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ホームページの更新作業

昨年の3月末に新しいホームページ作成ソフトを購入し、週1回のペースでパソコン教室に通い、その4か月後に12年ぶりに漸く自作のサイトを更新することができました。
その際には、デザインや内容の変更など、見やすさと内容を充実をさせることを宣言しておりましたが、日々のブログ更新のみでホームページ本体の更新が手づかずの状態で今日を迎えています。
昨日、先の予算委員会における質疑内容を纏めたものをアップする作業でパソコンを開いたのですが、すっかりホームページの作成の仕方を忘れてしまっている自分に気づきました。
曖昧な記憶をたどりつつ更新作業に着手したものの、現在のホームページが壊れてしまうのではないかという恐怖にとらわれて先に進めてません。
ここは、一旦落ち着き、ホームページ作成講座のテキストを一から読み返しながら、じっくり作業を進めることにしたいと思います。

FMとまこまい

昨日、会派のメンバーと共に2023年度の開局を目指している「FMとまこまい」の活動について、実行委員会の皆さまからお話をお聞きいたしました。
コミュニティラジオ局については、全国で336局、全道でも28局が開局しており、小規模自治体においても行政情報、観光情報、娯楽情報、交通情報、などの地域ニュースや生活情報を発信しています。
先日、開局準備に携わっているメンバーからお声をかけていただき、地域におけるコミュニティラジオ局の必要性や現在の準備状況をお聞きする機会があり、これらの情報共有や会派メンバーのそれぞれの立場での支援を検討していただく場として、セッティングさせていただきました。
いま、テレビ、動画サイト、フリーペーパー、SNS、新聞などから山のような情報を得られる環境にある中で何故、コミュニティラジオ局が必要とされているのか、地方都市ほど必要とされている訳、などについて分かりやすく説明していただきました。
今後、地域FMと行政の関りの中で、議会の立場からの応援も必要になること思われますし、全市的な事業として育てていくにはより多くの市民の支援が必要となることから、会派メンバー各自としての協力についても、それぞれが考えていく機会となりました。
私も30代後半の一時期に、JC活動の延長線上でコミュニティFMの立ち上げに関する活動をお手伝いしたことがありますが、資金面などの大きな壁にぶち当たり、構想が立ち消えてしまったという経験があります。
昨日の勉強会では、その当時とは比べようがないぐらい、ビジョンや今後のロードマップに具体性を持ち、課題や対応策も練られていることから、今後の市民や地域への共感の広がりに確信を得ました。
是非、苫小牧の将来と子どもたちの未来のために大願成就していただくこと期待し、私も微力ながら一応援団として声援を送りたいと思っています。
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マイナンバーカード

令和3年度も残すところあと3日間となり、春の訪れとともに新年度を迎えることになりす。
4月からの新生活や新たな仕事に向け、忙しい日々を送っている方や年度末までに終えな向ければならない仕事の追い込みに取り組んでおられる方も大勢いらっしゃるのではないかと思います。

年度末と言えば、締め切りが迫って、いつも後回しにしてしまっていることを後悔しているいるのが、確定申告と政治資金収支報告書の提出です。
しかし、数年前からマイナンバーカードによる電子申告をするようになってから、この作業が楽になっており、後悔の念も少し薄らいでおります。
また、住民票や印鑑証明などの証明証類がマイナンバーカードで素早くコンビニで入手することができ、私にとってはマイナンバーカードを重宝に活用させてもらっていますが、市内におけるマイナンバーカードの普及率は約4割となっており、国が目指している100%という普及率には遠く及んでおらないので現実です。
今後も順次、様々な分野でマイナンバーカードの利用拡大が図られることになっていますが、その一つしてマイナンバーカードと健康保険証の機能を併せ持つ「マイナ保険証」について、今朝の新聞で気になる記事を見つけました。
この「マイナ保険証」を使った場合、患者が窓口で支払う医療費が増えるという記事です。
中々、「マイナ保険証」を取り扱う病院が少なく、その様な医療機関にインセンティブを与えるために、患者負担分を病院の導入経費に充てるということを目論んでいるようです。
一方、最大2万円分がもらえる第2弾のマイナポイント事業が、6月から開始されることになっており、新年度から市役所の地下1階にマイナンバーカード・マイナポイント特設会場が設置されることになっています。
私は、社会のデジタル化を推進するべきとの立場ですが、何か、本末転倒のような話になっているように感じます。

先週末

この週末、全国各地から桜の便りが届く中、苫小牧地方でも雪解けが一気に進みオープンしたパークゴルフ場の様子が新聞に載っていました。
今シーズンは、3月に過去最高の降雪を記録しましたが、桜の開花は例年より早いという予想もあります。
着実に、春が一歩一歩近づいてきているのを実感する先週末でした。

新年度に向けた豊川町内会の正副部長会議が開催されました。
先週明けから新型コロナウイルスのまん延防止重点措置が解除されましたが、新年度においても完全には以前と同様の町内会活動ができないものと想定し、諸行事の在り方について協議しました。
先ず、町内会費については昨年と同様の半額とし、飲食の伴うイベントについては当面は見送り、その他の行事についてはコロナ感染対策を施しながら実施ていくこととなりました。

現在「2類相当」の新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けを、入院勧告などが必要ない「5類」(季節性インフルエンザなど)に引き下げる見直し論が浮上しています。
引き下げた場合は、保健所や医療機関の負担は減るが、PCR検査や治療費の一部が自己負担になる可能性が高く、受診控えで感染者が増えるリスクがあるとも言われています。
ここにきても感染状況の下げ止まりの感は拭えませんので、今後も様々な分野で、感染拡大防止の悩ましい判断が続くものと思われます。

人事異動

昨日、4月1日付の市職員の人事異動が公表され、管理職の移動については新聞でも報じられています。
私は人事について、強い関心がある方ではないと思っていますが、中にはその顔ぶれを見ながら適材適所と感じる昇格や移動もあるように感じます。
日頃、議会や議員への対応は各部署の課長さんが中心となってやられているケースが多いのですが、新たに移動してきた課長さんであっても、以前からそのポストで仕事をしてきているかのように適切に対応される課長もおり、これまで何度か関心されられたことがあります。
私も、早くポストと人物が一致するように馴れたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。

