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日中食品フォーラム

連日報じられている中国の地震災害でありますが、痛ましい模様が次々とテレビに映し出されています。死者も5万人以上と推定され言葉もありません。一人でも多くの命が救出されるよう中国の方向に向いて手を合わせるしかありません。

昨日、むかわ町の四季の館で開催された「2008日中食品について考えるフォーラム」に参加しました。同級生でもある主催者代表の挨拶をしたむかわ日中友好協会の小笠原正実君のお誘いでした。
小笠原君は、花岡という地区で農業後継者として米、いも、ニラなどを生産して頑張っている友人です。
中国の天津市から20名の訪問団を迎え開催されたフォーラムは、朝9時半に始まり午後5時半まで講演や事例紹介などの6つのプログラムで構成されていました。全ての参加はできなかったのですが、北大の浅野教授の食品衛生管理の手法であるハセップの講演と惣菜製造業の事例紹介を聴いてきました。
食品衛生管理の手法である「ハセップ」は、NASAの宇宙食安全プログラムの研究から発展したもので、一般食品生産にも広く適用されてきている考え方です。私の知り合いである虎杖浜のタラコ業者さんも、近年この考え方を取り入れた新工場をつくっていました。
 調べたら学校給食調理場にも、厚生労働省の定める集団施設における大量調理施設衛生管理マニュアルが「ハセップ」の概念に基いてつくられているようです。新しい調理場が22年に予定しています。
 これらの話を聞いて、中国の食品生産・消費と北海道農業との関係は今後急速に深まっていく予感がしました。

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