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良い年をお迎えください

一年間、ブログ「日暮つづり」をご覧いただき誠にありがとうございます。
この書き込みを持つて、令和3年の最後のお礼を兼ねた書き込み納めとさせていただきます。
今年は平日のみの書き込みで、合計256回の更新をさせていただきました。
誤字や脱字は日常茶飯事、時には書き込んだ内容に間違いがあり、役所の担当者から連絡をいただき、こっそり訂正させていただいたことも何度かありました。
また、半年ほど前から、閲覧した際に「拍手ボタン」を押してくださる方がおいでになり、それが励みになっております。
新年は5日からブログ「日暮つづり」の書き込みをスタートさせたいと思っています。
それでは、皆さま良い年をお迎えください。
来年も何卒よろしくお願い申し上げます。

年末の挨拶回り

今年も残すところ、あと3日となりました。
昨日で断続的に行っていた活動報告紙を持参しての年末の挨拶回りを一区切りつけ、残された訪問先は新年の挨拶回りとさせていただきます。
昨夜、久しぶりに松井雅宏と共に歩む会(後援会)の会長を始めとする常任幹事の皆さんにお集まりいただき、活動報告を兼ねた忘年会を開催させていただきました。
常任役員の中にも、新型コロナ感染の心配から今回は参加を見送る方もおられ、少人数で感染対策に配慮しながらの開催でした。
共に歩む会の年中行事として、2月に「新春の集い」、8月に「野外交流会」をそれぞれ開催しておりましたが、昨年からコロナ感染拡大により2年連続で中止させていただいており、次回の「新春の集い」の開催も見送ることといたしました。
何とか来年の夏にはコロナが収ってもらい、記念すべき20回目の野外交流会を開催し、後援会行事のリスタートが切れたらと願っております。

臨時議会の開催告示

道内はもとより、西日本を含む本州まで大雪に見舞われています。
この様な悪天候であっても苫小牧は殆ど降雪はなく過ごせていることは本当に有難いことです。

昨日、議会運営委員会に代わる代表者会議が開催され、1月5日に開催する第19回臨時議会の議案が、議会タブレットにアップされました。
議案としては新型コロナウイルス関連の経済対策として国が18歳以下へ現金5万円を追加支給する議案。それに加えて住民税非課税世帯に10万円を支給する臨時特別給付金事業の合計41億5千6百万円の補正額となっています。
18歳以下の子育て世帯への臨時特別交付金事業については、当初、政府が原則クーポンで支給するとの方針を出しておりましたが、二転三転したために他の自治体では年内の現金10万円支給に踏み切ったところもありますが、12月5日付のブログにも書き込んだ理由により、残念ながら苫小牧市はその対応が間に合いませんでした。
しかし、1日でも早くお手もとに追加支給分をお届けしたいとの思いから正月明けに臨時会を開催するとした判断は評価できる対応ではないかと感じています。

先週末

この週末はクリスマスでしたが、皆さまはどう過ごされましたか?
結婚した当時に「我が家は神道だからクリスマスはないのだ!」と言い訳して飲みに行ってしまったことが、未だに後を引いており、愛犬と共に犬用のケーキとショートケーキをそれぞれ食べながらクリスマスイブを過ごしました。
何時も時期は、幼い頃にサンタへクロースさんに届けてもらった「赤い靴下」の袋に入ったお菓子の詰め合わせのことを思い出します。

土曜日、虐待防止第三者委員をお引き受けしている児童発達支援事業所の虐待防止に関する報告会があり参加してまいりました。
本事業所では、利用者代表や職員などの内部のみに留まらず外部の委員をによる虐待防止第三者委員会を設立し、利用者の安全と人権保護の観点から、適正な支援の実施などについて話し合っています。
私としても、この会議で現場の声をお聞きし、行政の支援の有るべき姿などをいつも考えさせられております。
一昨年11月に市内で発生した児童死体遺棄事件に関する第3者の市民からの通報に対する行政の対応の検証と再発防止策について、5回の定例会わたり粘り強く議論し一定の成果を出せたのも、この委員会での学びが根底にあったからだと感じています。
今後も関係者の皆さまにご指導を賜り、微力ながら子どもたちへの支援のことについて考えてまいりたいと思っています。

