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会派の視察調査

昨日、会派の視察調査で北見市役所に伺いました。
視察調査はコロナ禍により、この3年間委員会視察調査はもとより、会派の視察調査も熟しておりましたが、再開するにあたり先ずは道内の先進事例を学ぶという事で、2ヶ月ほど前から準備を進めておりました。
その結果、旭川市の「ICTパークプロジェクト」と北見市の「書かないワンストップ窓口」の2つのテーマで議会事務局を通じて両自治体と調整をしておりましたが、今回の日程がコンクリートされた後に一昨日の港管理組合定例会の開催通知が届いたので、私は止む無く旭川市に伺うことを断念し、北見市に日帰りで会派に合流させていただくことになりました。

北見市の窓口サービス改善事業の取り組みとしての「書かない窓口」は、多くの自治体関係者が一度は耳にしている有名なフレーズです。
折しも、今朝の北海道新聞に政府が政府が主催するデジタル技術を活用した地方自治体の取り組みを競うイベント「夏のDigi田甲子園」で、課題解決につながった取り組みを対象とした「実装」の市部門で、北海道代表で出場した北見市の「書かないワンストップ窓口」が全国ベスト4に選ばれたと報じられています。
北見市では、市役所庁舎の移転問題で揺れていた時期がありますが、その時期に市役所の各部署が別々の場所に点在していたことから、市民が各種証明書を取り寄せるのにたらい回しを強いていたという課題があり、10年以上前から窓口業務の改善に取り組んできたという経緯があったようです。
「書かない窓口」と聞くと、各種証明証を受け取るための申請書を市民が書かないで、ただ単に対応した職員さんがコンピューターに入力し、携帯電話の手続きをするようなイメージをしてしまいがちですが、北見市では出生、死亡、住所変更、税証明、国保、介護、医療助成、年金、障がい、公営住宅、ワクチン、学校などあらゆる行政サービスの手続きがワンストップで短時間で、完了させる住民サービスに特化した「窓口課」を設立していました。
分かりやすい例を上げれば、市内で住所が変わった際には住民課に住所変更を提出するだけではなく、子どもがいれば保育園や学校の手続き、児童手当の手続きなどその市民が関係するあらゆる行政サービスの手続きが、それぞれの担当課を回って同じような書類を書かなくて済むという事になります。
だいぶ前になりますが、友人から子どもが生まれて市役所に手続きに行ったら、半日以上かかった愚痴を言われたことを思い出しました。また、最近では親が亡くなった際の手続きに市役所に行ったら4時間かかり、足りない書類などもあり複数回市役所に足を運んだという話もお聞きしました。
苫小牧市でも、令和2年から総合窓口フロアを設置してワンストップ化や窓口業務の民間委託を進めており、業務の効率化や行政サービスの向上の取り組みを進めています。
今後のこれらの取り組みの中で北見市の業務改善の先進事例を参考にして、私たちの立場からも窓口サービスの改善について議論してまいりたいと思っています。
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港管理組合議会一般質問報告

昨日、令和4年第2回港管理組合議会定例会で一般質問に登壇しました。
以下、〇が質問要旨、●が答弁要旨です。

1.ロシア・ウクライナ情勢
(1)苫小牧港への影響について
〇ロシアがウクライナに侵攻し世界が驚愕してから半年が過ぎ、苫小牧港においても両国からの輸出入あり、一定程度の影響が出ているのではないかと思われるが、それらの具体的影響と、この戦争が長期化すると言われている中で、港湾経営に及ぼす影響は。
●ウクライナからの輸入は飼料が若干あり、ロシアとは石炭と中古車の輸出がメインとなっている。現在のところ、大きな影響はない。従って、現時点では歳入が減少するなど港湾経営に大きく影響は出ていないが、今後はウクライナ情勢が世界経済に及ぼす間接的な影響も考えられ、港湾の利用状況を注視していく。
(2)北極海航路への影響について
〇ロシアによるウクライナへ侵攻により、これまで誘致を進めてきた北極海航路は見通しのつかない状況であるのではないかと懸念する。苫小牧港管理組合として、北極海航路利用促進に係る今後の対応についての考えは。
●北極海航路の詳しい状況は把握しきれていないが、少なくとも中長期視点から北極海航路の利活用について検討していくことは重要である。これまでの苫小牧港に寄港した実績(4回)のある船会社との情報交換などを実施し、今後の動向を注視していく。