一方、今年退職される職員の皆さんもいらっしゃいます。
今年から定年を迎える方は、私の年下ということになります、、、
再任用で残られる方もいらっしゃる一方、完全に退職されて市役所を去られる方もおられます。
拙い議員として、大変お世話になった方もおり、寂しい思いもいたしますが、これからもそれぞれの立場てお元気でご活躍されることをお祈りいたします。
改めて長年の奉職に敬意と感謝いたします。

同友会3月例会

昨夜、中小企業家同友会苫小牧支部の3月例会に参加しました。
今回の例会は友知会(青年部)が担当し、オンライン懇談会、書道、ゴルフ、麻雀、サウナなどの趣味を通じて、7つの小グルーブに分かれた世代間交流を目的として開催されました。
現在、苫小牧支部の会員企業も264名まで増えてきて、コロナ禍であってもオンランなども併用して活発な活動が繰り広げられておりますが、会員の世代間ギャップが生じてきおり、そこを何とか埋めることができないかという発想で青年部の友知会が企画した例会でした。
私は、3役という立場もあり各クループ間の員数合わせ申し出てその結果、ココトマで開催されたフィットネス部門に参加することになりました。
会員企業のメンバーがインストラクター役となり、約2時間にわたりストレッチや筋トレなどを指導していただき、私もすっかり錆びついている体をほぐさせていただきましたが、昔に流行ったビリーザブートキャンプを思い出すような厳しいメニューもあり、今朝は筋肉痛に悩まされております。
写真の一番手前が私です。
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公示価格の公表

昨日、国土交通省が全国の公示地価を公表しました。
今朝の新聞記事によると「苫小牧宅地22年ぶり上昇」という見出しが出ています。
その原因については、東部地区の需要拡大によって市内の地価を押し上げている一方、市街中心部の商業地区から西部地区にかけては、人口減少に伴う地価下落の傾向が続いていると分析されています。

ちょうど10年前の2012年12月議会の一般質問で、この公示価格の推移を根拠につして市内の東西格差解消について一般質問で取り上げた経緯があります。
その際のブログを読み返してみると、『西部地区において10年前の地価公示価格と比較すると錦岡駅前では半分以下、糸井駅前では3分の2、苫小牧駅前では4分の1以下に値下がりをしている。この現況に対する認識とこれ以上の衰退を食い止めるための施策の必要性についての考えは。』と質問したのに対して、
『公示価格の下降トレンドは全国的な傾向であり、景気後退という経済情勢の影響が大きい。現在、樽前地区において振興計画策定を進めている。西部地区は地盤沈下ではなく、まちが発展から成熟に向っている過渡期であるという認識であり、新たな施策は考えていない。』という趣旨のあたかも何も問題が無いような答弁が返ってきて残念な思いをいたしました。
この答弁受け、『過去に取り組んだ大型リフォームに向けた「マイホーム特例融資制度」を期間限定で復活させ、よりインセンティブが働く西部地区や中心部の落ち込みに歯止めをかけるべき。』と提案しましたが、これも受け入れられませんでした。

あれから10年が経ちましが、人口減少と密接な関係性にある地価の動向であるために有効的な打ち手というのは見いだせないまま経過してきているというのが現状です。
土地の値段が下がるということは、市民の資産・財産が減り、市に入ってくる固定資産税の減収に繋がり、ひいては市民サービスの後退にも繋がるものです。
依って、まちづくりを考える上で、常に念頭に置かなくてはならないのが、公示価格の動向ということになるのではないかと改めて感じている次第です。

先週末と春分の日

この3連休に、後回しにしていた作業に取り組みました。
その一つは、確定申告です。
確定申告は3月15日の締め切りとなっておりますが、税務署へのオンライン申請が締め切り日の近くに殺到し、システムの不具合が発生したことにより、4月15日まで申請締め切りが延長されています。
実は、私もその影響を受けた一人で、この週末に改めてオンライン申請をしたのですが、「ログイン時に致命的なエラーが発生しました。」というエラーメッセージが何度も出て上手くいきませんでした。
私の浅い知識では、受付システム上の問題が残っているか、私の会計ソフトの問題なのかが分からずに難儀しております。
本日、プリントアウトして税務署に持参することにいたします。

もう一つ、電子申請する作業として3月末締め切りの「政治資金収支報告書」の提出が残っていました。この作業も毎年、締め切りギリギリとなってしまっておりますが、この週末に一年分の仕分けと記帳を終えて、電子申請するばかりとなりました。
本日、申請をしたいと思っていますが、こちらは、スムーズにいってもらいたいものです。

まん防の解除へ

この2日間、ブログをお休みさせていただきました。
この件について事前にお知らせしておりましたが、知らずにアクセスしていただいた皆さま、ご容赦ください。

この間、福島県と宮城県で震度6強を記録する大きな地震があり、大きな被害が発生しました。
亡くなられた方、怪我をされた方、そして被害にあわれた皆様にお見舞い申し上げます。
一瞬、11年前の震災が頭をよぎり、嫌な予感をした方も多くいらっしゃったのではないかと思いますが、津波の発生には至らずに安堵しました。
この機に、薄らいできたあの日の記憶を呼び起こし、災害対策について考える機会にしたいものです。

明日からの3連休を経てまん延防止等重点措置が解除されることになります。
この間、「コロナが落ち着いたら飲みに行きましょう」と口約束していてる人が大勢おり、そのすべての人の顔を思い出すのが難しいぐらいです。
今度こそ、週明けのまん防の解除を機に、コロナ前の日常に戻れることを願いたいものです。

会派の情報共有

昨日、定例会の終了後に恒例となっている会派の委員会報告を行い情報共有を図りました。
苫小牧市議会の委員会は4つの常任委員会と2つの特別委員会で構成されており、私たち改革フォーラムの4人のメンバーは常任委員会に一人ずつ、特別委員会には二人づつの配属となっています。
委員会は同時開催されているために、自分が所属していない委員会の所管事項の報告や質疑を聞くことができず、所属しているメンバーからの報告によって情報共有を図っております。
私からは、先のブログでもご報告させていただきました厚生常任委員会と安全・安心並びに市民ホールに関する特別委員会について報告いたしました。
何時もであれば、議会終了後に定例会の反省会を兼ねた懇親会を開催しているのですが、コロナによってできていません。
北海道のまん延防止等重点措置が、21日に解除になりそうなのでそれ以降に状況を見定めながら、久しぶりの懇親会を開きたいと思っています。