ワクチン接種の副反応

年末の挨拶回りで、「3回目のワクチン接種はしない!」という声をお聞きしました。
その声の主は90才の男性でした。今でも軽自動車を運転され、一見70代後半に見えるほどのお元気な方です。
話を聞き進めると、「2回目のワクチン接種後に強い倦怠感に襲われた後に、夜も寝れないほどに全身に酷い湿疹が出た。皮膚科に通って付け薬と飲み薬を処方してもらったが、一向に良くならず病院を変えて3件目の皮膚科で、1回しか打てないという強い注射を打ってもらってから少しづつ良くなった。」という経緯をお聞かせいただきました。
12月定例会において、ワクチン3回目接種補正予算の議案に対する質疑した際に、当市における深刻なワクチン副反応の発生状況と相談窓口の周知を聞いた際に「市内におけるアナフラシキーや血栓などの深刻な副反応の発生件数は89件であり、専門ダイヤルとして「北海道コロナワクチンセンター」を広報やホームページでお伝えしている」との答弁でした。
昨日、前述のご高齢の男性のケースを市の担当課にお伝えし、後学のために「この場合の医療費の取り扱いはどうなるのか?」とお聞きしたところ、新型コロナに限らずワクチン接種の副反応による医療費支払いの制度があり、その申請は市の窓口で受け付けるという回答でした。
副反応の実態については北海道が把握しており、市が直接かかわっている事ではありませんが、3回目設種に向けてはこれらの対応について更に周知を徹底する必要がありそうです。

休校時の食品廃棄問題

昨日、新しい第2給食センターで食品ロスに関する懇談会に参加してきました。
先の定例会の一般質問で、小野寺幸恵議員が取り上げた休校時における食品廃棄が今年度4日間の合計で総額290万円に上り、これが全て焼却処分されていること問題視し上で改善を求め、所管部から調査と検討する旨の答弁がされておりました。
以前、公共施設から排出される生ごみ処理について飼料化できないかと関係部からデータを集め、その可能性について調査したことがありましたが、結果としては受け入れ側に生ごみに含まれる塩分や油分、そして衛生管理の課題があり、それをクリアできずに断念をしておりました。
その事を思い出し、調理前の食品であれば、前述の課題もクリアされるのではないかと考え、飼料を取り扱う事業所さんにこの話を持ち掛けたところ、検討してみたいとの有難いお返事をいただきました。
昨日の懇談会では、すべての食品廃棄を飼料化するには、やはり課題が多く、一挙両得とは行かないものの品目によっては受け入れが十分可能であるこることが分かりました。
市の担当部署は現在、他市の先進事例の調査を進めていることもあり、今後この案件の可能性を含めて検討していただくとになりました。
今後の休校時の食品廃棄問題の解決に向け、少しでもお役に立てればと有難いと思っています。

巨大地震想定の対応

昨日、政府が北海道・東北の太平洋沖の巨大地震の被害想定を発表しました。
この発表によると厳寒期で深夜の巨大地震が発生するとした場合、道内の死者は13万7千人になること予想されています。、大きな波紋を呼んでいます。
10年前に発生した東日本大震災では、死者数が1万5899人でありました。その10倍近くなるという予想ですから、空恐ろしい気がするのが大方の受け止めではないかと思います。
苫小牧市には、東日本大震災を受けて策定した津波浸水予想図というものがり、市のホームページでもご覧いただけますが、この浸水予想図を大幅に改定し、防災・減災にむけた新たな避難計画の策定や市民への周知と備えの呼びかけが図られることになります。
私も危機管理を所管する市議会の市民ホール及び安全・安心特別委員会に所属しておりますので、この度に発表された巨大地震の被害想定の詳細を調査し、今後の委員会質疑の中での苫小牧市における防災・減災対応についてしっかり議論してまいりたいと思っています。


灯油の高騰

昨日から、年末の挨拶回りをスタートさせました。
伺った先々で、趣味の釣りあげたマスをいただいたり、別なお宅では「沢庵食べるかい?」と声をかけていただき、それぞれ有難く頂戴してまいりました。
歩いている中で「灯油の値上がりはどうにかならないものか?」という切実なお声がありました。
苫小牧市では現下の燃料高騰の対応として、生活保護基準には至らない、保護基準と同等か若しくはそれ以下の収入で生活している低所得者・障がい者に対し、冬季間の生活支援として暖房費の一部を助成する「ぬくもり灯油事業」に以前から取り組んでおり、今年度は助成額を5千円増額し、一世帯あたり年額1万5千円を支給する事業を開始していること。この燃料高騰への対応については、12月定例会一般質問でも取り上げ、支給対象者の拡大を求めたところですが、財源確保の観点から今後の国や北海道の補助の動向を注視してまいりたいとの答弁にとどまっていることも併せてお伝えさせていただきました。
挨拶回りから戻ってきて、我が家の灯油料金について調べてみたところ、昨年の12月の灯油消費量は226ℓで単価が68円/ℓ、締め日が若干ずれているものの今年の12月も同じく給油量が226ℓで単価が111円となっており、その差額は8,000円となっいます。一昨年に、前のボイラーが故障してエコタイプのボイラーに交換した上でのこの実績ですから、故障の修理をして使い続けていたらと思うとゾッとします。
これから暖房費が嵩む厳冬期を迎えるることになり、いまの灯油の水準で推移したならば、市民の暮らしに大きな影響が出るのは明らかだと思います。
ギリギリで生活している世帯への支援拡大の必要性を改めて感じております。

