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一般質問報告Ⅰ

昨日、定例議会一般質問に登壇しました。
1.LED照明の導入について
2.ネーミングライツについて
3.中小企業振興について
以上、大きく分けて3項目について質疑いたしました。
本日以降、3日間にわたりその質疑内容について報告いたします。

1.LED照明の導入ついて
東日本大震災の原発事故に発生している電力不足対応する為に官民一体となった節電に取り組んでおりますが、今後の電力需給の見通しについて大変厳しいと言われています。そんな中、節電に大きな効果があり、大幅な経費の削減にもつながるLEDの導入については、イニシャルコストが高く財政上の問題が壁となって、なかなか進まないのが現況です。現在、市は市道幹線の街路灯5,600基あり年間8千万円、生活道路の防犯灯は8,000基で5千万円。双方合わせると年間約1億3千万円の電気料金がかかっています。それを全てLEDに切り替えると電気料は約1/3のに押さえられると言われています。これらを踏まえた提案を交え質疑いたしました。
以下、○が私の質問要旨、●が答弁要旨です。

○LEDは節電に大きな効果をもたらすと言われている。市がLEDに切り替えた場合のイニシャルコストとランニングコストの比較は。
●街路灯と防犯灯を全てLEDに切り替えた場合、5~6年で費用が回収できる。公共施設については第2庁舎では費用回収に14年程度かかると試算している。
○現在建設中の拓進小学校と若草市営住宅のLEDの導入率が100%でないのは何故か。
●LEDの導入率は、拓進小学校64%、若草市営住宅30%となっていいる。照度の従来型と比べ弱いことと経費が嵩むことからこの様な結果になった。今後の新築物件については導入率を高める検討をしていく。
○姫路市では街路灯を既存の灯具を活用した方式により、導入経費を1/3に抑え幹線道路ごとに更新している。この方式も検討するべき。
●試験設置なども視野に入れて検討したい。
○大阪、兵庫などではリース方式を導入して街路灯のLED化を図っている。LED導入による電気料節減コストを原資に追加負担なくしてLEDへ更新している。このシステムを採用に向けて検討すべき。
●前向きに検討していきたい。
○町内会が設置している防犯灯は、新設・更新する際の補助率を引き上げ、従来通りの町内会の負担でてLED化を目指すことになった。しかし、このペースで行くとすべて更新するには33年間かかる。電気料は全額市が負担しており、LED導入削減コストを原資に電球交換の際にも補助するなど更に踏み込み導入促進を図るべき。
●町内会の考え方もあると思われ、当面今回の補助金見直しで対応いてまいりたい。

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