明日と明後日のブロク「日暮つづり」はお休みとさせていただきます。
ご容赦ください。

先週末

週末、早めのお彼岸の墓参りに行ってきました。
母の逝去を機に、鶴居村にあったお墓を高丘第2霊園に引っ越しして4年が経ちます。
それ以降この時期に毎年、墓参りには行っていますが、これほど雪が多かったことはありません。
お墓の区画までは、キレイに除雪していただいておりましたが、そこからお墓までは膝上までの積雪があり、たどり着くまで難儀しました。(我が家の愛犬は喜んでいましたが)
ある程度、覚悟してスコップを用意していきましたが、とても除雪できるような状態ではなく断念。雪をかき分けての墓参りでした。
来週は、春分の日…多くの方が墓参りに訪れます。
春らしい陽気にはなってきて、どんどん雪解けが進むことと思われますが、スコップなどの準備が必要になるかもしれません。
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第21回苫小牧市議会定例会閉会

2月17日に開会した第21回市議会定例会が閉会しました。
最終日は、午前に議会運営委員会と議会改革検討会が開催された後に、午後から本会議が再開され、国の制度改正に伴う条例改正や補正予算などの残余議案を審議、副市長と教育長の選任同意などを経た後に23日間に及んだ定例会を終えました。
当初は、議員などから新型コロナの感染者が出た場合も想定して、1週間の会期の余裕を持っていましたが、無事に終了することができ何よりでした。

4月1日付の部長・次長の人事が発表されました。
一方では、定年退職される職員の皆さまがいらっしゃいます。
通常であれば、定例会終了後に市長を始めとする市役所幹部の皆さまも参加していただき、議員会の総会と懇親会が開催されて、何時ものとは違った交流が図られていましたが、新型コロナにより3年間連続で中止となっています。
私たちの会派では、この懇親会後の二次会に退職される部長さんをご招待し、慰労会をするのが慣例となっていましたが、そのことも叶わず残念でありました。
この場から、退職される職員の皆さまの長年の奉職に対し、心からの敬意と感謝を申し上げます。
ありがとうございました。

安全・安心及び市民ホールに関する特別委員会

あの日、3.11から11年目の朝を迎えました。
夜中に目が覚め眠れずにテレビをつけると、NHKで又市直樹さんが進行を務める「伴奏曲」という番組が放送されていました。11年前に東北各地で被災した方々の、その後の生活の中で心の支えや励まされた楽曲を紹介する番組でしたが、自分の中で忘れかけていた11年前の思いが蘇ってくるような気持ちで見ておりました。
折しも、苫小牧市では北海道沖を想定した海溝型巨大地震による津波浸水地域が見直されたことにより、津波避難計画等の改定が急務となっています。
津波で亡くなった方々のご冥福を祈りつつ、先ずは、ひとり一人があの日のことを思い出し、いつ来るかもしれない災害について考える一日にしたいものです。

昨日、「安全・安心及び市民ホールに関する特別委員会」開催され、以下の所管事項が報告されて質疑が交わされました。
(1)災害協定の締結について
(2)令和3年度苫小牧市総合防災訓練について
(3)(仮称)苫小牧市民ホール整備運営事業の進捗状況について

私は、本年1月13日に開催された総合防災訓練について、12月の当特別委員会でコロナ禍により、今回の訓練に住民の参加が見送られたことから、各町内会の防災担当者や防災マスターを始めとする市民に対して訓練内容を動画にまとめ、ユーチューブ等で閲覧できる取り組みを提案させていただきました。昨日の答弁では、今回の訓練で実施した、避難所開設や運営の様子、防災備蓄品の扱い方について、20分程度の動画にまとめる編集作業を進めており、年度内にはCD-ROMなどの媒体で町内会に配布を予定していることと市公式YouTubeチャンネルにも掲載し、良く多くの市民に視聴していただけるように取り組んでいくとの答弁がありました。
また、市民ホール整備については、この間に何度も議論を重ねてきている市民ホール建設や運営に際しての下請け工事の地元活用、骨材、什器備品、委託業務の地場活についてのこの間の取り組みについて質し、昨年12月22日に締め切った応募グループからの全ての提案書に地場企業の活用に十分配慮した提案がなされているとの認識が示されました。
更に、私が依然に等特別委員会で提案させていただいた優先交渉権者が決定した後に市民ホールに事業に意欲ある地元企業とのマッチングの機会創出にいても、どの事業者からも地元企業に対して説明会等の実施を予定しているとの回答を得ている旨の答弁がありました。

本日は、午前に議会運営委員会、議会改革等検討会が開催され、午後から残余議案を審議した後に第21回定例会が閉会する予定となっています。

厚生常任委員会報告

昨日、各常任委員会が開催され、私の所属する厚生常任委員会では、

1.付議事件
(1)5歳から11歳までの子供への新型コロナワクチン接種券の配布について、接種の可否を保護者が判断できるような方法で行うことを求める陳情

2.所管事項
(1)第2次苫小牧市食育計画す院計画(案)について
(2)市立病院における新型コロナウィルス感染症への対応について
(3)第11次苫小牧市交通安全計画策定について
(4)沼ノ端拓勇林の在り方について
(5)ヒグマに関する危機管理マニュアルについて
(6)危機動物に関する個別危機管理マニュアルについて

以上の項目について審査が行われました。

陳情審査では、5歳から11歳までの子供への新型コロナワクチン接種券の配布について、接種の可否を保護者が判断できるような方法で行うことを求める陳情について陳情者から趣旨説明が行われ、市の担当課から現況の説明が行われた後に審査に入りました。
私からの質疑では、5歳から11歳までの子供への新型コロナワクチン接種券の配布に係る準備状況、当市における5歳から11歳までの罹患状況、感染拡大による保育園等の休園の社会的影響と学校の休業による児童の学ぶ機会の喪失の実態、
保護者へワクチン接種が義務ではなことについての周知強化などについて、市の担当者からの見解をお聞きしました。
本陳情では、対象児童の全世帯に接種券を送付せずに希望者のみに配布することを求めておりましたが、前述の質疑の中で対象児童や保護者に一日も早く通常の生活をとり戻す必要性、ワクチンが義務であるという誤解を生まない対策の強化、市内における対象児童の正確な感染実態などの接種判断係る情報提供の取り組みをした上で、最大限に接種する機会を提供すべきという立場から、本陳情の願意には沿い難く反対を取りました。
今月28日以降に、対象児童のいる世帯に接種券が届き、順次接種が進められることになります。