2.新たな津波浸水予想への対応について
〇北海道は、本年7月に日本海溝・千島海溝沿い巨大地震の市町別の被害想定として、厳冬期などの最悪の時間帯で発生した場合には苫小牧市の死者数が最大4万人に達すると公表し、港湾関係者に不安が広がっている。現段階での新たな津波浸水予想図に基づく港湾の避難計画の策定時期と、その内容は。
●年度内に策定される苫小牧市の津波避難計画の見直しを受けて、令和5年度内の見直しを予定している。
〇苫小牧市の津波避難計画の策定受けてからスタートさせるのではなく、港湾関係団体などから避難計画策定に向けた意見聴取など、準備にとりかかり、令和5年度内と言わずになるべく早い時期の策定を目指すべき。
●港湾関係企業の避難計画、避難状況などのアンケート調査を実施するので、一定程度の時間を要するが可能な限り見直し作業が早められるよう努力していく。

3.カーボンニュートラルポートの取り組みについて
〇6月に国土交通省が全国の港湾ターミナルごとに、脱炭素化の対応を認証する「港湾ターミナル・グリーン制度」を今年度内に策定する旨を公表したが、既に着手している苫小牧港カーボンニュートラルポート形成計画の取り組みとの整合性をどう図っていくのか。
●この認証制度は、現在、国交省港湾局が主催する検討会で議論されており、その制度やガイドラインについては今後公表されるが、議論の経緯について注視しながら、苫小牧港として適切に対応していく。企業のサプライチェーンの脱炭素化にに取り組み、苫小牧港がしっかりと役割を果たせるよう取り組んでいく。
〇「港湾ターミナル・グリーン制度」と当港のカーボンニュートラルポート計画策定は同時並行的に進めていくということになり、国交省の示す指標のポイントや加点を逃してしまう懸念もある。その際の対応をどの様に考えているのか。
●計画策定後においても見直しについて適宜フォローアップしていくことを考えており、制度内容の追加や変更について柔軟な対応を取り、荷主や船会社から選択されるための港湾競争力を身に着けていく。

4.東港コンテナターミナル内の安全対策について
〇先の一般質問で、東港コンテナヤード内における安全対策として、荷役機械のRTG(タイヤ式門型クレーン等)のメンテナンス場所がコンテナヤード内のトラック道路にはみ出し、過去に事故が発生するなど危険な状況が常態化していることを指摘し改善を求め、改善に向けた協議をしていくとの答弁があったが、その後の協議と検討結果と改善の見通しは。
●これまで指定管理者及びメンテナンス業者で打ち合わせを重ね、メンテナンスに適した場所や必要な設備の確認をしている。現状のRTGのメンテナンス場所における、作業時の安全性を高めるため、出口デートの移設などによって十分な作業スペースを確保しているが、今後も必要に応じて誘導員の配置を検討するなど、安全対策の更なる強化を図っていく。
〇最近、現場で働く皆さんから現況をヒアリングしたところ、管理組合と現場の認識のずれが生じていると感じる。具体的には、本年5月から3社の荷役会社のご努力で、荷揚げの効率化が図られて沖待ち時間の短縮を実現されている一方、コンテナヤードの混雑は以前よりも増し、メンテナンス場所がトラック道路にはみ出している状況は以前よりも悪くなっていると聞いており、いま一度、安全対策の確認と対策の検討を再度求める。
●再度現場を確認した上で、メンテナンス場所の利用状況に応じて、誘導員の配置を検討するなど、指定管理者を指導してまいりたい。
〇(今ほど)答弁された対処療法的な対策と同時にメンテナンス場所を移し替えるなどの原因療法的な解決策の検討と取り組みを進めていくべき。以前に関係者と協議したことがあると聞いたが、その後に指定管理者制度が導入され、体制が変わってきているので改めて、現場で働く関係者も含めて解決に向けた方策と時期についての検討を求める。
●その様に検討してまいりたい。

5.ふるさと海岸の維持管理について
〇本施設は、離岸堤の整備により護岸や消波堤の機能を果たしているのと同時に海の眺望や散策などのふれあいの場として多くの市民に親しまれている施設です。しかし、供用されてから17年が経過しており、遊歩道のブロックが浮いてきている個所やデザインタイルの破損、特に遊歩道わきの約300メートルにわたり設置されている排水溝には砂がびっしり溜まり草木が生えてきている状態で排水機能が全く果たされていないばかりか、排水溝の蓋が無い場所もあり、市民から改善を望む声が届捨ている。管理組合としての認識と今後の対応についてお聞かせください。
●施設の状態を年1度、目視による点検を行うほか、異常が発見された場合には、その程度に応じて適宜、修繕等の対応をしている。今年についても、指摘の通り、排水溝に砂が溜まっている状態を把握しているので、砂の除去や蓋の設置などの修繕を行う予定にしている。
〇今の排水溝の状態は、2~3年でなっている状態ではない。しっかり、点検した上で改善するように求める。(要望)