先週末

今年も残すところ、あと10日ばかりとなりました。
年内の締め切りとなっている作業で、何時も後回しにして全く手か付けられていない作業が2つあります。
一つは政治団体届の収支報告書の作成と、もう一つは個人事業として運営している野立てのソーラー発電事業に係る経理作業です。
毎回、月末締めで作業をしていれば良かったと後悔の念を抱くのではありますが、その反省がいつも活かされずに、双方とも届け出の締め切りギリギリになってしまうのです。
しかし、先週末からソーラーの青色申告に向けた作業に着手しました。
今回は、これらの作業を含めた「年内までやり終えたいリストを」作成し、新年はすっきりした気持ちで迎えたいと考えております。

活動報告紙の配布

昨日から年2回発行している「活動報告紙」が刷り上がり、年末から年明けにかけて配布する準備作業を進めています。
この「活動報告紙」は、全4ページ中3ページが会派の共通記事、1ページが個人記事となっており、そのページ数に合わせて印刷費の3/4に政務活動費を充てさせていただいております。
昨年は、コロナ禍により、恒例となっていた活動報告を兼ね開催していた「新春の集い」と「野外交流会」も残念ながら開催できず、ご無沙汰している方が多くいらっしゃいます。
この活動報告をお届けしながら、暮らしやまちづくりについての市政へのご要望やご意見をお伺いし、議会議論に活かしていきたいと思っています。
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苫小牧市の10万円支給Ⅱ

昨日、会派の代表を通じて年明けの1月5日(水)10時から市議会臨時議会が開催されることになるとの一報が入りました。12月27日に議会運営委員会にかわる代表者会議が開催された後に招集告示が行われるとのことでした。
詳しい案件は知らされておりますせんが、昨日、18歳以下の子どもへの10万円給付の一括支給を含む給付3方式についての政府の通知を受けて、出来るだけ早いタイミングで残り5万円を給付するための議案が提出されるのではないかと思います。
昨日、ブログ「日暮つづり」に書き込んだ理由により、苫小牧市は、年内10万円一括支給にはどうしても間に合いませんでしたが、臨時議会を経て前述の対応がなされるのであれば歓迎し支持したいと思っています。

苫小牧市の10万円給付

18歳以下に10万円相当を支給する政府の新型コロナウイルス対策について、国の予算委員会において岸田首相が、それまでの年内に5万円現金、年明けに5万円相当のクーポン支給もしくは一定の条件を付して現金で支給としていた当初の方針を翻して、無条件で年内の現金10万円一括支給を認める方針転換をしました。
この方針転換に呼応して、年内に10万円を支給する複数の自治体があると報じられています。

昨日、これらの報道を受けて「苫小牧でも年内10万円一括支給ができるのか?」というお問い合わせをいただきました。
苫小牧市では先週の金曜日の定例会最終日に5万円支給の議案を可決しております。担当課に聞いたところ、12月27日の支給に向けて、『発送文書、資料のデータづくりを終えて印刷、封入作業に入る段階となっていること。指定金融機関への会計手続きが21日がデットラインとなっていること。現段階で国からの一括現金支給を認める旨の通知が届いていないこと。臨時議会を招集し議決を得なければならないこと。』などの理由により年内現金一括支給は困難であるという回答でした。

市議会としては、年明けの5万円分支給についても、クーポンではなく現金支給にすべきとの意見が大勢を占めていると思われます。そこで、臨時議会を経ずに急を要すという理由で、専決処分の扱いで出来ないものかと一瞬考えましたが、13億円という多額の予算になること、もしかしたらクーポーンの方が良いという考えが無いとも言い切れないことから、専決処分で進めるのは適当ではないと私も思い直した次第です。
以上のことを、お問い合わせいただいた方にご説明申し上げ、理解をいただきました。
今回の件も地方自治体が、政府の朝令暮改により混乱しているという構図となっています。
政府の訂正すべき点は訂正する…この姿勢については良かったと思いますが、今回の件については与党間の思惑から発せられた混乱のように見えます。
一方、野党側も国民にとって良い方向に政策が変更されたのならば、追及ばかりに終始せず評価するという度量をもって議論を進めてもらいたいものです。