所管事項では、第2次苫小牧市食育計画す院計画(案)について、計画期間内において地産地消の観点から公設卸売市場との連携強化の取り組み、健康経営に取り組む企業に対してのアプローチについての取り組みを提案させていただき、それぞれ検討する旨の答弁がありました。
また、市立病院における新型コロナウィルス感染症への対応に関して、感染病床で1泊二日で退院する中和抗体薬の投与患者がR3年8月~R4年2月まで124人に上っているとの答弁を受け、この中和抗体薬投与の患者が3月14日に開設する医療提供ステーションへと移ることによる市立病院などの感染病床の医療ひっ迫軽減の影響についてお尋ねいたしました。

R4年度予算成立

昨日、本会議を再開しR4年度の一般会計予算特別委員会と企業会計予算特別委員会のそれぞれの委員長から、委員会報告がされ、新年度予算と関連議案すべてが原案通り可決いたしました。
新年度におけるまちづくりに向けて、これらの予算が適正かつ効果的に執行されるよう、議員の立場から見てまいりたいと思っています。
本日は、各常任委員会、明後日は特別委員会が開催され各所管事項について質疑される予定です。
順調にいけば、11日に残余議案が審議され、22日間に及んだ定例会が閉会する予定となっています。

陳情審査に向けて

昨日、もう一方のR4年度一般会計予算審査も順調に進み午前に委員会採決が行われました。
このことにより本日、本会議が再開され、一般会計と企業会計の委員会報告がされた後にR4年度予算が成立する予定となっています。

昨日は、明日に開催される厚生委員会の所管事項として提出された資料の読み込みや不明点や疑問点を洗い出し、各担当課のヒアリングを受けさせていただきました。
今回の厚生委員会には、61名からなる市民有志から『5歳から11歳までの子どもへの新型コロナウイルスワクチン接種券の配布について、接種の可否を保護者が慎重に判断できるような方法で行うことを求める陳情』も提出されています。
求められている内容としては
①接種券の発送前に、この年代の発生割合、死亡者数などの感染状況、ワクチン接種が義務ではないことなどの情報を提供すること。
②該当する子どものいる世帯に一斉配布するのではなく、希望者する保護者のみに接種券を発送すること。
以上の2点となっております。
現時点での本陳情に対する私の考えもありますが、明日の委員会の中で陳情者の趣旨弁明をしっかりお聞きし、市担当課から本件に関する周辺状況も確認しながら、慎重に判断してまいりたいと考えております。

R4年度企業会計予算審議報告Ⅴ(最終回)

この週末は、企業会の予算審査を終えて一段落したことから、比較的のんびり過ごしておりました。
本日は、一般会計予算委員会は引き続き続行されることとなっていることから、私は本会議で新年度予算の採決後に行われる厚生委員会と安全・安心及び市民ホール建設特別委員会の各委員会審査に向けた準備を進めたいと思っています。

本日は、企業会計予算審査の最後に行われた公設地方卸売市場会計予算審議における私の質疑の要旨についてご報告いたします。
〇は私の質疑要旨、●は答弁要旨となります。

【公設地方卸売市場会計】

1.市場運営におけるコロナ禍の影響について
〇コロナ禍におけるR3年度の影響は。
●水産部においては、外出自粛により新食添需要が減り、取扱量、取扱高ともに減少している。逆に青果部においては巣ごもり需要があったことから取扱高が増えている。花き部においてはイベントの中止などによって出荷が伸びず減少傾向が続いている。
〇R4年度における見通しは。
●R4年度においても3つの部門ともにコロナ禍の影響が続くと考えられるが、水産は更に不漁の影響もあり、前年度比から若干の減となる67億4千万円を見込んでいる。青果部も過去の推移を勘案し30億6千万円を見込み、花卉部においても3億1千万円を見込んでいる。

2.低温流通センター整備事業(青果部)
〇1,400万円の整備の内訳は。
●施設整備計画に基づき、冷凍機1台と冷却塔1台を更新する費用となっている。
〇現在の低温流通センターのの概要は。
●S54年2月より、性㈱市場関係者において苫小牧低温流通センター利用組合を組織し、各社協力しながら、効率的に運用している。
〇フロンガス排出抑制と今回の整備場との関係性は。
●R4年度において、低温流通センターで使用している冷凍庫の更新により、フロンガス排出抑制法に関わる冷却設備の更新を完了する。

3.指定管理者制度導入効果について
〇R3年度10月1日からの水産部と青果部において導入された指定管理者制度の運用状況と導入効果がどの様に新るんドに活かされていくのか。
●導入後、間もないことから、現時点で具体的に示すことは出来ないが、新年度においても長年の経験と実績を施設運営に活かし、安心・安全な水産物及び青果物の安定供給に努め、市場活性化へつながる取り組みを実施していただく予定。
〇指定管理者における新年度の自主事業の取り組み予定は。
●部門別に市場感謝祭を開催することや親子見学会を実施するなど、新型コロナの今後の動向を注視しつつ、市場活性化に繋がる取り組みが出来るよう実施してまいりたい。

4.花き部の民間移譲について
〇花き部の民間移譲の準備状況は。
●R4年4月には事業者募集要項等の公表を行い、その後募集説明会や現地見学会を開催する。7月から8月にかけてプレゼンテーションを実施した上で選定を行い、9月議会の補正予算の説明の中で報告する。その後、契約や協定などの諸手続きを終了した後、準備期間を経て、R5年1月に民間地方卸売市場として運営開始できるよう進めている。
〇民間に移譲することによって何がどう変わるのか。
●民間ならではのスピード感、効率化、サービス意識の高さに加え、長年の花卉を扱う経験とニーズを感知する能力により、消費者や生産者に対して、きめ細かな対応が可能となる。
また、移譲先事業者に施設を移譲することにより、施設設備が充実し立地が良い強みを活かして、物理勇也加工などの機能を加えることによって市場の活性化が期待できる。
〇民間移譲にあたっての建物と土地に関する考えは。
●建物は不動産鑑定の上で売却する。土地については市の関りを残すために立ち上げから5年間は無償貸与とし、その後は賃貸とする。
〇いま、施設運営をしている会社やそこで働く従業員への処遇についての市の考えは。
●あくまでも開設者の判断ではあるが、事業者募集要項に現在と同様で運営していただけるよう条件を付してまいりたい。
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R4年度企業会計予算審議報告Ⅳ