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南高校同窓会

土曜日、苫小牧南高校同窓会(永井邦邦会長)の平成4年度総会並びに懇親会がアールベルアンジェ苫小牧(旧サンシャイン)で開催され参加してまいりました。
南高校の校長先生、教頭先生、事務長さんを来賓として迎え、歴代先生の2名駆けつけていただき、私たち1期生から20期生までの50名が参加しました。
コロナ禍により3年ぶりに開催された同窓会でしたが、懇親会は料理の個人盛、席の間隔を空けて仕切りを配置するなどの感染対策も万全に取られ、運営も恒例のゲームや校歌斉唱も取りやめるなどの配慮がされ、開催までに漕ぎつけるまでの苦労が感じられました。
そんな中でも、この中止の間に還暦を迎えた1期生から3期生までの参加者に対して、記念品としてアウトドアメーカー モンベルの扇子をいただくという嬉しいサプライズがあり、私も有難く頂戴しました。
来年の夏から、大切に使わせていただこうと思っています。
いろい制限があった中ではありましたが、懐かしい顔も見ることができ楽しい時間を過ごさせていただきました。
感謝。
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議案説明会

昨日、9月2日に開会する第24回市議会定例会に向けた議案説明会が開催されました。
本定例会には、継続費や健全化か判断比率などの財政指標などの報告4件。教育委員などの人事案件、決算認定、補正予算条例案件、動産の取得などの議案が計24件が提出される他、開会日に岩倉市長から今後4年間のまちづくりに向けた「市政に臨む基本方針」が述べられ、議案検討日を挟み各会派の代表質問が行われることになっています。
私たち改革フォーラムからは越川代表が代表質問に登壇することになっており今後、会派内の意見調整を経て質問準備が進められることになっています。
今定例会に提出される補正予算は一般会計16億7千万円、特別・企業会計会計は6億7千万円の総額23億円(一世帯当たり1万2千円)が提案されることになっています。
補正予算の概要としては、新型コロナ感染症関連対策として、保育所・学校や福祉施設等に対する感染防止対策やワクチン接種追加経費に4億3千万円、道補助金を活用した低所得の高齢者等への支援金として2億6千万円などが盛り込まれています。
また、条例の提案には10数年前から議論があり、一度はたち切れとなっていた公務員の65歳までの「定年延長」に係る関連の条例改正案がいくつか提出されております。
これらの議案資料をよく精査し、定例会に臨む準備をすすめたいと思います。

港の現場についての懇談

昨日、会派の同僚議員を通じて、港湾荷役の現場で働く皆さま方と懇談する機会をいただきました。
これまでも、断片的に港の課題についてはお聞きしておりましたが、懇談を進める中で私が知らないことも多く貴重な機会となりました。来週明けの港管理組合議会の一般質問で取り上げる項目の中でも、論拠となる現場の声をお聞かせいただきましたので、それらの内容も織り交ぜて質問原稿を完成させたいと思います。
近いうちに、会派メンバーを誘って現場視察させていただくことも快諾いただきましたの更に港に関する勉強を深めてまいりたいと思っています。

苫小牧港管理組合議会一般質問通告

昨日、8月29日に開催される令和4年第2回苫小牧港管理組合議会定例会の一般質問通告が締め切られ、私は6項目について通告させていただきました。
以下、質問通告となります。
ほぼ、これらの項目に関する質問の内容は固まってきておりますが、関連事項に関するご意見やご要望があれば、明日中であれば柔軟に対応できとる思いますので、ご一報ください。

1.ロシア・ウクライナ情勢
(1)苫小牧港への影響について
(2)北極海航路への影響について
2.新たな浸水予想の対応について
3.カーボンニュートラルポートの取り組みについて
4.東港区立地企業への利便性向上について
5.東港コンテナターミナル内の安全対策について
6.ふるさと海岸の維持管理について