北海道五十三次構想

昨日、一般社団法人 北海道五十三次推進機構の柴田勗代表理事(札幌大学名誉教授)を始めとする関係者の皆さまが来訪され、ぷらっと港市場を中心とする漁港区を昼食を兼ねてご案内し、その後に議会応接室を借りて懇談をさせていただきました。
北海道五十三次とは、北海道を10ブロック分けて各地域の魅力や観光資源を繋ぎ合わせ、道内の周遊観光を実現するという構想です。
推進機構の皆さまには、中学校時代の同級生のご縁で知り合わせていただいたのですが、この度、北海道観光に関する様々なアイディアや構想をお聞かせいただき勉強させていただきました。
また、当方からも多少なりとも苫小牧の魅力についてお伝えでき、有難い機会をいただいたものと感謝しております。
このご縁を大切にして、苫小牧市の取り組みとしては更に充実強化していかなくてはならない「観光」について勉強してまいりたいと思っています。

先週末

土曜日、豊川町内会青年部が主催する「クリスマス会」が開催されました。昨年は、新型コロナ感染拡大により中止されましたが、今年はカレーライスなどの食事の提供をハンバーグのお土産に変えて、恒例の交通安全教室、ゲーム大会、サンタさんからのプレゼントなどで会がすすめられました。
私も20年ほどサンタさんとしてのお役があったのですが、少し寂しい気持ちもありながら青少年部の若い役員さんに世代交代をさせていただきました。
町内の子どもたちと共に楽しい時間を過ごさせていいただきました。
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その日の夜にヤクルトスワローズ苫燕(せんえん)熱狂会の祝勝会がグランドホテルニュー王子で開催されました。
プロ野球の今シーズン、ヤクルトスワローズが日本一に輝きました。誠におめでとうございます。
20年前にヤクルトスワローズが日本一になった際に私設応援団の苫燕(せんえん)熱狂会の会員になってから、5年前にセリーグ優勝したのを除いては、ツバメだけに成績は鳴かず飛ばず、、、しかも、ここ2年間は最下位でした。
それでも小規模なながら、シーズンオフには毎年会員が集まり総会を開き、チームや選手の活躍を監督になったかのように語らっておりました。
今度、いつ優勝できるかは分かりませんが、あまり期待せず、これからもヤクルトスワローズを応援していきたいと思っています。
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第18回定例会閉会

昨日、国などの関係機関に提出する要望意見書を協議する議会運営委員会、会派代表者で構成する議会改革検討会が開催された後、本会議が再開され、18歳以下を対象に国が支給する5万円の支援事業費13億3,200万円の補正予算などを審議し、11日間にわたった定例会が閉会いたしました。
今定例会でも一般質問や所属している厚生委員会や市民ホール建設及び安全・安心特別委員会において、市民からいただいたご意見などを踏まえた質問や質疑をさせていただきました。
これらの内容は、ブログにも掲載させていただいておりますが、来週から、これらの内容をまとめた上で、関係者の皆さまに年末の挨拶を兼ね歩こうと思っています。

安全・安心及び市民ホールに関する特別委員会

昨日、「総合開発特別委員会」と「安全・安心及び市民ホールに関する特別委員会」がそれぞれ開催されました。
私の所属する「安全・安心及び市民ホールに関する特別委員会」では、所管事項として 1.災害時における協定の締結 2.苫小牧市総合防災訓練について 3.(仮称)市民ホール整備運営事業の進捗につすいて の3件が報告され質疑が交わされました。

私は、令和4年1月13日に開催される樽前山噴火を想定した災害対策本部運営訓練について質疑をいたしました。
当初は、本年8月に地域住民も参加して実施する予定ではありましたが、新型コロナ感染拡大によって延期されていた経緯があります。今回の訓練は、冬季間の避難所設置、ウィルス対策を施した避難所運営の新たな訓練項目が想定されています。
私は、一昨年の総合訓練で初の試みとして取り組んだ参加機関等からの問題提起により対応を協議する「ブラインド型訓練」の検証結果を今回の訓練にどう生かしていくのかという観点から、私が昨年9月議会で改善点として指摘した複数の項目についての対応の考えを質しました。また、今訓練にも住民参加が見送られたことから、その代替として訓練内容の動画を作成しユーチューブにアップし、各町内会防災担当や市内の防災マスターを始め多くの市民に見て学んでいただける機会にすべきと提案させていただき、担当室からは前向きに取り組む旨の答弁がありました。