昨日もR4年度企業会計予算審査が続行されました。
病院事業会計では①竹田委員、②大西委員、③岩田委員、④越川委員、⑤小野寺議員、⑥金澤委員、⑦大野委員、⑧矢嶋委員。公設卸売市場では①大野委員、②松井、③小野寺委員、④竹田委員の延べ12名の委員が質疑に立ち、すべての特別会計・企業会計の予算審査が終了しました。
この後に各会派の意見調整が行われ、全会派一致で予算案を採択いたしました。

本日は一昨日の水道事業会計と下水道事業会計における私の質疑の要旨についてご報告いたします。
〇は私の質疑要旨、●は答弁要旨となります。

【水道事業会計】

1.コロナ禍における影響について
〇ステイホームやまん延防止等による飲食店への時短要請などにより、水道会計にも影響を及ぼしているものと考えるが、R3年度における影響は。
●R3年度1月検針時点の使用状況としては、家事用はコロナ禍以前のR元年より増加しているが、議用務要は減少している状況であり、ステイホームや時短要請の影響が表れている。
〇コロナの影響について、新年度予算の中では、どの様に考慮されているのか。
●今後のコロナによる影響を見通すことは難しいが、新年度予算は前述したコロナ特有の影響をある程度残しつつも、平時の要素も加えた予算となっている。
〇過去のコロナ禍の飲食店への減免の取り組み経緯とは。
●R2年度以降5回の減免を行ってきており、1回の減免額は800万円~900万円程度となっている。
〇その減免が水道会計に及ぼした影響は。
●過去5回の減免のうち4回は地方創生臨時交付金を活用しているが、R3年の実施した3回のうち1回を水道会計が負担して対応した。
〇企業会計の特性から考えてコロナ減免の財源を水道会計が負担するのは正しい考えなのか疑問である
である。もし、今後の対応が必要となった場合の考えは。
●減免に要する財源の状況等にも注視しながら、関係部署と連携を図りながら適宜判断していく。

2.高丘浄水場管理棟の供用開始
〇令和3年から改築に着手している高丘浄水場管理棟の供用予定は。
●管理棟本体の築造工事が終わった後、建物内の機械・電気工事を実施し、R4年度末には供用開始を予定している。
〇新たな管理棟の運用開始合わせた、市民への水道事業へのPR強化の取り組みが必要ではないか。
●水道週間や市内小学生に向けた施設見学会において、屋内に大型スクリーンを設置し、130名まで収容可能な会場を設け、より分かりやすく、丁寧な対応を図り、水道に対する理解を高めていく。

3.浄水場の給水比率の対応
〇直近の高丘と錦多峰の両浄水場の水製造コストと配水率は。
●高丘浄水場では、1㎥あたり8.2円、錦多峰浄水場では1㎥あたり12.7円となっている。配水比率はR2年度の実績で高丘浄水場63.6%に対して、錦多峰浄水場は36.4%となっている。
〇製造コストの安価な高丘浄水場の配水比率を引き上げる取り組みの考えは。
水道事業全体のコスト縮減に繋がることから、令和元年度から配水比率を高丘65%、錦多峰を35%をめざして運転を実施し、検証を続けている。

4.有効率
〇直近の水道管破裂による漏水件数と、新年度における対策は。
●今年度の漏水件数はR4年2月末で、排水管漏水が4件、行動内の給水管漏水は20件となっている。
〇浄水場から出る水道水に対し、実際に各家庭や事業所等で使用された水量の割合を「有効率」というそうだが、この有効率の推移、目標、新年度の取り組みは。
●H30年が91.4%、R元年93.4%、R2年が94.0%と徐々に改善してきている。厚労省通達では苫小牧規模の年に対して98%以上に目指すことを求めており、本市の現水道ビジョンの計画期間(R9年度まで)において95%を目指している。そのため漏水を抑制するために老朽管の更新、定期的な漏水調査に取り組んでいる。

5.漏油事故による水道への影響と対策
〇過去3か年の漏油事故により、水道が出動した件数は。
●R元年度は18件、R2年度が19件、R3年度2月現在で10件となっている。
〇漏油があったときに、水道にはどの様な影響があるのか。
●各家庭に引き込まれている給水管はの多くはポリエチレン製であり、耐油性が低く、漏油により汚染された場合は、臭気が水道水に浸透し、匂いがしみついてしまい、地面を掘り起こして汚染された土砂と排水管を取り換える必要がある。
〇漏油事故の際に費用負担は原因者の負担になると思うが、市内西部地区の住宅から漏油があり、R元年度から2年度にかけて行った対策費で約3千万円を要した事故が発生している。そういった漏油事故を未然防止するための市民への注意喚起は不十分ではないか。
●関係部署が連携して市民への注意喚起や団体業界への周知を行っている。上下水道部としても未然防止について広報していく。
〇石油協同組合などの協定を結び、事故の発生防止や被害を拡大させないための取り組みを講ずるべき。
●どの様な対応ができるのか、関係部署と検討してまいる。

【水道事業会計】

1.メタンガス発電機
〇R3年度と4年度の2か年にわたり西町処理センターにおいて取り組んでいるメタンガス発電機の更新に向けた新年度の取り組みと供用開始時期は。
●R4年度の取り組みは既設発電機を撤去し、新たな発電機を現地に設置するほか、制御盤や廃熱回収機器のなどの付属設備の更新を行う。R5年度からの供用に向けて工事を進める。
〇本事業における費用対効果は。
●導入から10年前後で4.8億円の整備コストの回収が終わる試算となっており、機器の耐用年数である15年間の試算では、約1億3千万円の効果額を見込んでいる。