政経懇談会

昨日、9月2日に開会する第24回市議会定例会に向けた市長と会派の政経懇談会が市長応接室で開催されました。
今定例会は、岩倉市長が先の市長選挙で再選され初めての定例会となることから、開会日に岩倉市長から今後4年間のまちづくりに向けた「市政に臨む基本方針」が述べられ、それに対する各会派の代表質問が行われることになっています。
政経懇談会では市長から、本定例会に提出する議案についの背景や経緯、新型コロナ感染状況とその対応、2年ぶりに開催されているまちかどミーティング、氷上の甲子園のコロナ感染発生による大会中止判断などについて説明がありました。
会派のメンバーからは、エガオ問題の進捗、コロナの自宅待機における状況、企業版ふるさと納税の状況などについての意見や質問が出され、私からもPFI方式による市民ホール建設に向けた準備状況と直近の新型コロナ感染拡大を受けたイベントや行事の開催是非に係る指針の必要性についてお話させていただきました。
これらの詳しい内容について、ここので書き込むことは控えなければならないと存じますが、関心のあることがございましたらご一報ください。

夜は、中小企業家同友会の8月例会「DXに向けた挑戦~中小企業が抱える課題とデジタル技術導入による業務効率化策~」と題し、会員企業の取り組みから①製造業の総務人事、②高齢者施設での機器導入事例、③電気工事業の現場管理、④同じく電気工事業の労務管理と現場管理の4者から、しくじりも交えた事例発表がありました。
中小企業が抱える人手不足、経費縮減という立場から、関連補助金の活用を交えた身近な事例があり、たくさんの気付きを得た良い例会であったと感じました。
担当された総務ICT委員会の皆さま、事例発表いただいた会員企業の皆さま、大変お疲れさまでした。

先週末

この週末は、特別な用務も入っておらず市外の高校時代の友人たちと居酒屋で一杯やったり、野外での軽いスポーツで汗を流させていただきました。
そんな中、9月2日に3年ぶりの復活開催を予定していた屋外での「ビール例会」が中止するとの知らせが届きました。あらゆる行事がコロナ対策を施しながら、復活の兆しが出てきたところですが、重症化しずらいと言え感染者が過去最高の状態が続いている中では、やむを得ない判断だと思われます。
今週末には、やはり3年ぶりに以前に会長を務めていた苫小牧南高校の同窓会が開催される予定となっています。役員さん方はここ最近のコロナの感染拡大を受けて、会場側との調整など開催の是非について随分悩まれているのではないかと思います。
まだしばらく、各方面でのイベントや行事の開催については悩ましい判断が続くものと思われます。

今週から、8月29日に開催の港管理組合定例会、9月8日から開会する市議会定例会に向けた事前の準備作業が始まります。しっかり、進んでまいりたいと思っています。

糸井駅周辺でのイベント企画

先般、糸井駅の近くで飲食店を経営する店主さんから「糸井駅南側のロータリーで飲食イベントを企画したいと考えているが相談にのってもらいたい」という連絡を受けました。
更に話を聞き進めると糸井駅がトイレや暖房も使えない無人駅になり、近くの「しらかば温泉」も閉鎖されることになり、何とかこの地域を盛り上げるために近くの飲食店やお店を巻き込んだイベントを実施したいというお考えでした。
昨日、当該地を所管している市道路維持課に、この店主と同行させていただき、占有許可などの可能性をお聞きしてまいりました。
担当課の見解としては、糸井駅南側ロータリーを一帯的的に占有許可を出してイベント会場に使用することは、JR北海道の協議の他、警察の許可に高いハードルがあるのではないかという説明でした。
色々な周辺状況や過去のイベントの事例などの話も伺いながら検討した結果、ロータリー歩道の一部無占有許可と周辺の商業施設のエリアを巻き込んだ中で実施するか、それとも割り切って糸井駅から少し外れたところでイベントの企画をするかのいづれかの選択肢に絞られた感じです。
この店主さんからは予てから、糸井駅とその周辺の再生についての熱い思いを伺っておりました。今後も引き続き微力でありますが何とかお力になりたいと考えています。

