。地籍調査は、土地取引ばかりではなく大規模災害時の復旧をスムーズにさせるために土地境界を正確なものにする必要があるとして国が押し進めていものです。市内全体では比較的新しい土地区画整理した沼ノ端鉄北地区など約4%を除く土地に地籍調査が必要とされ、総費用約100億円のうち5億円の市費が投じられる見込みで、長期にわたる計画になりますが津波浸水地域を優先的に着手されることになります。
1ヶ月間にわたり掲載してまいりましたシリーズ 改革フォーラム平成30年度政策・予算要望が本日をもちまして最終回となりました。タイミング良く本日から、各会計の予算審査特別委員会が開会いたします。要望した予算や政策の動向も注目しながら臨みたいと考えています。
No.33 小中一貫教育の早期実現
市内16番目の中学校がウトナイ地区に建設をされることにより、ウトナイ小学校からウトナイ中学校へ、沼ノ端小学校から沼ノ端中学校へと小学校1校から中学校1校への進学となる校区が増えることになります。この機を逃さず小学校と中学校の学びの連続性を確保するために早期の小中一貫教育の実現を求めます。
【回答】(教育部指導室 担当)
本市では、平成29年度学校力向上マスタープランを策定し、「小・中学校9年間の確かな成長を目指して」という目標を掲げ、中学校区で15歳までの子どもたちの成長に責任を持って取組を進めようという中学校区単位の取組を進めております。
そのエリアの取組を集約し、苫小牧としてのスタイルがどのようなものなのかを検討してまいりたいと考えております。
1年ぐらい前から、急に血圧が高くなってきて、友人からは薬を飲むことを進められていました。かかりつけ医からも約半年間の経過観察だと言われていましたが、とうとうこの土曜日に高血圧の薬の処方が出ました。
一度飲んだら、一生飲み続けなければならないという話を聞いていましたので、何とか避けたい事態ではあったのですが、とうとうこの日が来たかという感じです。こうなったからには、この薬ともうまく付き合っていきたいと思っています。
土曜日、友人有志による「S氏社長就任を祝う会」に参加しました。本人には内緒のサプライズの仕込みで、心温まるお祝い会でした。この週末は、議会提出資料の勉強の他に、久しぶりに日新温水プールでの軽い運動、書道の稽古など比較的のんびり過ごさせていただきました。
本日は午前に最後の代表質問が行われ、明日から1週間にわたる一般・企業予算審査特別委員会が開催されることになっています。議長は一般会計に、副議長は企業会計へと二手に分かれて、委員会審査を見守ることになっています。
シリーズ 改革フォーラム平成30年度政策・予算要望
No.32 学校周辺道路安全対策の範囲拡大
学校周辺道路の安全対策については、現在、計画的に進められており、2018年度には各小学校の周辺道路における対策が終了しますが、今後は学校周辺のみの安全対策に留めるのではなく、通学路全体に対する安全対策として、今よりも範囲を拡大し、安全対策を進めることを求めます。
【回答】(都市建設部道路河川課、市民生活部安全安心生活課 担当)
学校周辺道路の安全対策は、全国で登下校中の小学児童が死傷する痛ましい事故が相次いで発生したことを踏まえ、通学路の安全対策を目的として、児童が最も集まる小学校周辺道路を優先して事業を進めております。
小学校指定通学路は、全体延長で約200キロと範囲が広いことから、現在、取り組んでいるエリアを拡大し、さらなる交通安全対策の取組を強化することも必要であると認識しておりますが、現在進めている事業を計画どおり取り組んでいくとともに、合わせて効果検証を行い、本対策におけるメリットや課題などを整理し、今後の交通安全対策へ繋げてまいります。
一昨日の未明、市内丸山の山林で猛吹雪で動けなくなった車の救助に向かったロードサービスの従業員が死亡するという事故が発生しました。改めてホワイトアウトを含む雪害の恐ろしさを感じた次第です。
昨日も代表質問が続行され、民主クラブ 西野茂樹議員、改革フォーラム 越川慶一議員、市民クラブ 桜井忠議員が登壇しました。
西野議員の質問の際の午前に木村議長に代わって議長席に就かせていただきました。
本来、代表質問とは市政方針に対して、大きなテーマで会派の考え方を示しながら質問することだと理解していますが、近年は若干その路線がズレて、一般質問と代わり映えしない場面も見受けられるとの声が聞かれています。
しかし、西野議員の代表質問を背後の議長席から聞ながら、これぞ代表質問だという印象を持った次第です。
また、私たちの会派の越川議員も、定例会の開会直後に身内の不幸があり、準備も大変だったと思われますが、会派内の意見を良くまとめた代表質問を行ってくれていたと思います。
この代表質問を受けて、来週火曜日から6日間にわたる一般会計、企業会計の予算審査特別委員会の質疑が行われます。
シリーズ 改革フォーラム平成30年度政策・予算要望
No.31 小中連携の中学校区の図書館司書の配置
文科省「学校図書館整備5ヶ年計画」が2017年度からスタートしており、学校図書館司書の配置に関しては、小中学校のおおむね1.5校に1名程度配置するという目標が示されています。苫小牧市では小学校で学校図書館司書の配置を進めており一定の効果が確認されています。一方、中学校への配置は皆無であり、これらの取り組みをさらに進めるために小中連携による中学校区単位での図書館司書の配置を求めます。