2.汚泥処理
〇これまで、下水汚泥については農地の肥料、民間肥料会社の肥料の原料、セメントの原料として全量をリサイクルとして受け入れしていただいているが、新年度における汚泥発生予定量と各受け入れ先の受け入れ量についての見込みは。
●R4年度の汚泥発生量は5,900トンを予定、北斗市のセメント工場に原料として2,700トン、民間肥料会社の原料に2,000トン、農地への肥料1,200トンを予定している。
〇汚泥処分費が一番低コストとなっている農地還元の拡大の取り組みは。
●受け入れていただいている利用組合のご協力もあり、R元年度には78ヘクタールだった受け入れ農地をR3年度には210ヘクタールへと拡大できた。今後においても安定的に受け入れていただけるよう新規開拓を含め取り組んでいく。
〇数年前に廃止したコンポスト施設の議論に際に、廃止後の研究も進めるとしていたが、その取り組み状況は。
●簡易なコンポスト製造について試験軒杞憂を行ってきたが、具体的な製造方法の確立に至っていない。
〇下水汚泥から製造する水素についての認識と今後の取り組みの考えは。
●現時点では、水素製造にはコスト面での課題や水素製造時に分離されるCO2の利用方法など解決すべき課題がある。今後の国のエネルギー政策や水素利用の動向などについ注視していく。

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R4年度企業会計予算審議報告Ⅲ

昨日も予算委員会が続行され、水道事業会計予算審査に①金澤委員、②大西委員、③岩田委員、④松井、⑤竹田委員。
下水道事業会計予算審査に①小野寺委員、②矢嶋委員、③大西委員、④松井、⑤竹田委員、⑥岩田委員。
両会計に対して計11名の委員が質疑を交わしました。

昨日の水道と下水道における私の質疑内容については、後ほど報告するといたしまして、本日は一昨日の後期高齢者医療事業会計における私の質疑の要旨についてご報告いたします。
〇は私の質疑要旨、●は答弁要旨となります。

【後期高齢者医療事業会計】

1.健康診査について
〇団塊の世代の高齢化によって対象者は増えているはずだが、予算額が前年比で減額されているのは何故か。
●検診審査事業のカウントの仕方が変更になったことによる影響で、健康寿命を延伸するための事業全体として、取り組みが後退したものではない。
〇その健康寿命の当市の実態と目標は。
●当市における実態は把握しておらないが、北海道広域連合が策定している第1期データヘルス計画終了年度のH25年度の道内での健康寿命「男性71.11年」「女性74.39年」を基準に「増加」させることを目標としている。
〇団塊の世代が後期高齢に入る2025年が間近に迫り、当市における健康寿命の実態を把握し、目標値を定めるべきである。まちづくの最上位計画である総合計画の第7次基本計画策定を新年度に取り組む予定となっており、この策定段階で調査、検討すべき。
●高齢社会における今後のまちづくりにおいて、市民の健康寿命の延伸は重要なポイントであり、提案の内容を含めてどの様な取り組みができるか検討する。

2.健康増進事業について
〇現在、取り組んでいる健康づくり啓発の取り組み内容は。
●高齢者が集まる場で、健康増進の啓発や情報提供、保健師や看護師による健康相談、検診及び歯科検診の受診勧奨を実施。R2年度から「高齢者の保健師施業と介護予防の一体的実施」が始まったことから、介護福祉課と連携して取り組みを実施している。
〇高齢者の健康づくりという視点では、部や課の組織が跨っており、私どもにはそれらが断片的な取り組みとしか伝わってこない印象がある。それぞれの取り組みに横串をさし、計画を策定し、年間延べ人数1万5千人が参加する「ふれあいサロンの場」を活用してシステマテックに取り組むべき。
●提案内容を含め、どの様な形がベストなのか検討する。
〇近年、特に注目されているフレイル(健康と要介護の中間にある状態) 予防の新年度の取り組みは。
●リーフレットを作成して活用するほか、社会福祉協議会や地域包括支援センターなどの協力を得ながら、高齢者への普及啓発に努めていく。

3.コロナ禍における対応について
〇コロナ禍による本事業の影響は。
●健康診査や歯科検診の受診率の減少のほか、高齢者が集う場で行ってきた健康受信や健康づくりの啓発が行えなかった。また、広域連合で減免による保険料の決定や傷病手当金の給付を行っている。
〇アフターコロナを見据え、コロナで落ち込んだ健康診査事業、健康増進事業を元に戻すために、コロナ前以上の取り組み強化を求めたいが、このことに対する認識は。
●健康診査事業については、コロナ禍以前に行っていた勧奨を行うほか、苫小牧医師会などの協力を得ながら、受診率の回復に努めたい。
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R4年度企業会計予算審議報告Ⅱ

昨日、R4年度予算特別委員会が続行され、私が所属する企業会では昨日に引き続き、介護保険会計で①小野寺議員、②矢嶋議員、③大西議員、④金澤議員、⑤竹田議員。後期高齢者医療事業会計で①岩田議員、②松井、③小野寺議員。水道事業会計で①越川議員、②小野寺議員。合計10名が質疑に立ちました。
本日は、一昨日の介護事業会計における私の質疑要旨についてご報告いたします。
昨日の苫小牧民報の紙面に新型コロナ対策の中で質疑した高齢者施設に対する3回目ワクチンの巡回接種に関する記事が載りました。