投票率とせんきょ券

先日、知人から「投票証明書が全く使われおらず、市選管は投票率を上げる気があるのか?」というお怒りのLINEが届きました。
以前から、投票率の低下対策については議会議論になっており、成人式や大きなイベントなどで投票を促すキャンペーンを実施したり、新たに商業施設に期日前投票所を設置するなどの対策を打ってきてはおりますが、先の参議院選挙や市長選挙でも投票率低下に歯止めがかかっておりません。
前述の投票証明書なるものについても、議会議論がありましたので承知はしておりましたが、私は思うところがあり、導入については推進の立場ではなかったこともあり、現状把握ができていませんでしたので昨日、選管からヒアリングさせていただきました。
苫小牧市では「せんきょ券」という名称で平成26年からの各級選挙において、投票に来た市民やその子どもたちへも来場記念と選挙啓発の意味も込めて発行しているのだそうです、
私がこの「せんきょ券」を見るのは初めてでしたが、職員が手づくりしたもので昔の汽車の切符くらいの大きさで、上質紙にカラー印刷をしたような感じのものでした。
これは、法で定められたものではなく自治体によっては呼び名も券自体の様式もバラバラであり、導入している自治体もおそらく半分程度ではないかというお話でした。
投票の自由や投票の秘密に配慮しながら、あくまでも来場記念カードという意味合いで発行しているとの説明でした。
一方、小樽市では、昨年10月の選挙の際に地元の飲食店や美容室など14店舗で「選挙割」といって投票証明書を持参すると、割引やサービスをするという企画を実施し、40枚が使用されたそうです。
苫小牧市内でも選管が知っている限りでは、先の選挙で1店舗の飲食店が取り組んでいただいたようだと話されていました。
市の選管では現在、先の投票率の低下を受けて投票証明書を含めた各自治体の投票率向上の取り組みについて調査している最中であり、この結果を踏まえて当市の今後の取り組みを検討するとも話されていました。
私も選ばれる側の一員であり、投票率低下の責任もあるものと考えております。今後の市選管の取り組みを注視しながら、自らも選ばれる側の一員としても考えを深めてまいりたいと思っています。
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お盆休み

13日から16日まで、ブログ「日暮つづり」はお盆休みをいただいておりました。
この間、市民会館で開催された令和4年度「平和記念式典」への参列。新年度予算編成に対する会派要望の打ち合わせ会議などを行いました。また、プライベートでは墓参り、自己所有のソーラー発電所の草刈り、友人宅でのバーべーキュー、野外での軽い運動などをして過ごさせていただきました。

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今日から再始動となるわけですが、8月29日に開催される港管理組合定例会の一般質問も準備や9月8日から開催される市議会定例会、その直後には令和3年度決算委員会が開催される予定となってます。また、3年ぶりの会派の視察調査で北見市に伺う予定がありますし、来月明けには新年度に向けた会派要望書をまとめるという作業が入っており、少々忙しくなりそうです。気合を入れて今日から再始動したいと思っています。

「山の日」の過ごし方

昨日、「山の日」の祭日でお休みをいただきました。
この「山の日」にあやかってという訳ではありませんが、山方面に出向き軽いスポーツで終日汗を流させていただきました。
そういえば、私が子どもの頃と比べて近年は祭日が増えてきたような気がします。有難くその恩恵にはあやかってはいるもののその由来や経緯について理解していない私です。
そこで、少し調べてみたところ「山の日」は2014年に制定され、2016年から施行されたそうです。当初は祝日のない6月にする案や、「海の日」(7月第3月曜日)の翌日にする案などがありましたが、お盆のころで休暇がとりやすい8月11日になったようです。一時はお盆前の8月12日が有力でしたが、日航機墜落事故が起きた日と重なることから見直され、8月11日に落ち着いたという経過もあったようです。
更に、ググってみると「八」の字が山の形にみえるため「8」、木が立ち並ぶイメージから「11」というふうに、山を連想させる数字だから、この日に制定された解説しているページもありました。
山育ちの私としては、より身近な祭日であることが分かりましたので、来年からは制定の趣旨に沿った「山の日」を過ごすために、実家のあった日高町で過ごすとか、身近な樽前山に登りに行くなどの過ごし方を考えてみたいと思っています。

今日一日仕事をして、また明日からお盆休みの方もいらっしゃることと思います。とびとびで行事や用務も入っていますが、ブログ「日暮つづり」は16日までお盆休みをいただこうと思っています。
ご容赦ください。

子どものいのちをまもる議員連盟

昨日、「子どものいのちをまもる議員連盟」と各団体との懇談会が議会大会議室で開催されました。
参加していただいた団体は町内会連合会、老人クラブ連合会、民生委員児童委員協議会、子ども会育成連絡協議会、PTA連合会の5団体の代表の皆さまと議連メンバー14名が参加して約2時間にわたり、各団体の活動内容や子どもの見守りや育成に関わる取り組みについてご紹介いただいた後に議連メンバーとの懇談に移りました。