一般質問報告Ⅳ

昨日、4つの常任委員会が開催され、私の所属する厚生委員会では所管事項として①苫小牧市立病院新改革プランの評価 ②第11次苫小牧交通安全計画(R3年~R7年)が報告されて質疑が交わされました。
私は、市立病院のこの間の新型コロナウイルス対応とコロナ関連対策補助の活用により経営改善が取り組みを評価させていただいた上で、引き続きコロナ感染拡大6波への備えと経営改善の両立が図られるよう求め質疑いたしました。
また、第11次苫小牧交通安全計画においては、第9次と10次計画期間比で交通事故数、死亡者数、負傷者数が減少している一方で、年齢割合に占める高齢者比率が高くなっている状況を踏まえ、高齢者向けの交通安全対策の強化と小学校周辺の通学路に設定する「ゾーン30」の拡充の取り組みを求めました。

3日午前に一般質問に立ち40分間にわたり4項目について質問いたしました。
1項目づつその質問と答弁の要旨について報告させていただいておりましたが、本日が最終回となります。
(〇は質問要旨 ●は答弁要旨です)

4.支援対象児童等の見守り強化事業
〇昨年の9月定例会一般質問において、国が令和2年度の第2次補正予算に盛り込んだ「支援対象児童等の見守り強化事業」iについて、当市においての本事業の活用を求めた。本制度はコロナ禍における子どもの見守り機会の減少や虐待リスクが高まっているとの観点から、子ども食堂などの子どもの支援を行う民間団体に対して国が100%補助する事業であり、市内の子ども食堂を運営する方から要望を受け、市長に直接要望書を提出したり、議会議論、そして会派の政策要望でも取り上げた経緯があります。
しかし、担当部はいまある既存の枠組みの中で、子どもの見守りについては足りているかのような見解が示され、事業化に向けては否定的な答弁でありました。その際に、市内に6カ所ある子ども食堂などに本事業の活用の意向調査を求めましたが、その取り組みはどうだったのか。
●意向調査は行っていないが、子ども食堂等を運営されている団体の方に話を聞いたところ、新たな事業を手掛けるのは難しいとの声を聞いている。
〇それは、取り組めないという事業所の声しか聞いていない結果だ。実際に、この事業に取り組みたいという事業所はあり、ご都合主義の答弁であると指摘する。この議会議論した際に、岩倉市長に苫小牧において取り組める事業か、そして当市の子どもの見守り強化に繋がる内容なのかを良く精査していただくことを求めさせていただきましたが、本事業の取り組みを市長としてどの様に判断されたのか。
●当市においては、様々な関係機関において子どもの見守りに取り組んでおり、既存の体制及び事業の枠組みの中で対応可能と判断したことから、今年度の実施には至らなかった。(担当部からの答弁)
〇11月9日に厚生委員会で子ども食堂も運営するNPO法人との意見交換会が開催された。これらの団体は、地域のセーフティネットとしての役割を担っていただいている一方、行政からの支援は市民への情報提供や運営団体との情報共有のみに留まっており、補助金などの財政支援がされていない。多くの市民や企業から支援していただきながらも苦しい台所事情の中で事業展開をされている実情を聞き、市も一歩踏み込んだ支援の必要性があるのではないかと感じるが、この点について市はどの様に考えているのか。
●各団体の取り組みについては市としても敬意を表するところである。市として子ども食堂に対する情報提供や側面支援のほかに、企業等からの食材提供の支援に繋がる取り組みも行ってきている。
〇本事業の補助は、既に全国の102の自治体、230の事業所が活用しています。厚労省にお聞きしたところ、残念ながら来年度においても補助率は若干下がりましたが、本事業費の概算要求をし、取り組みを継続するとの回答でありました。僅かであっても、地域のセーフティネットとして活躍していただいている子ども食堂などに対する財政支援に繋がる補助金の活用について前向きに検討することを改めて求める。
●本事業についての補助金活用は、事業所の更なる負担をかけることになる懸念が払拭することが困難であると考えている。しかし、先ほど来からの質問は、地域で活動している団体を僅かでも財政的な支援できないのかという趣旨であると捉えている。国でも昨今、孤独・孤立対策のほか、見守り・交流の居場所づくりの確保等、様々なメニューを拡充しており、これらの中から活用できるものについて調査していく。
〇この間、子ども食堂等に対して市費のみによる継続的な財政支援が難しいことから、上手く国の補助金を活用すべきとの提案しており、.支援対象児童等の見守り強化事業の補助金のみに拘っている訳ではない。前向きな検討を重ねて求めた上で、今後の動向を注視していく。