〇は私の質疑要旨、●は答弁要旨となります。

【介護事業会計】

1.第8期介護保険事業計画について
〇R4年度は8期計画における中間年にあたるが、R3年度の実績、そしてR4年度の予算策定段階での進捗状況と8期計画との乖離の有無は。
●R3年度はおおむね計画通りに推移する見込み。R4年度予算は、介護給付費において、第8期計画から約2億3千万円の増加を見込んでいる。主な要因としては、各サービスの利用件数の増加に加え、地域密着型サービス事業所の整備を当初の予定より前倒しして、R4年度中に開設することとなったため。
〇第8期計画の中で、苫小牧版地域包括ケアシステムのより一層の具体的な取り組みを進めていくとしいていたが、この取り組み状況は。
●少子高齢化が進むなか、高齢者が住み慣れた地域で人生の最後まで暮らせるように、一般介護予防事業、生活体制支援整備事業、在宅医療介護連携推進事業、地域包括支援センターの運営など、様々な事業を通じて苫小牧版地域包括ケアシステムの深化に取り組んでいる。
〇第8期の初年度にあたるR3年度においてのコロナの影響と対応については。
●通所介護の給付費が計画値を下回っているが、訪問介護などの他のサービスにおいて利用件数の増が見られ、給付費全体としての影響は少ないものと考えている。また、国からの通知を受けて保険料の減免に対応している。
その他には、感染拡大防止の為に高齢者の通いの場の活動中止など、地域活動が制限されるという影響があった。
〇第8期計画における施設整備のR4年度の取り組みは。
●グループホーム、小規模多機能型居宅介護及び地域密着型特定施設をそれぞれ1施設を整備する予定。
〇来年度予算で見込んでいる基金の動向と8期計画内での活用の考えは。
●R3年度末で12億円の残高を見込んでいる。R4年度予算においては、介護給付の増に対応するため、約9千万円の基金の取り崩しを予定しており、R5年度においても計画値で約1億5千万円の取り崩しを見込んでいる。

2.「ふれあいサロン」の場を活用した介護予防等の強化について
〇高齢者の通いの場としての「ふれあいサロン」があるが、コロナの影響はどの程度か。
●コロナ前のR元年度開催数は延べ762回、参加者数は延べ15,554名であったものに対し、R2年度は289回、5,108名に留まっている。
〇サロン等の地域活動再開に向けての取り組みは。
●感染対策を徹底し、活動を再開しているサロン等もあると聞いている。サロンが高齢者の身体機能低下の防止に果たす役割は大きく、関係機関と連携しながら再開に向けて必要な支援に努める。
〇コロナ後のサロンの場を活用して、市が介護予防の取り組や検診受診率アップに向けた取り組みを強化すべきではないか。
●市はこれまでも様々な機会を通じて、介護予防や健康増進に向けた取り組みを行っており、これらを継続していく。

3. 新型コロナ感染対策について
〇この間の介護施設に向けた市の支援策と新年度の取り組みは。
●R2年度からの繰り越し事業として、1事業所につき20万円の支援金を交付し、感染症対策及び事業所運営の継続性を支援している。また、高齢者施設等についてはワクチン接種希望者の接種券を取りまとめて送付するなど、事務の効率化を図っている。R4年度については、感染状況や国の財源措置の動向を踏まえ、必要な支援を検討していく。
〇介護施設における新型コロナウイルス感染拡大の発生状況と担当課としての対応は。
●クラスター発生と認定された件数としては、R3年度は10事業所と把握している。担当課としては、胆振総合振興局からの連絡を受け、対策本部を゛設置し、道と連携の上、時用法収集や物資の支援等の対応を実施している。
〇感染拡大防止に向け、介護施設の感染拡大防止に向けた利用者、従事者に対するワクチンの巡回接種の考えは。
●訪問接種については、高齢者が入所する施設等が、接種者を集団接種会場や医療機関に連れていけない場合など、調整が困難な場合について、ハスカッププラザの巡回接種で対応するよう調整をしている。

4. 介護人材の確保
〇介護人材の欠員状況の実態と対応策の考えは。
●R2年に実施した介護人材実態調査では、欠員がある事業所が56事業者、91人の欠員があるとの結果であり、現在も同様の傾向にあるものと承知している。R4年度予算においては介護人材確保支援事業により、20人の確保を目指した予算計上している。
〇介護業界のイメージアップに向けた支援の必要性の考えは。
●例年、介護の日がある11月に、介護や福祉の魅力をPRする「えがお花咲く写真展」の開催して支援している。今後についても、介護業界のイメージアップに向けた取り組みを継続していく。
〇市内における外国人人材活用の現状と取り組みの拡大向けた市の支援の考えは。
●厚労省においてR2年度からR4年度までの3年間、対象業種を介護に選定し、地域外国人材受け入れ・定着モデル事業を実施している。本市でも2事業所が採択を受け、外国人人材の職場定着を図っている。また、R3年12月に日本で介護を学んだ留学生の実例を交えた「外国人材活用セミナー」を市の主催で開催し、市内の介護事業所経営者を中心に20名が参加していただいた。今後も国や道の支援制度など、活用できる施策の周知を図っていく。
〇人手不足の対応として、介護ロボットの導入やICTの導入を図っている事業所の実績と効果についてどの様に受け止めているか。
●R3年度に道の補助事業である介護ロボット導入支援事業費補助金の活用による介護ロボット・ICTの導入を促している。3法人5事業所において補助事業採択をされ、徐々に活用が進んでいる。R4年度においても道の補助事業の活用を促すなど、介護現場の効率化を図っていく。

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R4年度企業会計予算審議報告Ⅰ

昨日、新年度に向けた予算委員会がスタートしました。
私の所属する企業会では、国民健康保険事業会計で ①矢嶋委員 ②大野委員 ③松井 ④小野寺委員 ⑤金澤委員 ⑥竹田委員の6名が質疑。
続く、介護事業会計では ①大野委員 ②松尾委員 ③松井 の3名が質疑に立ち、本日は国保事業予算から質疑が続行される予定です。

〇は私の質疑要旨、●は答弁要旨となります。

【国保事業会計質疑要旨】
1.コロナ禍の影響と対策
〇新年度予算の考え方とコロナ禍の影響を最小化するための対策は
●R4年度予算における保険税の減免は、現時点で国からの通知は示されていないために当初予算に盛り込めなかったが、傷病手当金については当初予算に計上できた。
〇コロナ禍で落ち込んだ健診の受診率などについて、コロナが明けた後の回復に向けてどの様な考え方を持っているのか。
●健康検査受診率は順調に取り組んできたコロナ前の令和元年37.5%から令和2年32.8%へと下がっている。コロナの影響を受けない状況になった場合には、関係機関の協力のもと受診率の回復に向けた取り組みを強化する。

2.重症化予防事業
〇医療費が一人あたり500万円程度/年を要すると言われている人工透析患者の推移と本事業の意義については。
●ここ3年間は60名前後で推移している。糖尿病が重症化し人工透析への重症化を予防することによりご本人の健康寿命の延伸と医療費抑制に向け受診勧奨に取り組んでいる。
〇その受診勧奨が必ずしも受信に繋がらないというケースがあるが、その理由と対策の考えは。
●未受診者に対して糖尿病予防・改善のパンフレットを送付するなどの普及啓発に取り組み受診に繋げる取り組みをしている。
〇この間の事業効果についてどの様にみているのか。
●未受診者が医療機関を受診することで早期発見、早期治療に繋がっており、透析の抑制に一定の効果が出ている。更にこの取り組みを強化していきたい。