この「子どものいのちをまもる議員連盟」については昨年発足しておりますが、当時、市民からの情報提供を受けながら市が対応できなかった市内アパートで発生した幼児死体遺棄事件のについて粘り強く議会議論に取り組んでおりましたが、途中、孤立感や無力感も味わいながら、最終的には事件の検証の取り組みと再発防止策を実現させた直後であり、思うところがあり本議連への参加を見送っておりました。しかし、発足後に改めて議連へのお誘いをいただき、今回初参加したという経緯があります。

会議では各団体の取り組みの紹介の中で知らなかったことや気づきもありまし、議員側からの質問ではコロナ禍の学校行事やイベント中止による子どもたちへの影響、SNSによるいじめ問題、ヤングケアラーなどの課題について質問が出されていました。
私からは、虐待やネグレクトなどの影響下にある見えない子どもの発見やそのような子どもに気づいた際の各団体の対応やご意見についてお聞かせいただきました。
困っている子どもの異変などに気づき、関係機関に繋げる地域力など今後の取り組みについて考えていきたいとおっしゃっていただいた団体もあり、期せずしてオブザーバー参加していた市の子ども相談課から、懇談会終了後に関連資料が配られたようでした。

いま、苫小牧市では市役所、児童相談所、学校、警察、病院などで構成する「要保護児童対策協議会」という組織があり、虐待やネグレクトなどの恐れのある子どもを早期発見し、支援に繋げるとい協議会が設置されており、年間、延べ人数として200人弱の子どもを対象としてケース会議が開催されているそうです。
前述した児童死体遺棄事件については、おそらくこの要保護児童対策協議会にも繋がらなかったケースであろうと思っており、この表面化しない、潜在的なケースをどうやって発見し、支援に繋げていくのかという課題があると考えております。
私自身も含め、地域の子どもを見守るを養っていかなければならないと考えています。

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最賃の引き上げ

今朝の北海道新聞のトップ記事に「道内最低賃金920円」という見出しが出ています。現在の最賃から31円という国の目安を上回る引き上げとなり、10月2日から適用されるとの内容です。
毎年、苫小牧市議会としても最低賃金の引き上げを求める要望意見書を国などの関係機関に提出し続けています。その際の市議会内での議論となるのは、最賃を引き上げること自体に異論はないものの同時に、このことによって大きな影響を受ける中小零細企業に対する税制面などの対策もセットであるという意見も出され、この事も要望意見書の内容に盛り込まれていたと記憶しています。

最低賃金というワードには少々苦い思い出があります。私が新卒で勤めていた会社で入社2年目で総務課の唯一の先輩社員が退職をされ、引き継いだ業務の一つにパート・アルバイトの給与計算がありました。当時の私は最賃法なるものがあるのも知らず、当時1時間当たり430円ぐらいだったと思いますが、最賃が上がったことも知らずに数年間に及び引き上げ前の賃金で支給しており、ある日突然、労基署に呼び出されて改善指導を受けたという経験がありました。
それから、とき移り40年近く経ちました金額だけ見ると倍になりましたが、当地のお金の価値と比べるとこの水準がどの程度なのか、分かる人がいれば教えていただきたいと思っています。
いま、あらゆるものの物価高により、私たちの暮らしは苦しくなってきています。その意味では今回の引き上げを大いに歓迎したいと思いますが、中小零細企業からの立場からいうと仕入れ価格やエネルギー関係の高騰に加え、今回の最賃引き上げが経営継続を困難にして、雇用の維持ができなくなったのでは本末転倒ということになります。
是非とも前述した中小零細企業に向けた対策についても同時に取り組まれるよう強く望みます。

先週末

この週末、3年ぶりに苫小牧市の最大のイベント「とまこまい港まつり」が開催され、天候にも恵まれて多くの市民が夏のひとときを楽しまれたようです。
私は別件があり、花火もおまつり会場に出向くこともできませんでしたが、浴衣姿の若い人たちがおまつり会場に向かいために、バスの停留所で立っている様子を見かけました。
コロナ感染防止の為に恒例の「市民おどり」や「マーチングフェスティバル」「ポートカーニバル」なども中止された事業もありましたが、来年こそは感染が終息して完全復活の港まつりが復活できるように期待したいと思っています。

金曜日、豊川町内会役員会が開催され、昨今の爆発的な新規の新型コロナ感染拡大状況を受けての当面の行事開催について協議いたしました。
9月に開催予定している「長寿を祝う会」は、今年も飲食を伴う懇親会は中止し、対象者に記念品をお渡しすることとし、同月に開催予定の大型バスを連ねて厚真町に出向いての「いもほり」についても、現地からいもを運んでいただき町内会の公園で即売会をするという代替案を協議しました。
いづれの行事も、町内会活動による住民のつながりを維持していくという思いで、かたちを変えてでも継続したいという担当部からの提案をいただきました。
私も両行事に参加し、汗を流したいと思っています。