一般質問報告Ⅲ

昨日、一般質問が続行され岩田薫議員、橋本智子議員、宇多春美議員、小野寺幸恵議員の4名が登壇し、4日間にわたった一般質問が全て終了しました。
この後に補正予算などの議案審議が行われ、私は3回目の新型コロナワクチン接種体制確保事業費(1億4,841万円)について質疑しました。この報告は、後日にさせていただきます。

3日午前に一般質問に立ち40分間にわたり4項目について質問いたしました。
1項目づつその質問と答弁の要旨について報告させていただいております。
(〇は質問要旨 ●は答弁要旨です)

3. 燃料高騰の対応について
〇経済活動に不可欠なレギュラーガソリン、そして北海道の暮らしには欠かせない灯油の高騰が続いている。既に暖房需要が高まる冬を迎える中、暮らしや地域経済への更なる影響が懸念されるが、これらの窮状に対する市の見解は。
●道が実施している調査によると機械工業会やトラック協会では厳しい結果となっており、国の経営環境変化対応資金の適用や商工会議所にて相談窓口を設置するなどの対応している。これらの影響は市民生活にも大きく広がることも考えられため、その状況を注視していく。
〇燃料費が高騰した平成19年と20年に低所得の高齢者・障がい者。ひとり親世帯などに5千円を支給した「緊急福祉灯油支給事業」というものがあった。当時の支給要件に該当した世帯は5,500世帯であった。現在の「ぬくもり灯油事業」の支給要件は、500世帯であり、9割以上の世帯が支給要件から外れている。平成19年と20年に取り組んだ「緊急福祉灯油支給事業」の支給要件まで拡充した補助事業を検討すべき。
●先ずは、現在取り組んでいる「ぬくもり灯油事業」の制度活用をしっかり周知していく。また、本制度の対象から外れる生活困窮されている方々には、福祉相談窓口で対応し、適切な支援に繋げていく。
〇過去に燃料高騰により指定管理者への光熱費追加払いが実施された。その際の実績と、現在の燃料高騰による指定管理者への今後の対応についての考えは。
●過去の燃料高騰による追加払いの実績は白鳥アリーナ、総合体育館などに行っている。平成26年度から実際の価格変動に応じた実勢価格にて指定管理費と合わせて支払う方式に変更しているが、今後の状況を注視し、指定管理者に過度の負担とならぬよう対応していく。
〇指定管理以外の家庭ごみ収集を始めとする市の委託業務を含めた燃料高騰への対応の考えは。
●対応が必要になった場合には、適正に予算措置する必要があるとものと考えている。
〇政府は原燃料高騰による影響から国民生活と企業活動を守るとして石油の国家備蓄を始めて放出する方針を示している。苫小牧市は、日本最大規模の石油備蓄基地を抱えており、仮にここから石油を放出する場合に自治体との協議、調整はあるのか。また、苫小牧が選定された場合、初めての備蓄の放出になるが、市民生活や地域の経済活動に対しての課題や影響についてどの様に考えているのか。
●本市と協議や調整が行われることはなく、市民生活や地域経済への直接的な影響もないと考えている。
〇一方、この備蓄基地を抱えていることによって石油貯蔵施設立地対策等交付金というメリットを享受している。近年の交付実績と活用内容は。また、今回の備蓄放出が苫小牧市からも行われる場合の交付金への影響は。
●石油貯蔵施設立地対策交付金は毎年約1.2億円となっており、主に消防自動車や救急車、資器材の購入に活用している。備蓄放出に伴う交付金の影響はタンクで貯蔵することができる最大数量が交付額算定のペースとなっているために、その影響はないと考えている。

一般質問報告Ⅱ

昨日、一般質問が続行され大西厚子議員、冨岡隆議員、喜多新二議員、矢嶋翼議員、山谷芳則議員、谷川芳一議員の6名が登壇しました。本日も残り4名の一般質問が行われた後に補正予算などの議案審議が行われます。

3日午前に一般質問に立ち40分間にわたり4項目について質問いたしました。
1項目づつその質問と答弁の要旨について報告させていただいております。
(〇は質問要旨 ●は答弁要旨です)

