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地方自治体の基金

今朝の北海道新聞6面に掲載されていた小さな記事を見て愕然としてました。
「政府が11日に経済財政諮問会議を官邸で開き、地方自治体が予算を使い切らずに繰り越した財政調整基金などの基金残高が2015年度に21兆円まで膨らんでいることを問題視し『使いきれないお金が積み上がっているのではないか?』と指摘した」という内容です。…首相もこの諮問会議の民間議員もあまりにも地方自治体の実態を知らな過ぎると残念な気持ちになりました。
苫小牧市は、ここ数年間わたり市営バスや公立保育園の民間移譲、公立幼稚園の廃止、下水道処理センターの民間委託、市立図書館をはじめとする公共施設の指定管理者制度の導入など行財政改革に取り組んできました。それは何故かというと、高齢社会を迎えるにあたっての福祉サービスの増大、生産年齢人口の減少による税収減、公共施設の老朽化問題などに備えて反対の声が多くある中を断腸の思いで進めてきた改革なのです。
その結果、関係者の努力と理解によって「限りなく赤信号に近い黄色信号」と言われていた市の財政状況が少しづつ安定化し、財政健全化計画の取組である財政調整基金の標準財政規模の5%以上の確保(20億円)や、平成25 年度に新たに設置した公共施設整備基金の一定額の確保など、基金残高を着実に増加させてきたのです。
『特に使いきれないお金が積み上がっているのではないのか?』という発言が本当ならば許せない思いです。市民サービスは多様化し、本来なら市も議会も本当ならば実現させたい市民サービスの施策や事業も将来に備えなければならい基金を無視して出来ないという判断から、取り組めていない行政サービスも多くあるのです。
この小さな記事を見て憤慨している自治体関係者は多くいるのではないかと感じています。

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