3.勤労者の精神疾病予防事業
〇本事業の概要は。
●労働安全法は、労働者が常時50人以上の事業所に対してストレスチェックの実施を義務ずけているが、国保加入者には50人未満の事業所で就労している方もおり、保険者として、これらの方にも同等の検査を受けてもらい、高ストレスと判断された場合には、希望により医師との面談も出来事としている。
〇医療給付費に占める精神疾病の割合と金額は。
●R2年度で全体の医療費に占める割合が13.8%、8億936万円となっており、がんに次ぐ医療費に占める割合としては2番目となっている。
〇就労者や事業者に対して、何某らの動機付けやインセンティブを働かす取り組みは出来ないか。
●新年度については事業主が加入する団体を通じて、より個別に普及啓発を行う。メンタルヘルスについての理解を深める取り組みを継続してまいりたい。
〇新年度予算には、本事業費に27万円しか予算計上されていない。予算付けをしっかりして対策を強化すべき。
●先ずは、どの様な取り組み強化が出来るのか検討をしていく。

4.脳ドック・PET/CTがん検診事業
〇事業効果として、実際に早期発見、早期治療にどのくらい繋がっているのか。その効果額は。
●脳ドックの受検者171名のうち、要治療5名と要精密検査12名となり、その17名中15名の対象者が早期発見・治療に繋がっている。また、PET/CTがん検診の受検者76名のうち要精密検査が14名全員が早期発見・治療に繋がっており、一定の事業効果が出ているものと推測される。
〇令和2年度から脳ドックの定員数を220→190へと減らしているが、理由は。
●脳ドックの定員数は、実施医療機関が6か所と限られており定員枠は290名。国保では190名へと減らしたが、後期高齢者医療で100名に増やした。
〇今後の脳ドックの拡大は出来ないか。
●医療資源が限られていることから、当面は国保と後期高齢者医療と調整しながら現状を維持してまいりたい。

5.総合窓口民間委託経費
〇令和4年10月からの総合窓口の民間委託に保険年金課も追加されることによる負担金は。
●国保会計負担分としては5,090万3千円の委託料を予算計上している。
〇国保会計における本取り組みによる効果額は。
●国保会計単独での効果額を示すことは出来ないが、総合窓口フロア全体としては、5年間で約2億円の財政効果を見込んでいる。
〇市民サービス向上の具体的な取り組みは。
●民間のノウハウを活用した効率的な運営を行うこと、また窓口の繁忙期や閑散期に応じた職員配置により待ち時間の軽減が期待され、市民サービスの向上が図られる。

6.歳入
〇R4年度から課税限度額が引き上げられるが、その対象と影響額は。
●基礎分と介護分の合計で、現在の96万円から99万円に引き上げられる。対象世帯(基礎分)は155世帯で影響額は約353万円を見込んでいる。
〇国保会計の都道府県化に伴い導入された制度で、国保税の収納率や医療費の適正化に取り組んでいる内容を評価し、その度合いに応じて交付金の支給を受ける保険者努力支援制度によるR4年度の交付見込み額は。
●R4年度の見込み額はR元年度からR3年度までの取り組みが評価される。交付額は4,831万円を見込み、前年比1,223万円の減となる。
〇今後の取り組み強化の考えは。
●毎年、評価のポイントや加点について変更があるため、必ずしも現在の取り組みが今後の加点に結び付くとは限らない。北海道と連携し、指標の分析や各項目のポイントを踏まえた取り組みの強化・継続を図っていく。
〇今後の国保税の見直しの考えは。
●次期税率改正はR6年度を予定。今後も中期的な視点を持ちながら、被保険者負担の急激な変化を生じさせないよう検討する。
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今日から予算委員会

今日から3月に突入です。
本州からは梅の花の便りも届き、少しづつではありますが確実に春に近づいてきていることが感じられます。

嫌なニュースがありました。
それは、サイバー攻撃によってトヨタ自動車の国内の全ての工場が生産を中止し、北海道苫小牧工場も今日から稼働停止となるという報道です。
昨年5月にアメリカ最大のパイプラインがロシアのハッカー集団からサイバー攻撃を受けて、経済活動に大きな影響を受けたという出来事がありました。
今回のサイバー攻撃についての関連性は分かりませんが、ロシアのウクライナ侵攻に対する日本の経済制裁に対する報復の一面があるのではないかと心配するのは、私だけではないような気がいたします。
私たちの日常は世界のできごとに繋がっているということを改めて思い知らされました。
一日も早い復旧と犯罪者の究明を願います。

今日から令和4年度予算特別委員会がスタートいたします。
予算委員会の審議は、議員が一般会計と企業会計の二手に分かれ3月8日までの予定で質疑が行われます。
私は今回の予算委員会では企業会計に所属することになり、ここ数時間にわたり質疑の準備を進めておりました。
私にとっては一般会計と比べて苦手な分野の多い企業会計でありますが、市民の暮らしの安定と安心に向けて、しっかり取り組んでまいりたいと思います。

令和4年度に向けた 会派 改革フォーラムの政策・予算要望(全31項目)を、市の回答と合わせて1項目づつ報告させていただいております。各項目に関する疑問やご意見などもいただければ有難いです。

14 行政改革プランにおける民間委託の推進
令和2年4月に策定した「苫小牧市行政創革プラン」(R2年度~R6年度)は、市民サービスの向上と行政費用の抑制が求められており、「民間でできるものは民間へ」の考えのもと、積極的な民間委託の推進が求められております。
民間委託の推進について具体的には、創革プランにも掲げられている①本庁舎における総合案内業務、②放課後児童クラブ、③上下水道事業などの民間委託について早期導入を求めます。

【回答】(総務部行政監理室 担当)
苫小牧市行政創革プランでは、行政事務や施設の管理等に関わる民間活力の活用の取組を進めておりますが、その取組にあたっては、市民サービスの維持・向上はもとより、安定性や継続性の確保を含め、民間委託等の検討を積極的に行ってまいります。
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