【回答】(教育部学校教育課 担当)
平成27年度より開始した「学校司書配置事業」により、平成30年度までに、小学校24校全てに学校司書の配置を完了する予定となっております。
現在、中学校では、学校図書館の活用が進んでいないため、まず、学校経営上の位置づけを明確化し、学校司書を効果的に配置するため、御提案の中学校区単位での配置も含め、中学校長会と協議してまいります。
苫小牧にも低気圧が接近して大荒れの天候でした。この天候は本日も続いており、注意が必要です。
昨日、代表質問が行われ、緑風 矢嶋翼議員、公明党 藤田広美議員、共産党 小野寺幸恵議員の3名が登壇しました。
質問の中で、この春に苫小牧駒沢大学が、京都育英会へ経営移管されていますが、文科省の認可が下りるのが当初の見込みから大きく遅れた影響で、現在のところ入学者が10名であることが分かりました。また、市による今後の大学支援策として教育ローの利子補給制度の創設や京都育英会が市内に看護大学のサテライトキャンパス設置に向けた方針があることが示されました。
また、(仮)市民ホール建設に向けては、これまでも(※)PFIやPPPなどの民間活力の導入調査を進めるとしていましたが、本年9月を目途に一定方向性を示すとの意向が示されました。
※PFIとは公共施設等の建設、維持管理、運営等に民間の資金、経営能力及び技術的能力を活用することにより、同一水準のサービスをより安く、又は、同一価格でより上質のサービスを提供する手法。また、PPPとは公民が連携して公共サービスの提供を行うスキームをPPP(パブリック・プライベート・パートナーシップ:公民連携)と呼ぶ。
シリーズ 改革フォーラム平成30年度政策・予算要望
No.30 小中学校図書館の蔵書整備
学校図書館は子どもたちに豊かな教育を育むために重要であり、質の高い学習に繋がるものと考えますので、充足率の向上はもとより、時代にあった内容の図書が整備されるよう蔵書内容の充実を求めます。
【回答】(教育部学校教育課 担当)
平成29年度の学校図書購入費については、交付金や寄付等を活用し、1校当たり、小学校832千円、中学校714千円と、他市町を大きく上回る予算を確保しております。また、学校司書の配置により、購入図書の選定も効率化が図られておりますので、今後も充足率100%達成校を増やし、維持する中で、蔵書内容の充実に努めてまいります。
今日から3月に突入しました。
「2月逃げ、3月去る」という言葉があるそうですが、この言葉の通りあっという間に2月が終わり、この調子で3月も過ぎ去ってしまうのでしょうか、、、、
今日は、全国的に春の嵐に見舞われており、苫小牧でも全ての小中学校が臨時休校になっています。明日まで、悪天候が予想されており注意が必要です。
一昨日、元市議会議長をを務めた先輩から電話が入り、むかわ町と厚真町が誘致を表明している道立林業大学校に関して、苫小牧広域森林組合の枠組みとして、苫小牧市も協力体制を敷くべきではないかとのご意見をいただきました。
この道立林業大学校とは、北海道が林業に関わる人材育成を目指して2020年の設立を目指しているもので、むかわ町・厚真町の他に道内で林業で有名な下川町、置戸町、津別町など13地域が誘致活動を展開しており、私自身は先般、苫小牧民報で報じられておりました。
早速、市の担当部局にこの動きをどう受け止めて、現在どの様に対応しているのか確認したところ、今のところ両町や関係団体からお受けしている話はないとのことでした。
以前、東胆振の元首長が「苫小牧は、まわりの町に対して中核市といて求心力ではなく遠心力を効かせている」と話されていたことを思い出しました。つまりは、苫小牧は良いとこ取りだけしてして近隣町の面倒は余り見ないというご批判だと受け止めました。
今回のケースについては、両町が求めないことを出しゃばる必要はありませんが、中核市としてお役にたつことがあるのであれば、傍観していてはいけないと私も感じましたので、更に調査進めてアクションを起こしたいと思っています。
本日から本会議が再開され、来週の月曜日までの3日間にわたり7会派からの代表質問が行われます。
シリーズ 改革フォーラム平成30年度政策・予算要望
No.29 浄水場の管理運営業務民間委託への検討
将来的な水道事業における収支バランスを視野に入れ、業務内容、経費の効率化を目指し民間への委託を求めます。
【回答】(上下水道部総務課 担当)
現在の水道事業を取り巻く環境は、人口減少に起因した給水収益への影響及び想定を超える災害への対策など、安心・安全な水道水の安定供給を揺るがす要因がある中で、経営基盤の強化は必須の課題と認識しているところです。
このようなことから、将来における経営基盤強化方策の選択肢の1つとして「浄水場運転管理業務の民間委託の検討」を「行政改革プラン NEXT STAGE」に掲げ検討を進めており、この中で平成29年度に示す一定程度の方向性について詳細な検討を進めると同時に、国における定年延長及び再任用制度の動向について注視し、今後も調査・研究を継続して参ります。