とまこま港まつりの開催

感染力が強いオミクロン株の派生型のまん延で、過去最多を上回るペースで新型コロナ感染新規感染者数が急増しています。
その様な中、札幌や函館などの全道各地のお祭りが3年ぶりに開催され、多くの人出でにぎわっていると報じられています。
今日から3日間にわたり、苫小牧市においても3年ぶりに「とまこまい港まつり」が、若草町中央公園をメイン会場に開かれることになっています。
昨日、市民の方から「本当に港まつりを開催して大丈夫なの?」というご心配のご意見をいただきました。その際には、新型コロナ対策として、飲食スペースについては長時間の滞在を避けるために立食としたり、食べ歩きやステージイベントでの声援は禁止するなどの措置をとると聞いていることをお伝えさせていただきました。
コロナ急拡大の中、例年は35万人も訪れる苫小牧最大のお祭りの開催の是非について、実行委員会でもギリギリの判断があったもののと想像しますが、出来うる限りのコロナ対策を行っていただき、安全で楽しい3日間のお祭りを無事終えてほしいと願っております。

社協の事業説明会

昨日、市議会議員に向けた「苫小牧社会福祉協議会の事業説明会」が開催され参加いたしました。
社会福祉協議会は、地域の社会福祉活動を推進することを目的とした組織で、行政だけでは賄えない多種多様な住民の福祉サービスを担っていただいております。
この事業説明会は議員の先輩である渡邊敏明さんが会長になってから今年で3回目となりますが、今回は①移送サービス、②新型コロナウイルス関連貸付の実施状況、③成年後見制度利用促進の3項目についての取り組み状況をご説明いただきました。

移送サービスについては、身近に病院がなく公共交通が不便な地域とされる勇払地区と樽前地区を対象に実施されています。トヨタさんのディーラーから車両を貸与していただき、講習を受けた運転ボランティアの方と対象地域の通院が困難な方を社協がマッチングするという画期的にシステムであり、その運用状況についてお伝えいただきました。先般、勇払の知人から「勇払地区から歯医者さんが無くなるので市として何とかならないのか?」というご要望をいただき、市として歯医者さんを設置したり誘致することは難しいが、本制度を紹介させていただき何とかご理解をいただいたというケースがありました。

新型コロナ貸付の実施状況は、感染拡大の影響を受けて休業等による収入減少があり、緊急的に一時的な生計維持のための貸付を必要とする世帯向けに一昨年の2月から開始されている制度です。この間、2年間にわたる苫小牧市内の支給件数は2,163件にのぼり、貸付金額は6億2千万円以上となっています。本制度の申し込み期限はコロナの終息が見込めないことから、既に9回延長されており現在も受付をしている最中だそうです。

成年後見人制度とは、例えば認知症で判断能力が衰えてしまった方がいる場合、その方の財産を不当な契約などから守ることができる制度です。本年4月から苫小牧と厚真町、安平町、むかわ町の1市3町による広域の「とまこまい成年後見人支援センター」が発足し、相談等の対応や市民後見人の育成が図られています。
団塊の世代が75歳の後期高齢を迎える2025年以降に向け、本制度の拡充は喫緊の課題となっています。

ご紹介いただいた事業はいずれも、社会や環境の変化に即応する大切な事業だと思います。しかし、これらは社協が取り組んでいる一部の事業であり、私たち議員も様々な福祉事業やそま取り組みについて理解を深め、必要とする市民からの期待に応えていかなければならないと改めて考える機会になりました。
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行政視察の受け入れ

昨日、つくばみらい市議会の経済常任委員会(8名)が苫小牧市議会に来訪され、苫小牧市の水道事業に関する視察調査がありました。
この視察メンバーに全国若手市議会議員OB会の事務局長としてお世話になっている伊藤正美議長が加わっており、2ヶ月ほど前に視察テーマに関するお問い合わせがあり、担当部と相談の上で視察テーマの候補をご提案した関係から、視察前後のお出迎えとお見送りをさせていただいた次第です。

