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資源ごみ(廃プラ)の会派勉強会

昨日、会派のメンバーで苫東工業団地にあるの明円工業さんと三笠市のエコパーク三笠さんにおじゃまして、家庭から出されているプラスチックごみのリサイクルについて勉強してまいりました。
苫小牧市では、家庭から週2回出されているプラスチックごみは、缶・ビン、ペットボトル、紙パックなどの資源ごみは全て明円工業に持ち込まれます。

この場所では、リサイクルマークのついている容器包装プラスチック、その他のプラスチック、異物・不適物の3種類に機械や手作業により分けられ、プラスチック製品の材料として再生される容器包装プラスチックは、1メートル四方の梱包圧縮したベールにしてエクパーク三笠へ、その他のプラスチックは固形燃料の製造会社などに引き取られています。
この一連の流れを見学してさせていただく中で、市民の排出マナーは良くなってきているものの未だに異物混入には悩まされており、特に小型のバッテリー充電器などは、火災発生の原因になるために絶対に混ぜないでもらいという話をされていました。
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次にエコパーク三笠さんに移動して、苫小牧で中間処理されたベールが、プラスチック製品の材料に生まれ変わる過程を市のごみゼロ推進課の皆さんと合流して見学させていただきました。こちらには、苫小牧に加えて小樽市など他の自治体からのベールを受け入れており、苫小牧で中間処理された製品は良いという説明もあり何となく誇らしく感じた次第です。
ここで、プラスチック製品の材料になるペレット、ペレットミル(写真下)、PSインゴットという3種の製品になる過程を見学しました。これらの製品は、各メーカーに移送されフォークリフトで荷物を運ぶパレットや断熱材、講演などで使う擬木に生まれ変わっています。
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私たちは、全てのブラごみを家庭から纏めて出していますが、他の自治体では、容器包装プラスチック、その他のプラスチックの分別は、家庭から排出される時点で行っおり、苫小牧では、この工場で分別していただいているという大きな違いがあります。
また、同じブラマークでもよく見るとプラスチックの材質の違いも小さく表示されており、材質によって再利用の製品が分かれているということも知りました。
限られた資源の再利用の為に、行政の役割、市民の役割、事業者の役割を改めて考える機会となりました。

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