2.ハラスメント対応
〇コロナ禍も相まって社会問題としてハラスメントが大きくクローズアップされてきた。昨年、国において、労働施策総合推進法を改正しハラスメント防止対策が義務化・強化されておりますが、先ず市役所内部におけるハラスメント対策についての現状は。
●本市におけるハラスメント対策は、要綱、運用方針、指針等を定めているほか、相談窓口を設置している。また、階層別、特別研修によりハラスメント研修に取り組んでいる。
〇先般、生活保護の手続きに来た男が職員を殴る事件が発生した。また、来庁者が1階ロビーで大声を上げて職員を恫喝するというケースを見かけたことがあるが、これらの事件、迷惑行為や理不尽な要求に対しての対応は。
●業務の範囲や程度を超える要求等があった場合でも、先ずは粘り強く丁寧な対応をとっている一方、暴力行為や恐喝、恫喝などの迷惑行為については、警告、退去命令、警察への通報といった対応をとっている。
〇犯罪行為や著しい迷惑行為から職員を守るという観点から、その対応方針やマニュアルが必要ではないかと思うが、その取り組みの考えは。
●緊急時に適切に対応できるよう、今後、ガイドラインや対応例などの作成を検討してまいりたい。
(2)カスタマーハラスメント対策の推進について
〇顧客や取引先から受ける嫌がらせや過度のクレームのことをカスターマーハラスメントという。このカスタマーハラスメントに対する市の認識は。
●市としてはパワハラやセクハラと同様に、労働者の心身に大きな影響を与える重大な社会問題であると認識している。
〇厚生労働省が企業や労働者を守る観点から、カスタマーハラスメント対策企業マニュアルを策定し、新年度にそれらの取り組みを周知するための概算要求がされている。市はカスタマーハラスメント対策について、今後どのように進めていくのか。
●国では、今後、企業が対策すべきマニュアルの策定・周知を行うとしており、市としても関係団体と連携し、作成されたマニュアル等についての周知に取り組んでまいりたい。

一般質問報告Ⅰ

3日午前に一般質問に立ち40分間にわたり4項目について質問いたしました。
本日から1項目づつその質問と答弁の要旨について報告させていただきます。

(〇は質問要旨 ●は答弁要旨です)
1.ワーケーション拠点構築事業
(1)事業概要と今後の展望について
〇本事業は、本年6月議会の補正予算で提案されたものですが、その後の取り組みは。
●オートリゾート苫小牧アルテンを拠点と位置づけ、Wi-Fiなどのインターネット環境を整備した。10月にプロポーザルにより委託業者を決定し、事業に着手したところ。
〇本事業の委託先として、7社によるプロポーザルによって㈱インサイトというコンサルト会社が選定(契約額 900万円)されたが、その選定理由は。
●「地元企業、教育機関、地域が一体となり推進する具体的な提案あったと」「PRのためのパンフや動画など事業終了後も活用可能な提案が豊富にあったこと」「コロナによって予定した行程が困難になった場合の代替案があったこと」などがあり、選定に至った。
〇全国の多くの自治体が交流人口増やその後の移住促進、企業誘致を目指し手を上げている。この数多くある候補地から苫小牧が選ばれるための戦略、他の自治体との違い・利点と魅力についてどう打ち出していくのか。
●気候の優位性、交通の利便性、近隣の豊富な観光資源などの選ばれるポテンシャルがあると考えている。今回の実証事業は冬季間であることから、冬ならではの体験やアクティビティなど苫小牧の特色を活かした余暇のプログラムを検討している。
〇既に道内の64市町村が北海道と連携してワーケーション事業に取り組んでいると側聞するが、今後、当市は北海道とどの様な連携をしていくのか。
●北海道の検索サイトへの登録を進めているほか、胆振総合振興局が作成するPR用パンフに本市の情報を掲載していただいている。
〇本事業は、来年3月までの期間においての実証事業ということだが、この期間内に「観光ルートの造成、市内での新規事業展開、地元企業や教育機関との交流を通じたイノベーションの構築を図る」という取り組みが明記されているが、これらの具体的な内容は。
●ワーケーション専門家によるセミナーの開催や冬季間における体験をしていいただくプランを考案中であり、これらの取り組みを通じて地元企業との交流や本市の魅力の発信に繋げる。
〇来年度以降の本格実施に向けた手順やスケジューリングについての考えは。
●夏季における当該施設の強みや課題等を見極めながら、状況に応じて次年度以降の展開を検討してまいりたい。今回の実証事業により洗い出された課題を解決しながら、全国から本市にワーケーションとしてお越しいただけるよう努めていく。

