会派の視察調査
昨日、会派の視察調査で北見市役所に伺いました。
視察調査はコロナ禍により、この3年間委員会視察調査はもとより、会派の視察調査も熟しておりましたが、再開するにあたり先ずは道内の先進事例を学ぶという事で、2ヶ月ほど前から準備を進めておりました。
その結果、旭川市の「ICTパークプロジェクト」と北見市の「書かないワンストップ窓口」の2つのテーマで議会事務局を通じて両自治体と調整をしておりましたが、今回の日程がコンクリートされた後に一昨日の港管理組合定例会の開催通知が届いたので、私は止む無く旭川市に伺うことを断念し、北見市に日帰りで会派に合流させていただくことになりました。
北見市の窓口サービス改善事業の取り組みとしての「書かない窓口」は、多くの自治体関係者が一度は耳にしている有名なフレーズです。
折しも、今朝の北海道新聞に政府が政府が主催するデジタル技術を活用した地方自治体の取り組みを競うイベント「夏のDigi田甲子園」で、課題解決につながった取り組みを対象とした「実装」の市部門で、北海道代表で出場した北見市の「書かないワンストップ窓口」が全国ベスト4に選ばれたと報じられています。
北見市では、市役所庁舎の移転問題で揺れていた時期がありますが、その時期に市役所の各部署が別々の場所に点在していたことから、市民が各種証明書を取り寄せるのにたらい回しを強いていたという課題があり、10年以上前から窓口業務の改善に取り組んできたという経緯があったようです。
「書かない窓口」と聞くと、各種証明証を受け取るための申請書を市民が書かないで、ただ単に対応した職員さんがコンピューターに入力し、携帯電話の手続きをするようなイメージをしてしまいがちですが、北見市では出生、死亡、住所変更、税証明、国保、介護、医療助成、年金、障がい、公営住宅、ワクチン、学校などあらゆる行政サービスの手続きがワンストップで短時間で、完了させる住民サービスに特化した「窓口課」を設立していました。
分かりやすい例を上げれば、市内で住所が変わった際には住民課に住所変更を提出するだけではなく、子どもがいれば保育園や学校の手続き、児童手当の手続きなどその市民が関係するあらゆる行政サービスの手続きが、それぞれの担当課を回って同じような書類を書かなくて済むという事になります。
だいぶ前になりますが、友人から子どもが生まれて市役所に手続きに行ったら、半日以上かかった愚痴を言われたことを思い出しました。また、最近では親が亡くなった際の手続きに市役所に行ったら4時間かかり、足りない書類などもあり複数回市役所に足を運んだという話もお聞きしました。
苫小牧市でも、令和2年から総合窓口フロアを設置してワンストップ化や窓口業務の民間委託を進めており、業務の効率化や行政サービスの向上の取り組みを進めています。
今後のこれらの取り組みの中で北見市の業務改善の先進事例を参考にして、私たちの立場からも窓口サービスの改善について議論してまいりたいと思っています。

視察調査はコロナ禍により、この3年間委員会視察調査はもとより、会派の視察調査も熟しておりましたが、再開するにあたり先ずは道内の先進事例を学ぶという事で、2ヶ月ほど前から準備を進めておりました。
その結果、旭川市の「ICTパークプロジェクト」と北見市の「書かないワンストップ窓口」の2つのテーマで議会事務局を通じて両自治体と調整をしておりましたが、今回の日程がコンクリートされた後に一昨日の港管理組合定例会の開催通知が届いたので、私は止む無く旭川市に伺うことを断念し、北見市に日帰りで会派に合流させていただくことになりました。
北見市の窓口サービス改善事業の取り組みとしての「書かない窓口」は、多くの自治体関係者が一度は耳にしている有名なフレーズです。
折しも、今朝の北海道新聞に政府が政府が主催するデジタル技術を活用した地方自治体の取り組みを競うイベント「夏のDigi田甲子園」で、課題解決につながった取り組みを対象とした「実装」の市部門で、北海道代表で出場した北見市の「書かないワンストップ窓口」が全国ベスト4に選ばれたと報じられています。
北見市では、市役所庁舎の移転問題で揺れていた時期がありますが、その時期に市役所の各部署が別々の場所に点在していたことから、市民が各種証明書を取り寄せるのにたらい回しを強いていたという課題があり、10年以上前から窓口業務の改善に取り組んできたという経緯があったようです。
「書かない窓口」と聞くと、各種証明証を受け取るための申請書を市民が書かないで、ただ単に対応した職員さんがコンピューターに入力し、携帯電話の手続きをするようなイメージをしてしまいがちですが、北見市では出生、死亡、住所変更、税証明、国保、介護、医療助成、年金、障がい、公営住宅、ワクチン、学校などあらゆる行政サービスの手続きがワンストップで短時間で、完了させる住民サービスに特化した「窓口課」を設立していました。
分かりやすい例を上げれば、市内で住所が変わった際には住民課に住所変更を提出するだけではなく、子どもがいれば保育園や学校の手続き、児童手当の手続きなどその市民が関係するあらゆる行政サービスの手続きが、それぞれの担当課を回って同じような書類を書かなくて済むという事になります。
だいぶ前になりますが、友人から子どもが生まれて市役所に手続きに行ったら、半日以上かかった愚痴を言われたことを思い出しました。また、最近では親が亡くなった際の手続きに市役所に行ったら4時間かかり、足りない書類などもあり複数回市役所に足を運んだという話もお聞きしました。
苫小牧市でも、令和2年から総合窓口フロアを設置してワンストップ化や窓口業務の民間委託を進めており、業務の効率化や行政サービスの向上の取り組みを進めています。
今後のこれらの取り組みの中で北見市の業務改善の先進事例を参考にして、私たちの立場からも窓口サービスの改善について議論してまいりたいと思っています。