全国若手市議会議員とは、政令指定都市を除く45歳以下の市議会議員を対象として、私が39歳で初当選した少し前に結成された団体で、私が1期目の際には北海道ブロックの代表を務めさせていただきました。
チャーターメンバーが45歳で卒業した際に、せっかく全国にできたネットワークをなくしてしまうのは勿体ないということで、OB会をつくり現在約200名の会員を抱え、全国持ち回りで定期総会の開催のほかに年2回の研修会やオンラインによる情報交換会が開催されています。
その運営の要である事務局長の伊藤さんの働きにはいつも感心をさせられておりましたので、今回の視察調査に苫小牧を選んでいただき有難く、前泊いただいた苫小牧での二次会のセッティングも手配させていただきました。

コロナ禍により、行政視察の受け入れも中止されていましたが、最近は徐々に復活してきているようで、この秋には苫小牧市議会の各常任委員会も3年ぶりで行政視察が行われる予定となっています。

第7波の感染爆発

昨日、苫小牧市の前週(7/24日~30日)の新型コロナウイルス感染者数が831人だったと報じられています。
先週、医療関係者の方から市内では1日100人を超える感染者が出ているようだとお聞きし半信半疑でしたが、毎日公表されている道内や胆振管内の感染者数の増大から、推測してもやはりそうだったのかという受け止めです。
いまの新型ウィルスのオミクロン株BA5は、ワクチン効果もあってか比較的重症化していないというのがせめてもの救いのような気がしておりますが、感染病床の利用率も徐々に上がってきているようですし、何といっても自宅療養者がどのくらい発生して、どの様な対応がなされているのか市民には伝わってきていないことが気になるところです。
知人が1週間ほど前に熱を出し、発熱外来で検査を受けた際に混雑して中々受信できずに大変だったと話されていました。その方は幸いにして検査結果は陰性でありましたが、第7波の検査の陽性率は8割という高い数字となっています。
福井市では第7波感染爆発で保健所の業務がひっ迫し、感染後の注意点を伝える最初の連絡が感染判明後の3日後になるケースも発生していると聞きました。電話による対応でもこの様な状況なので支援物資の対応についても推して知るべきということではないかと心配になります。
新型コロナ感染拡大の初期の頃の議会議論で、保健所への協力体制の構築を求めさせていただきましたが、この対応についての現況も確認しておく必要がありそうです。
他の自治体では、自宅療養者が24時間電話で相談できる窓口を開設したり、貢献検査キットや無料検査により要請が判明した場合、医療機関を受診せずに「自主療養」を選べ、そこをフォローする体制を構築しているところもあるようです。
いずれにしても、当市においても第7波感染爆発に対応するへく、これまで維持用の取り組みが求められているのではないかと考えています。

先週末

いよいよ、今日から8月です。
昨日は、苫小牧の7月の最高気温33.8度を記録したそうです、、、暑いはずです。
今年の8月は暑さに加えて値上がりの夏、コロナ第7波の夏とも言われていますが、元気を出して爽やかに今年の猛暑を乗り越えていきたいものです。

土曜日、静川遺跡の草刈りボランティアに参加しました。昨年に引き続き2回目の参加となりますが、今年は北海道考古学を研究され、40年前の静川遺跡の発掘調査にも関わっていた赤石慎三先生による遺跡学習をした後に会員20名による草刈りと柵の修理に汗を流しました。
私は、自前の電動草刈り機を持ち込み準備万端を整えて参加したつもりでしたが、肝心のバッテリーを玄関先に置き忘れる大失態…予備で2台持ってきていた燃料草刈り機を持ってきていた会員さんにお貸しいただき、何とか戦力にならしていただきました。
昨日から、この作業の後遺症で腰の痛みと戦っております。
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午後から、遅れて北洋大学を会場として開催された「プレ いけまぜ夏フェスin とまこまい」に参加させていただきました。
いけまぜキャンプは、障がい児も諦めることなく思い切り夏のひと時をスタッフやボランティアと共に楽しく元気に過ごしてもらい、誰もが少しづつ助け合って生きる、優しい社会をつくっていきたいという活動理念に基づき毎年、全道各地で1泊2日のいけまぜキャンプが開催されており、私も白老町や岩見沢などで開催された際に参加させていただいておりました。
本当は、一昨年に満を持して本事業の提唱者である高橋義男医師のおひざ元てある苫小牧市での開催を予定しておりましたが、新型コロナの感染拡大により中止となり、昨年はイオン苫小牧でのパネル展、そして今年は、地域限定の参加とボランティアによるプレ大会の実施となりました。
私も妻と共にボランティアスタッフとして加わり、参加者の皆さんと共にブースのスタンプラリーや夜の花火を楽しませていただきました。
来年こそは3度目の正直で、コロナが終息し全道各地からの多くの参加者を迎い入れできることをご期待申し上げたいと思います。
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