(2)北洋大学との連携について
〇この実証事業はアルテンを拠点として行われるが、この限られたエリアだけでは、交流人口増や地域へのイノベーションの波及効果という果実を得ることには難しいと思うが、そのことに対する認識は。
●実証事業の結果を踏まえ、本市のワーケーションに適した施設や環境、さらには事業の拡大に向け様々な角度からの検討をしてまいりたい。
〇先般、北洋大学にお伺いし、奥村訓代学長と懇談させていただく機会を得た。この中で、このアルテンを拠点とした本事業についてお伝えしたところ、大学としても何か連携できことがあれば積極的に協力したいという有難いお話をいただいた。
大学の遊休施設には、十分な通信な環境もありワーケーションに必要な機材やスペースも整っていることから、今後の展開としてワーケーションに留まらず、ITベンチャーや本州のIT企業・製造業とのコラボレーションを呼び込み、まさに学生や地元企業・本州企業との交流を通じたイノベーション(企業誘致・関係人口拡大)を図るという目的にも合致するものと考えるが、市の見解は。
●北洋大学に現在取り組んでいてるワーケーション事業について説明しており、大学として協力したい旨の話をいただいている。今回の実証事業の中で実施予定のセミナー会場としての活用や学生にも参加していただく仕組みづくりなど、どの様なものが可能か検討してまいりたい。
〇このエリアに"小さくともきらりと光る北海道のシリコンバレー"をつくる。この様なビジョンを掲げて大学と協議することを提案するが市長としての見解は。
●コロナ禍により働き方が変化し、今後もフリーアドレスという概念が進むことが考えられる。今回の実証事業についても、もう一山、ふた山あると思っており、その後にどの様なことが取り組めるか見極めたい。(市長答弁)
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一般質問初日

昨日、定例会一般質問がスタートし、①佐々木修司議員 ②牧田俊之議員 ③原啓司議員 ④桜井忠議員 ⑤竹田秀泰議員 ⑥池田謙治議員 が登壇しました。
改革フォーラムの牧田議員は北海道が飲食店に求めている第3者認証制度と市のプレミアム商品券第3弾との連動。コロナ・災害時の休業時におけ市内の全児童・生徒に貸与しているタブレットの早期活用。当市における抗体カクテル療法の実態と患者希望の対応などの新型コロナウィルス対応のほか、5歳児健診の対応や保育園・幼稚園・認定こども園に通う発達障がいを早期に支援するために発達支援コーディネーターの配置を求め、先進事例などの調査研究に取り組む旨の答弁がありました。

本日も一般質問が続行され、私は3番手に登壇する予定となっています。順調にいけば11時半前後に登壇し、お昼を挟んで13時半前には終えることになると思われます。
お時間があれば是非覗いてみてください。  https://tomakomai-city.stream.jfit.co.jp/

議案検討日

昨日、定例会の開会中ではありますが、議案検討日ということで本会議が開かれませんでした。この空いた時間で一般質問の準備を進めさせていただきました。
本日から、本会議が再開され一般質問がスタートいたします。私たちの会派からは2番手として牧田俊之議員が登壇いたします。
お昼休憩を挟んで午前10時から午後5時の間にインターネット中継がされておりますので、お時間がありましたら覗いてみてください。
https://tomakomai-city.stream.jfit.co.jp/

昨夜、本年最後の中小企業同友会苫小牧支部の幹事会が開催され、オンラインにて参加いたしました。各種報告・月例会や新年会の開催についての協議・審議が行われた後に、その他の議題の中で来年4月からの組織体制について触れ、私を含めた副支部長3名が退任することが伝えられました。
組織企画員会と求人委員会の担当副支部長として、通算4年間にわたり副支部長を務めさせていただきましたが予てから、今年に苫小牧で開催した全道共育研究大会を機に次の方にバトンタッチさせていただく意思を伝えておりました。
一抹の寂しさもありながらも、来年度からも一会員として引き続き活動してまいりたいと考えています。
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行政報告への質疑

今日から12月に突入、今年も残すところあと1か月となりました。
新たな変異株も気になるところですが、今年やり残していることを念頭に置きながら、新たな年にも思いを馳せる1か月間を過ごしたいと思っています。

昨日、第18回定例会が開会し、先に行われた令和2年度一般会計と企業会計の決算委員会報告、環境衛生部職員による市有自動車物損事故報告、そして全国選抜アイスホッケー大会における新型コロナのクラスターに関する行政報告がされました。
この行政報告は、本年8月に市内で開催した全国選抜アイスホッケー大会における選手・関係者の150名に及ぶ新型コロナウィルス感染拡大による国内最大のクラスターに関するもので、国立感染症研究所が現地調査に入り、その原因と対策がまとまったところから、これらを受けて主催者である苫小牧市の受け止めと今後の対策について報告されたものです。
この行政報告に対して各会派から5名が質疑を交わしました。
私たち改革フォーラムからも越川議員が登壇し、このクラスターについての国立感染症研究所の調査内容を踏まえた上で、今後における大会開催時のPCR検査もしくは抗原定量検査の必要性、この度の教訓と対策についての他の競技大会への水平展開について求めました。
本日は議案検討日となっており休会。明日から一般質問がスタートします。
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